前の記事は29日に書いて自動更新にしていました。
30日に素晴らしい野球体験ができましたので、この記事を今年の最後と致します。
三木のおじさん主催の「野球大会&教室」に愚息を参加させて頂きました。
冷たい風が身を切る寒空の中ではあったが子供たちは物凄くいい体験ができたと思います。
野球教室のコーチはすべて大学・社会人のトップ選手。
ほとんどが甲子園出場経験者で、中には、今年プロ球団からドラフト指名された選手もいるし、高校生には来年「春の選抜」での出場が決定しているT高校のエースも。
参加選手のほとんどが中学生以上の硬式選手の中、軟式学童はうちの有心・宗秀兄弟分コンビ、そしてGOからの3選手。
やっぱり小さい頃から本物の野球をやってきた選手は違う。
みんな礼儀正しく元気で爽やか。
一旦グランドに立てば、子供相手にでも決して手の抜いたいい加減なプレーは見せない。
子供たちに、しっかり「野球」を見せてくれます。
ありがたいことです。
息子の目の色が違いました。動きも普段とは別人です。
後で息子に聞いてみました。
「この前のロジャースのOBのノック見てどう思った?為になったか?」
「えー別にぃ」
「ほな、今回のはどうやった?」
「そんなん全然ちゃうやん。めっちゃ早く走るし、めっちゃ思い切り打つし、俺がキャッチャーいってもおもいきり投げてくるねんで!」
そういうことです。
手抜きを後輩に見せて何の意味があるのか。
そういう野球道に反することはやめていただきたい。
プロに行こうかというほどの選手なのに、子供相手にでも、この真剣さ。
来年はプロ入り確実といわれる、社会人で最優秀選手賞もとったことのある投手が息子にも投げてくれました。
軟球でもあるし、勿論全力投球というわけではありませんが、バッターボックスの息子にビシビシ投げ込みます。
一球目は唖然と見送るだけの息子。
人生最速の投球に怖さもあったでしょう。
しかし、最後は食らい付いてバットに当て、サードゴロを打ちました。
これは、彼にとって物凄い自信になったと思います。
野球の後は三木のおじさんの店で打ち上げ。
健太郎氏がなかなか来ないので、おそいなあと思っていたら・・・
とらふぐを計六匹も差し入れ。
いっつも男前!
三木のおじさんから「少年野球」の話で勉強させていただきながら、指導者の方々との意見交換。
みなさんと私の考えがほぼ同じ指導論であったのに驚きつつ、少し溜飲の下がった思いでした。
こういう指導者の下で野球が出来る子供たちは幸福です。
邪魔するのはいつも、わかった風で何も解っていない大人。
ただ、まだまだ私の指導が優しすぎるということを実感しました。
Aさんはあるチームの指導者ですが、グランドで話したとき、
「ハッキリ言って私は、他指導者+父兄との戦いです」と仰っていました(笑)。
子供たちの将来を考えた指導ができる人は少ないです。
大人の体面だけを考えた人事をやるチームもあります。
長いスパンで計画した指導で、子供を第一に考えましょうよ。
この日、急遽、『FURUSATO 愛球会』の発足が決まりました。
毎月第4金曜日に親睦会を開くことに。
現役の選手たちもたとえプロに行っても、毎年晦日には集まってくれるという。
FURUSATO 愛球会発足メンバー
俺も子供も、少年野球について、良い勉強をさせて頂いた一日でした。
感謝。