忍者ブログ
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[05/20 元明治巫女]
[01/15 明治神宮の神職居眠りさん]
[01/14 明治神宮の神職居眠りさん]
[06/23 ka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
瑞穂
性別:
女性
自己紹介:
4年間巫女として奉仕していましたが、今は普通の仕事しています。
巫女の実情について色々書いていきますが、現実を知って幻滅したくない方は読まないようにして下さい。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]
http://graphite.blog.shinobi.jp/
神職の資格を取ったものの、神職として奉仕させてくれる神社がなく、かろうじて巫女でなら雇ってくれる神社を見つけ、そこで4年間奉仕ししていました。 今は普通の仕事をしていますが、当時を振り返り注目度が高い?巫女の実情を嘘偽りなくお話します。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あの神社を退職してから数年。随分経ったように感じますが、まだ10年経ってないなんて意外です。家からあまり近くないというのもありますが、あの神社には一度も足を運んでいません。用事があって隣駅まで行った事はありますが、どうも負の記憶が多いからか近寄りたくなくて行こうという考えにさえなりませんでした。
 普通の時期に行くとそんなに参拝者はいないし、七五三時期だと参拝者は多いけど正装じゃない人が行くと目立つし……、神社に行きたくないというよりは職員に会いたくない、気づかれたくないというのが正しいかも知れません。

 巫女はもう知った顔はいないので、主に神主さんでしょうか。全員嫌なわけじゃないけど、あの人に会うと面倒そうだなあ、嫌味言われそうだなあというのが数人いるのでダメなんだと思います。まだ定年する年まで何年かありそうですし。

 あの頃と違って私の髪は短いし、帽子にマスクすればもう分からないと思います。覚えてないかも知れないし。それを狙って一年で最も人が多い元旦にこっそり行きたいなあ、と思っています。人ごみに紛れれば分からないはず。
 で、5円放り込んでダッシュで帰って来ようかなあ、と。自宅近辺の神社は全部行ったので、別の県とかでも面白いと。県内の他の有名神社と梯子初詣してもいい。

 あれから少しは良くなってるか、こっそり見てみたいと思います。元旦早起き出来れば……。
PR
明日から仕事初めなのですが、敢えて言います。あけおめ!
 神社にいた頃は1日になってすぐに言い合うセリフでしたが、今では勤め先の人とは4日以降に交わすセリフになりました。これがすごく嬉しい。昨日は福袋買いに街まで行って、欲しいのを買い込んでほくほくして帰りましたが、こういう普通の正月を愉しめるのがたまらなく幸せです。スタバの福袋とか買えませんでしたが、今では開店前に並ぶ事も出来ます。昔は出勤時間早すぎて店が開いてない、帰りには売り切れという悲しい環境だったのです。

 人が多いのが分かっているので、初詣は来週行く予定です。お気に入りの神社が遠方にあるので、そこまで足を延ばすつもりです。日帰り旅行になりますが、楽しみです。
 かつて奉仕していた神社を覗きに行く、というのは毎年考えるのですが、行く事を考えるとストレスで吐き怪我してくるので実行した事がありません。人が多くて見つからない正月がいい時期なんですが、負の記憶ってなかなか消えないんだなあと思いながら、今年も行きませんでした。往復2000円くらいかかるのも少なからぬ理由ですが、メインは負の記憶によるトラウマなんだろうと思います。

 一時期は神社嫌いになりそうでしたが、今では奉仕していた所以外は結構好きです。纏まった休みがあったら行った事のない神社巡りしたいなあと思っています。

 今年も穏やかないい年になりますように。
 かつて巫女をやっていたというのが何だか夢のようです。今となっては現在の職場でのネタにする位ですが、あの過酷な日々があったから今があると思えなくはありません。来年当たり初詣でこっそり奉仕していた神社に行ってみようかなと思います。あまり近くはないので予定によっては難しいですが。

 当時一緒に御奉仕していた方々で、その消息が確実に分かる方は私以外には2名しかいません。お一方は今でも事務専門として神社に残っていらっしゃいます。この方とは連絡取っていませんが(取ろうと思えば取れます)、個人が撮影したお祭りや初詣の動画に映っており、youtubeでお見かけしました。変わってなかったです。今では1人飛びぬけて年齢が高くなっていると思うので(40は超えたはず)、皆を纏める良い意味でのお局様として頑張っているのではと思います。

 もう一方は定食屋さんを始めたと最近連絡がありました。こちらも近い内に1度お伺いしたい所です。ちょっと遠いので平日は難しいので土日にでも。なかなか繁盛しており、テレビや雑誌の取材も来ているそうで後輩としても嬉しい限りです。

