上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

西国33観音巡礼3日目 (9番札所 興福寺南円堂)

2023年01月01日 | 遍路・巡礼
3日目は奈良県の4寺(内番外1寺)、京都府2寺を巡りました  




【3日目 奈良県】
【9番札所 興福寺 南円堂 宗派:法相大本山 御本尊:不空羂索観音】 
 走行距離:長谷寺~南円堂 31km(累計1029km) 滞在時間:0:35 拝観料:無料 駐車料:800円
 


 
 南円堂は興福寺の伽藍の一つである
 奈良駅や奈良県庁に隣接しており、奈良公園は明治維新前は興福寺の境内であった


 
 駐車場に車を置き境内に入るといきなり鹿のお出迎え


 
 最初に目につく大きな堂宇は平成30年(2018年)落慶の中金堂
 この手の建物は遠くから見ただけでは新しい物か古い物か分からない


 
 五重塔は日本で二番目に高い五重塔は730年建立5度の火災を経て1426年頃の建築で国宝


 
 隣接する東金堂(とうきんどう)も国宝で726年建立し5度の火災を経て1415年に再建


 
 西国33観音が祀られているのが南円堂
 813年建立後1789年に再建された4代目で重要文化財


 
 「本尊の不空羂索観音は神の使者の鹿皮をまとい春日社との因縁がある」
 とあるが、現在の本尊の写真を見ると鹿皮は見当たらない
 堂内の寄木造の本尊と四天王像は国宝


 
 北円堂(国宝)現存する八角堂の内最も美しいとされている
 721年建立1210年再建
 堂内の本尊弥勒菩薩像や四天王像も国宝

 
 三重塔(国宝)興福寺で北円堂とともに最も古い建築物
 1143年建立、1180年焼失し間もなく再建された
小さいながらも優美な姿


 
 本坊
 表門は天正年間(1573~1592)に建立された
 ここにも重要文化財の聖観音像がある


 
 湯屋殿(重要文化財) 寺院の風呂場として使われていた建物
 五重塔再建と同じ時期である応永33年(1426)頃の再建


 
 鹿せんべいを買うと追いかけまわされる


 
 明治維新まで一体だった春日大社の一の鳥居



 
 御朱印

 




 建築物・古文書・仏像など国宝の数が50点近くある興福寺
 やはり古都奈良ではのお寺でした
 明治維新後の廃仏毀釈の影響は各寺院にあったようですが
 よく残ったものです
 芸術文化と宗教の複雑な関係を思わずにいられませんでした
 
  
 
 ↓そんな訳で 押していただくとたすかります







 令和4年12月6日(火) 晴れ
 前橋3:00==5:00姥捨SA==7:00恵那峡SA==9:10安濃SA==11:30道の駅ウミガメ公園==12:20和か屋P・青岸渡寺13:30==14:15くしもと橋杭岩道の駅==15:05すさみ道の駅==16:15民宿Aコース泊

 令和4年12月7日(水) 晴れ
 白浜温泉宿8:00==83km==9:50紀三井寺10:25==34km==11:25粉河寺12:00==26km==12:45施福寺13:45==39km==14:40葛井寺14:45==33km==15:50壺阪寺16:45==8km==17:10奈良県橿原泊(ザ カシハラ)

 令和4年12月8日(木) 晴れ
 ホテル8:05==4km==8:20岡寺8:50==14km==9:05法起院9:25---9:30長谷寺10:20==31km==11:35南円堂12:10==35km==13:05三室戸寺13:35==(48km)==15:15上醍醐寺16:20==12km==17:00びわ湖大津プリンスホテル




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