銀幕大帝α

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追龍

2020年11月26日 19時53分26秒 | 亜細亜ドラマ
追龍/CHASING THE DRAGON
2017年
香港
128分
ドラマ/アクション/犯罪
R15+
劇場公開(2020/07/24)



監督:
バリー・ウォン
『未来警察 Future X-cops』
ジェイソン・クワン

製作:
バリー・ウォン
ドニー・イェン
アンディ・ラウ

脚本:
バリー・ウォン
ジェイソン・クワン

撮影:
ジェイソン・クワン
出演:
ドニー・イェンン・サイホウ
アンディ・ラウリー・ロック
ケント・チェンツァイ
フィリップ・クンダイウェイ
ウィルフレッド・ラウサイウェイ



<ストーリー>
実在の人物である香港黒社会の首領、ン・サイホウと香港警察のトップ、リー・ロックにフォーカスし、1960年代に横行し、社会問題となった香港警察と黒社会の癒着を描く。

―感想―

こんなにも表情最大限に活かして怒りを爆発させているドニー兄貴なんて見た事ない!!

この顔で睨まれたら俺ちびる自信ある。
これこそ蛇に睨まれた蛙でしょ。

『イップマン』のようなアクションは余り期待しない方がいいですね。
中盤までにあることはあるけれど、本作はあくまでもドラマ性に重点を置いているのでドニー兄貴を筆頭にした俳優達の男臭さを堪能するべき。
友情をテーマにしているのもあって、その辺も「熱い」。
裏社会で大物になっていく男と警察幹部として出世していく男との絆をおもっくそ濃く描いていて、これがすっげえ面白かったんだよ。
ドニー兄貴は足を折られてしまう為、後半はほぼ激しいアクションは封印してしまいますが、その代わりに漢(おとこ)の生き様を渋く見せてくれます。
それの最終形態が上記の画像へとなる訳。

イギリス人を殺すな?糞くらえだ!!

狂気にも似た顔つきで自分の身代わりに命を落とした弟分達の恨みを晴らすべく、好き勝手にやっているイギリス人を追い掛け回す、足を引きずりながら。
まあドニー兄貴ともなると片足使えなくても「関係ねえ!」でしょうけど。

ラストでの語りは的を得ていると同時に重い。
考えさせられる「言葉」だった。

身振りが良くなった反動、大切なものを多く失った。
金では決して買えないものがある事は、失った後で気付かされるんだよな。
人にはそれぞれの生き方がありますが、裏社会で生きていくのは楽ではない、むしろ辛さの方を大きく得てしまうのがこの作品からはリアルに見えてきた。

兎にも角にもドニー兄貴ファンであるならば必見の1作。
しかしこれ3年前の作品。
今年、劇場で公開されるまでに間隔が開いたのは、何かしらの理由があったのかね。

評価:★★★★★
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