「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:北京五輪をテレビ観戦して

2022年02月22日 | 時事随想

 感染症蔓延状態の昨今、多くの人がステイホーム状態でしたので、オリンピックをテレビ観戦シた方は多かったと思います。選手にとっても、オリンピックは四年に一度の特別な大会ですので、独特の雰囲気が支配した格別な試合の場だと思われます。目指してきた成果を出せた選手も、心残りの結果に終わった選手もいました。

 私達が選手たちの果敢な挑戦に感動し勇気づけられるのは、選手たちがオリンピックのステージに立つまでの想像を絶する努力を感じ取っているからに他なりません。目標を持って、自分の限界に挑戦し続ければ、人間はこんなにも強くなれるのだと実感することも出来ました。

 ただ、ドーピング問題のワリエワ選手、スーツの規定違反で失格になった高梨沙羅選手など、IOCの対処に対して問題も感じた大会でした。また、SNSで選手を応援する方も多くいましたが、成果を出せなかった選手に対して身勝手な誹謗中傷をする輩もいました。無論、観戦者がすべてスポーツマンシップを持ち合わせているわけではなく、自分の感情をSNSで無分別に表すことに問題を感じない人もいます。

 高木美帆選手は、中学時代から類まれな才能を輝かせていましたから、その頃から私もよく知っていました。ただ、オリンピックでは成果を出せず、次のオリンピックでは選手として選出されずに姉が出場しました。そのどん底から這い上がって、前回の平昌オリンピックの活躍と、今回の北京オリンピックの活躍を見事に達成しました。外国の選手と並ぶと、身体的には劣って見えますが、どれだけ努力をしてきたのだろうかと、感慨深いものがあります。

 高梨沙羅選手は、かつての無敵の戦歴を多くの人が知っていますので、オリンピックの舞台で活躍してほしいという願いは強かったと思われます。今回の結果は、本人が最も残念なことと思いますが、めげずにこれからも活躍してほしいと願っています。選手一人一人の物語が織り込まれたスポーツの素晴らしさを十分に堪能できたオリンピックでした。

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