4月19日第30回ゴミゼロフェスタ開催中止を決定しました。

ゴミゼロフェスタのボランティアの皆様、関係者の皆様、すべての皆様

 3月14日に開催したゴミゼロプラン静岡市民ネットワーク第269回定例会で話し合った結果、2020年4月19日開催予定でした第30回ゴミゼロフェスタは中止とすることを決定しましたのでお知らせします。せっかくボランティアなどで参加予定していただいた皆様には大変申し訳なく思いますが、新型コロナウィルスなどの社会背景をご理解の上、お許しくださいますようお願い申し上げます。
 第31回以降につきましては、現在継続に向けて静岡市と話し合いを続けております。開催可能になった際にはお知らせする予定ですので、その際はご協力をお願い申し上げます。
●開催する可能性はないものかと討論してみました

 新型コロナウィルスの猛威の中、すべてに自粛ムードで必要なことすら何もしないような風潮に深く憂慮しております。「正しく恐れる」という姿勢で、開催可能であればその可能性を探ろうと討論してみました。

●ボランティアが集まるのだろうか?

 状況認識としては、3月14日現在の日本・静岡の新型コロナウィルスの状況は、1か月後になっても、劇的に改善することは考えられないということがありましたが、もう一つの大きな要素は、ボランティアが集まらないかもしれないということでした。ボランティアの半数近くが、60代、70代、80代の高齢者で、不安解消のないまま、実施しようとしても、本来80人程度のボランティアが集まるところが結果的に50人以下になってしまえば、直前でも開催不可能で中止の判断をしなければなりません。

●1000人を超える不特定多数に市民が集まった時の安全性は?

開催要件は、仮に「後からでも、実は感染者が紛れ込んでいた(それは、私や貴方かも)とわかった場合をでも、他の参加者は問題なかったと言える」ことを想定して考えたてみました。ボランティアを含む来場者、参加者の「濃厚接触」をどうしたら避けられるのか?予防はできるのか?でした。

ゴミゼロフェスタは屋内集会ではないという安全性はありますが、不特定多数の市民の近距離での会話」「手の届く範囲多くの人」というクラスター(集団)発生の条件に当てはまる場面があります。「一般参加者が並んで会場を待つ(1000人近くの行列)・12時開場とともに物品の前に並び込み合いながら待ち、物品をめぐり市民どうしがかなり接触する」です。又高齢者も多く参加するボランティアは屋内の会議室でおにぎりなどの食事をしますし、忙しい誘導係などは、外でおにぎりを食べる場面もありました。

●考えられる対策は?

「発熱のある者の入場お断り」→きちんとチェックできるだろうか?「マスク着用義務付け」→マスクを持っていない人はマスクを有料又は無料で配布する又は入場お断りにする。「会場入場時、並ぶ際でのアルコール消毒の徹底」→可能だろうか?「並んだ列を密着しないようにする」→今までは、もっと詰めてくださいと言っていたのに可能だろうか?「押し合いへし合いになりがちな入場後のモノをめぐる激しい接触の緩和」→ただでさえマイクのよびかけに答えない人がいるのにコントロールなどできるだろうか?

●市民グループとしては責任がとれない

とにかく討論をへて「私たち市民グループとして責任は持てない」ということで中止を決定しました。その後のことは、白紙ですが、静岡市との話し合いを続け、30回が中止となったとしても、31回がどこかで実施できるように努力するしかないという結論でした。4月11日(土)10時アイセル21の4階45集会室で定例会を実施しますので、今後のことなどはさらに話し合いをしたいと思っております。

 

                2020年3月14日ゴミゼロプラン静岡市民ネットワーク 壷阪道也

上記文書をPDFファイル A4版一ページで下記リンクよりダウンロードできます
https://yahoo.jp/box/pkJ7-J