 それ以外の方が現在どこでどうしているかは分かりません。
 断片的には聞いていますがソースが何年も前の物(大体5年前)。
 
①某イベントでスタッフとして働いているのを見た。定食屋さんの先輩が同じイベントでスタッフで入った時に目撃。
 
②近所のショッピングモールでレジ打ちしているのを目撃。これも先輩が見たそうです。家が隣駅なのでたまに見たとか。

③美容エステに就職すると言って退職した。先輩と同時に退職する際に本人が言っていてそうです。30近くで未経験でエステで働けるのかな?と言っていましたが。

④私がいた神社を退職後別の神社に神主として奉職するも1年くらいで退職。その後神社にバイトで来ていた神主さんが研修会で見たと言っていました。挨拶もしてくれなかったけど、名前も顔も本人だったそうです。今も何処かで神主してるのでしょうか。

 退職後の話が伝わった来たのはこの4名。消息確実の人2名を加えても6名。あとの方々は全く分かりません。定食屋の先輩が私が辞めた年後に退職したのですが、その2年間で辞めた人が神社に遊びに来るような事もなかったそうで。

 もしも巫女同窓会、なんてあったら面白いなあと思いましたが、多分2度と会いたくないとか思い出したくないという人もいるだろうと思われるので難しいです。

 私も辞めた直後から暫くはこれで縁が切れた、もう関わらない!という気でいました。巫女というよりは一部の神主さんに対してですが、時間が経つとこっそり近況を見に行きたい気がしてくるから不思議です。
 何人も巫女を退職に追い込んだような課長に、笑顔で話せそう。
「やっぱり辞めたの惜しいと思ってんじゃねえの? 戻って来るか?」とか言われたら、
「そんな訳ありませんよ。年収100万以上増えて、休みもプラス40日くらい増えたんですよ? 海外旅行も何回か行けたり、毎日充実してます♪」くらいに厭味を言い返したい所です。実行する勇気ないですが、心の中でだけ。

 早い段階で辛い思いしておくと、その後は楽になると思う。アレに比べれば絶対マシ!と思えるから。その点だけでは貴重な数年過ごしたと思います。そろそろ七五三シーズンに加え、それが終われば年末年始の怒涛の時期が来ますので身体を壊さぬよう頑張って欲しいものです。
 来年は初詣行くかも知れないし。眼鏡にマスクで変装すれば、多分バレないと思う。
 正社員の巫女ともなれば、当然のように髪は黒く、長くなくてはいけない。入社当時は短くても、伸ばさなくてはならない。
 私は腰には到底届きませんが、背中にかかるくらいの長さのある状態で入社したので問題なかったのですが、今時の髪型(要するに毛先がバラバラ)だった同僚はかなり苦労していました。
 何とか結べたので付け毛を装着することは出来たものの、半端な長さで結べない部分もかなりあったのです。そのままにするとボロボロにしか見えないので、半端部分を必死になってヘアピンで止めていました。
 半端ながらまたそれぞれ長さがバラバラなので、全部で10本くらいのヘアピンを駆使していました。

 毎朝半端な長さの髪と死闘を繰り広げる同僚。その横でピンを全く使わずに、無造作に髪を束ねて飾りを付けて終る私。巫女なら髪が長い方が良いか、と伸ばしておいて正解でした。

 結ぶことに関しては問題なかったのですが、髪飾りにおいては多少問題がありました。
 髪の量はそんなに多くないので、飾りの重さを支えきれずにずり落ちてしまう事がたまにありました。量の少なさに加えて、幾らか癖毛なのに柔らかくて手触りはすべすべの為(なのにサラサラという程でもない)、余計に滑り易かった。
 かと言って、飾りの構造的にピンで止めたりも出来ない。
 見かねた先輩がしっかり固定しようと試みましたが、

「え? ちょっ、滑るんだけど!? これどうやって結んでるの!?」

 と、そもそも一瞬でも固定することが出来ない。
 実はちょっとした奇跡という微妙な固定をしていた私でした。神業だったと思います。

 結ぶのは当然として、あとは個人個人で違いましたが、額を出すか出さないか、というのがありました。
 私は出していませんでしたが、出していない人の方が多かったです。
 額全開スタイルは似合う人とそうでない人の差が、結構あります。
 丸顔の人は似合うようでしたが、私のような面長な人がやると、顔の面積が広く見えるし、老けて見える傾向があったのでやりませんでした。
 上司もそれを承知しているらしく、額を出せ、と強要されたことはありません。

「祭典奉仕の時くらい出した方が良いですか?」

 と聞いたら、

「いや、似合わないから無理しなくて良いよ」

 ………正直なコメントでした。

 人気ブログランキングへ
 神社なら礼儀作法にうるさそうなイメージがあります。 
 私がいた神社が世間一般と比べてどの程度だったかは分かりませんが、奉仕していた5年の間に幾らか祝儀・不祝儀がありました。その時の事を思い出してみようと思います。

