F1モナコGPでフェルスタッペンが大量リードもペースを落とさなかった理由
マックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPの終盤、2位のフェルナンド・アロンソに約19秒の差をつけていたにもかかわらず、ペースを落とさなかった理由を説明した。

レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、レースが終盤に差し掛かると勝利が確定したように見えたが、一度はバリアにぶつかりそうになるなど、依然としてギリギリの状態で走行しているようだった。

フェルスタッペンは最終的にアクシデントを回避して2023年F1シーズン4勝目を挙げたが、後半戦の全力のアプローチはフェルスタッペンのエンジニアを含む一部の人々から疑問を投げかけられた。

フェルスタッペンは、レース終盤に少しでもペースを落とさなかった理由について「エンジニアにも同じことを聞かれたけど、リズムに乗っているときはそれがより重要だし、そのままでいたほうがいいんだ」と語った。

「16周のうち、バリアにぶつかったのは1回だけだったと思う。もう少しマージンがあると思っていたのにバリアに触れてしまい、『ああ、そうか、マージンがなかったんだ』と思った。でも大丈夫だった」

「リズムが良くてフィーリングがいいほうが、ペースを落として自分のゾーンから外れてしまうよりいいし、タイヤが冷えてしまうこともある」

「それは望ましいことではないし、タイヤはすでにかなり冷えてきていた。だから、そのリズムにとどまった方がいいと思うんだ。オーバードライブしていたわけでもなかったからね。自分のゾーンにいただけだ」

最終的にマックス・フェルスタッペンは、2位のフェルナンド・アロンソに27秒921差をつけてチェッカーを受けた。

マックス・フェルスタッペン F1モナコGP レッドブル・レーシング

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