クレーンがつり上げた荷物の上に労働者が乗っていて
荷物ごと落下して怪我をしたようです。
本来は足場を組んで行なう作業のようですが
足場の費用を浮かせるためのやり方だったようです。
コストカットが求められている昨今ですが
安全を切り捨ている実態が垣間見えますね。
福岡東労働基準監督署は、クレーンで吊り上げた台に労働者を搭乗させたとして、
金属製品製造業のA工業㈱(八代市)と同社現場代理人を
労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。
労働者が高さ10メートルから墜落し、骨盤と左かかとを骨折している。
災害は令和2年8月1日、福岡市内の工場増設工事現場で発生した。
労働者は高さ10メートル地点の工場内にミキサーを搬入するため、移動式クレーンに吊り上げた台に乗り込んだ。
台が建物にかかった反動で傾き、ミキサーごと落下している。
同労基署によると、違反の理由として「ミキサーを建物内に運び込むためには人力が必要だった。
経済的理由から足場を組むのを怠ってしまった」と話しているという。
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