～ファンタジックな森のコテージハウスで、素の自分を取り戻す時間を～

50歳で東京から札幌へ移り住み、10数年・・・目指すは生涯現役セラピスト。

日々小さな幸せを見つけるアロマセラピストが綴るセンス・オブ・ワンダー。

木々に囲まれ、小鳥がさえずるアロマ・ヒーリングサロン　グリーンアーチです。

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先日の面会&再会の翌日、2つの展覧会へ行ってきました。

一つ目は、渋谷にあるBunkamura ザ・ミュージアムにて【ザ・フィンランドデザイン展】

北欧に関する展覧会は、一昨年、札幌芸術の森美術館にて、トーベ・ヤンソン氏が描く【ムーミン展】が開催され、それを溯ること数年前、東京ドームで開催された【テーブルウエア・フェスティバル展】でも、北欧のコーナーがあり出かけていました。

2016年は、北欧の旅に行ったくらいですから、北欧テイスト好きです。

特に白樺などの自然素材を使うこと、シンプルで明るい色彩、デザインに惹かれます。

コテージハウスのお客様用の椅子は、デンマークのハンス J. ウェグナーの名作　Yチェア。

お高いので、一脚のみ。

私にとっては清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。

でも本当に気に入っていますし、座り心地は最高～。

薪ストーブもデンマーク製のmoruso にしました。

北欧と北海道の気候や暮らしは似ているので、相通じるものがある。

道外に住んでいたら、こんなに惹かれないかも。

会場で見ている人も、北欧スタイルの方がいらして空間をより心地よいものにしていました。

鑑賞しているときに同じ流れで移動する30代くらいの男性が、すごくセンスが良くて印象に残りました。

ライトグレーのニットの帽子、タートルのだっぷりとした肉厚なセーター、この色が【ザ・北欧】でした。何ともニュアンスのあるブルーでステキ。

そして白のパンツに、コンバースの星が目立った白のスニーカー。

パンツの形と素材が絶妙で、例えばストレートのパンツでも違うし、柔らかめのコットン素材でしょうかちょっと膨らんでいてゆとりがあり、それがヒュッゲを思わせる心地よさでした。

帰りにも見かけることがあり、ネイビーのコートを羽織っていたので、完璧～と思いました。

全ての素材と色彩の分量が心地よかったのです。

だからといって作り過ぎていない、抜け感がありました。

もうお一人は、金髪の70代シニア女性。

綺麗なブルーのセーターに真っ赤なマフラーを首に巻いて、コットンパールの白いロングネックレス、絶妙な色彩バランスでした。

黒髪じゃなく金髪だから鮮やかな色合わせがしっくり合うと思います。

グレイヘアでも素敵かな。

な～んて、ファッションにドキッとする程、おしゃれな方が多かった。

場所と展覧会のテーマだからでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、展示作品は素晴らしいものばかりで、フィンランドデザインの全てに酔いしれました。

それ程期待して行った展覧会ではなく、良い意味で裏切られました。

テーマごとに、展示作品が多岐に渡り、フィンランドデザインの繊細さと大らかさ、無彩色と極彩色など両極の美的感覚のバランス。

緻密な作品作り・・・　その中でも、私は繊細でゆるやかな曲線、美しい色彩センスに惹かれます。

ガラス作品では、タピオ・ヴィルッカラ　「杏茸」

光に当たった時に作り出される繊細な影がものすごく美しい。

ルート・ブリュックの「青い雲」

もうこれは、ずっと眺めていたいほどに最高でした。

ルート・ブリュックは、以前、S先生から教えて頂いたことがあり、独特の深みのある色彩とオリジナリティあふれる表現力に目を見張ったのですが、ここで実際に作品に出会って本当に魅せられました。

（北欧の旅の写真より）

目の栄養、心の栄養と言いますが、美食のフルコースを堪能した・・・そんな気分。

豊かな心持ちになり、幸せなエキサイティング状態が続きました。

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