①神主さん(30代後半・男)の結婚。
 当然のようにうちの神社で結婚式を挙げることになり、それが終ってからホテルで披露宴でした。巫女は結婚式で奉仕をしましたが、当日は土日だったこともあり、披露宴に出席した人はゼロ。そもそも招待されてないんですが。土日なので全員呼ぶのも無理なので、神主さんの中でも宮司、課長クラスの人だけ行っていました。
 巫女は式終了後にお祝いにワインを贈りました。巫女8人くらいでワインが4000円くらいだったので、今思うと随分安く済ませたな、って思います。入社1年目でお金もなかったし、結婚祝いを贈ったこともなかったので分かりませんでしたが、安い。
 一人暮らし組は生活大変だっただろうと思うので、彼女達も出せる額で選ぶと、安くならざるをえなかったんでしょう。

 数年後に神主さんへの贈り物を選びに行った先輩の1人から、選びに行った時の話を聞いた(シフト制なので全員で選びに行けず、先輩3人で選びに行った)。
 その当時トップだった先輩が結婚する神主さんと仲が悪く、そもそも贈り物をすくこと事態が半端なく厭そうだったらしい。それをなんとか宥めて説得して贈り物をあげる所までこぎつけたが、今度は「みんなで合わせて1000円くらいのでいいんじゃない?」と安いもので済まそうとしたのを、これまた何とかみんなで4000円程の物にグレードをあげさせたらしい。
 ………嫌いを通り越して恨みの域だったのか………、気付きませんでした。

②神主さん(30くらい・男。去年退職して実家に戻った)の結婚。
 退職時に結婚しますと言っていましたが、その後半年くらいした頃に結婚されました。実家の関西に帰っていたので、式も全部そっち。その為お祝いに駆けつけたのは宮司、課長、仲の良かった巫女さん(奥さんが元巫女で後輩にあたる)の3人。
 この神主さんにも贈り物をあげたのですが、総額30000円余りの結構な額でした。①の神主さんの方がキャリアも長く上の立場なのに総額4000円。なのに何で②は30000円なの!?
 それって何かおかしくない!? つかいきなり贈り物買ったから4000円ね~、って言われても聞いてないんですけど!?

 というのが当時の私の本音。だって辞めた人だし、殆ど話したこともないし、1年も付き合いないんだけど………。辞めてなければしょうがないけど、もう辞めたんでしょ? なのに4000円………。

 これも数年後に選びに行った巫女さんから、話を聞きました。この時のメンバーには①の贈り物を選びに行ったメンバー+②の結婚式に行った先輩の4人で行ったようなのです。で、②の新郎新婦と中の良い巫女さんがその熱い思いゆえいい物をあげたい!!となったようです。
 で、②の神主さんはあまり巫女受けは良くなかったし、トップの先輩ともあんまり仲が良くなかった為、「そんなに高いものあげなくても良いんじゃない? 1人2000円くらいの予算で十分でしょ?」と言うも、「そんなの失礼だよ」と幾らか険悪ムードになったそうです。
 個人的には8人×2000円なら十分だと思うのですが。みんな20代前半で月収15万行かない人ばっかなんだし、4000円はかなり痛いと思う。

③神主さん(20代・男)、祖母が死去。
 入って1~2年の頃、彼の祖母がなくなりました。この時、神主さんはどうか知りませんが、巫女からは香典も何もなかったです。

④巫女さん(20代)、祖母が死去。
 やっぱり何もなかったです。

⑤神主さん(60代・男)、母親が死去。
 課長クラスは知りませんが、神主、巫女共に5000円のお香典。ちなみに母親死去の報が入った時、手元に5000円がなくて経理課で借りた人が半数以上でした。財布の中が常に心もとない人ばっかりなのか、とちょっと驚きました。5000円………なのに。
 かく言う私も当時は財布に2000円くらいしか入っていませんでしたが、今は普通に10000円は入っています。逆に入っていないと不安になる。買い物の予定がなくても。

 この神主さん、自宅が神社から車で2時間以上という遠方にお住まいでしたが、通夜に全員参加すべきだという課長の意向により、仕事を早めに切り上げて神社の車と神主さんの車総動員で行きました。
 予想以上に遠くて帰りが心配になりましたが、通夜が終る8時頃に会場を出て、家に着いたらもうすぐ23時という時間でした。翌日も仕事なので結構キツかった記憶があります。終電間に合っただけマシだったとは思いますが、職場が遠いとこういう事になるのか、とも思いました。

⑥神主さん(元職員の神主さん、年10回くらい助勤に来る、40代)、祖父が死去。
 何故かこの殆ど面識のない神主さんにもお香典を出すように、と言われました。5000円。④にあげてないのに何でたま~にしか来ない⑥の人にはあげるの!? とかなり疑問でした。⑥の人だって私の名前知ってるかどうか怪しいけど………。
 未だにあげるべき人だったのか謎です。逆に私の祖父が死んで⑥に香典貰ったら、断りはしませんが何でくれたんだろう?って思うと思います。本当に面識殆どないんで。年10回来ても顔を見ることは1回2回だし。

 あげるあげない、額の高い低いの基準がよく分かりませんでした。社会に出て参考になる事象はなかったです。ただ男で年齢が高い人が優遇されてただけ、という気がします。

 人気ブログランキングへ
 
"瑞穂" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.