さえずりが心地いい
野鳥のつがいなのだろうか
小さな鳥を見かける
季節を感じる
鳴くのは相手を探したり
なにかを守るためなのか
その動きを追うと
なんとなく生き様が、自身に重ねられる
二方の様子を目で追い、また重ねる
鳥には
ひとのように、小難しい理屈はないのだろうが
それでも
本能のみで生きているだけではないような
見ていると、そんなことを想う
相手を信じること
疑わず
自身、納得する
もっと言うと妄信
それでいいとも想える
そんな考えを
鳥に聞いても
叱られるような気もする
明日も
ここへ鳥は来るだろうか
長い坂の絵のフレーム
振り向けば、嫌われたり愛されたり