平均寿命と健康寿命について 書かせていただきます。 

 

平均寿命とは、現在0歳の人が その後、

何年生きられるかという予測値のことです。 

 

つまり、「出生時の平均余命」と言い換えることもできます。

 

一方、健康寿命とは日常生活を制限されることなく

健康的に生活を送ることのできる期間のことをいいます。

 

「日常生活の制限」とは、介護や病気などを指し、

自立して元気に過ごすことができない状態です。

 

長生きの人でも、長期間にわたり介護や入院が必要であれば、

健康寿命は短いということになります。

 

つまり、平均寿命と健康寿命にあまり差がないと

亡くなる直前まで健康に過ごしていたということになり、

平均寿命と健康寿命に大きな差があると

不健康な状態が長いということがわかります。

 

たとえば、平均寿命が86歳、 健康寿命が76歳ならば、

75歳以降の10年間は日常生活に制限があると想定されます。

 

厚生労働省のデータによると、

近年、平均寿命と健康寿命の差が拡がってきています。

 

2001年の男性の平均寿命が78.07歳に対して、

健康寿命は69.40歳で、その差は8.67年でした。

 

つまり、統計的には、健康でない状態になってから

8.67年後に亡くなるということです。

 

同じ年の女性の平均寿命は84.93歳に対して、

健康寿命は72.65歳で、その差は12.28年でした。

 

それが2016年のデータでは、

男性の平均寿命と健康寿命の差は8.84年。

 

2016年の女性のデータでは、

平均寿命と健康寿命の差は12.35年となり、

2001年と比べると、男女ともに差は大きくなっています。

 

現代医療の進歩のおかげで

平均寿命は確実に伸びていますが

平均寿命と健康寿命の差は縮まっていないという事実があります。

 

単に平均寿命を延ばすことよりも、

平均寿命と健康寿命の差が拡がらないよう健康維持に努めて、

介護や寝たきりといった生活をできるだけ少なくすることが

大切だと思います。

 

“自分の健康は自分で守る”ことを意識して

ピンピンコロリを目指しましょう。

 

「食で治せぬ病は、医師も治せない」

これは古代ギリシャ時代の医師ヒポクラテスが

食事の重要性を説いた言葉です。

 

私たちの身体は食べた物でできています。

 

食事は私たちが生きるうえで欠かすことのできない

最も基本的な営みと言えます。

 

その食を疎かにしてしまえば、

いかなる治療法も効力を失ってしまうと、

ヒポクラテスは述べているのではないでしょうか。

 

食事をするということは、栄養を摂ること。

 

当然ながらバランスのとれた栄養状態であることが

体には望ましいのですが

ビタミンやミネラルの一番の栄養源である野菜類の栄養価は

昔とは事情が異なってきています。

 

かつての畑（土壌）は有機物の循環により

土壌微生物の多様性が維持されていました。

 

しかし昨今では、早期収穫、大量収穫など生産効率を求め

農業にも機械化大量生産の波が

押し寄せてきているように思えます。

 

生産効率のために化学肥料が使用されますが、

 これは土壌中の微生物から水分を奪い死滅させます。

 

すると野菜が病気にかかり易くなり、

農薬が必要になります。

 

こうした悪循環により、土壌のエネルギーが枯渇するため、

我々が野菜類を食しても必要な栄養素の摂取は

難しいと言われます。

 

当店には日頃の食事からの栄養不足を補う

栄養補助食品が多数あります。

 

国産原料を使用した酵素飲料、

国産有機栽培の大麦若葉エキス、

高濃度コエンザイムQ10など、

お客さまの健康状態や体質、ご要望などにあわせて

適切なものをご紹介させていただきます。

 

お気軽にお声がけください。

現代の食事からの栄養素の不足を上手に補い、

健康レベルを今よりも、ひと段階アップさせて

元気にお過ごしください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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