スコットランド独立党

(SNP)の現党首である

ニコラ・スタージョン

スコットランド自治政府首相と

前党首兼前首相である

サモンド氏の骨肉の争いの

詳細というか全体図がどうも

つかめなくて困っていた私に

夫(英国人)が

新聞を買って来てくれました。

 

・・・新聞・・・懐かしい・・・!

 

この紙の感触・・・!

 

感動しながら開いた紙面の

トップ記事は

英国の来年度予算案、

次点記事が待ってましたの

SNP内紛問題で、いや、

これは私が古い時代の

人間だからかもしれないんですが

新聞って・・・いいですよね。

 

あれって基本的に

「今日、初めてこのニュースを

目にする人がいるかも

しれない」前提で記事が

書かれていますでしょ。

 

だから情報のまとめ方に

そつがないというか・・・

 

ネットニュースってその点

「皆さんもうこのニュース、

知っていますよね?

知らない人は各自勝手に

過去記事をたどって

話を掴んでくださいね」みたいな。

 

そんなわけでサモンド氏の

現時点での主張は

「暴行未遂容疑とか、俺は

はめられたんだ!

裏で糸を操っていたのは

スタージョンだ!俺は無実だ!」

 

これに対してスタージョン氏が

一昨日議会で弁明に立ち

「サモンド氏は私の憧れの存在だ。

私はそんな相手を罠に

はめようとする人間ではない。

暴行未遂嫌疑が出た時、私が

サモンド氏をかばわなかったのは

権力者の逸脱行為を

周囲がもみ消すことが

あってはならないと信じた故だ」
 

・・・私はスタージョン氏の

ファンでも何でもないんですが、

この日の彼女の立ち振る舞いは

非常に見事であったと評判で、

相手の太刀を

すべて受けきったというか

かわし切ったというか。

 

ここから次にサモンド氏が

どう反撃してくるのかが

次の見どころ、もとい、焦点ですね。

 

なお非常な集中力をもって

私がなんとか

読み通したこの記事の

数ページ後にあったのが

『ハリー王子とメーガン妃』の

最新動向詳報。

 

 

・・・何が嫌って私は今週

割と時間がなくて、ニュースとか

ラジオでチラチラ耳にするだけで、

だから現地の政治ネタを

新聞で内容確認しなくちゃ

『追えない』有様だったわけですが、

ハリー王子とメーガン妃の

昨今のお振舞いについての

この記事はどこを読んでも

「うん、知ってる」みたいな・・・

 

いや、ここ数日、あのご夫妻は

英国の主要ニュースの一角に

がっしり位置していらしてですね、

なんでも夫婦そろって受けた

オプラ・ウィンフリー相手の

インタビューがこの週末に

米国および英国で

放映されるらしいんです。

 

だから何だったらこの新聞が

発行された後の速報も

私はラジオで耳にしていて

・・・しかし『ながら聞き』で

ここまで正しく内容を

把握しているというのは

私の英語力は

実はなかなかのものなのか、

それとも私は結局のところ

王室ゴシップが好きなのか。

 

それにしても私はハリー王子が

悲劇の王子と呼ばれる所以は

彼の劇的なまでの『間の悪さ』に

起因していると思っていて、

今回のオプラとのインタビューも

発表時期が悪すぎるんですよ、

だってハリー王子のご祖父

エジンバラ公は今週

心臓疾患治療を

受けたばかりなんですよ。

 

万が一にもそんなことは

起きて欲しくはないんですけど、

インタビューが放映された

数時間後にエジンバラ公が

体調を崩されるような

ことになったらアナタ。

 

ちなみに自分の英語力に

いまひとつ自信がない私は

可能なら日本語で記事の

内容の確認をしたかったところ

スコットランドの政争ネタの

和文翻訳はどこにも見当たらず・・・

 

なのにハリー王子とメーガン妃の

ゴシップ記事は英国と

ほとんど時差がない感じに

日本語で複数存在している・・・

 

日本の皆さんってもしかして

英国王室ゴシップが

かなりの好物なんですか?

 

私も人のことは

言えないのかもしれませんけど。

 

そんなわけで今週末に

放映されるインタビューで

メーガン妃は英国王室のことを

『the Firm』と呼んで

しまわれていらっしゃるそうで、

『the Firm』ってつまり『あの会社』。

 

これに関してはこっちのラジオの

『識者のコメント』が熱かったですよ、

「物には言い様というものが

あるだろう!」みたいな。

 

なおこちらでは先日

ハリー王子・メーガン妃による

王室職員虐待疑惑の調査

開始されることが

明らかになっていて、

いやもう・・・インタビュー放送後の

週明けの報道が

どんなことになるのか・・・

 

でもオプラ・ウィンフリー氏は

メーガン妃やハリー王子と

親しいと言われていますけど、

私がウィンフリー氏なら

放送を延期するよう直接

テレビ局側に

申し入れるんですけどね。

 

「せめてエジンバラ公が

無事に退院するまで待ちましょう」

と理由を説明すれば、自身の

人気獲得にもつながると思うし。

 

ショウビズ界では

「そんな義理人情・道徳倫理よりも

話題性と視聴率!」なんですかね。

 

そんなわけで来週は

私は放っておいても

王室ネタは

理解できる見通しなので

意識的に政治ネタを

読むようにしたいと思います。

 

頑張ります。

 

 

サウジアラビア皇太子から

メーガン妃が結婚祝いに

贈られたイヤリングの話とか

共通一次の英語試験に出たら

私は全問正解できる自信あり

 

この英文読解力が何故もう少し

お堅い話題で発揮できないのか・・・

 

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