鉄の処女 ～愛すべきコスメ達の宴～

ブログではきちんと記事にしたことがないような気がするのですが、

「ファンデを選ばない、ベーシックな化粧下地」

としてとても気に入っているのが、

SK-IIのサインズコントロールベース。

最初に買ったのはいつだったか、

もはや覚えていないくらい昔（確か大学生の頃）で、

何かが特別すごく良いというわけではないのですが、

そこそこの保湿効果に、

やり過ぎない程度のブライトニング効果が便利で、

なくなると思い出したようにリピートしています。

パウダリー／リキッド／エマルジョンを問わず、

割とどんなファンデとも合わせられるので、

一つ持っておくと、新しいファンデを買ったときに、

合う下地がない！と慌てることがなくなるところがいいのです。

ほんのりピンク系のカラーがついていて、

ホワイト、レッド、イエロー、グリーンの4色のパールが入っています。

パールの粒子はとても細かいので、

顔に伸ばすと存在感はあまりありません。

ツヤ肌系の下地というほどしっかりとパールが主張するわけではなく、

パールの光拡散効果で毛穴を目立たなくしたり、

顔のくすみを払ってくれる効果が出る程度のもの。

テクスチャーはややもったりとしていて、

スパチュラですくっても、だらだら流れるようなことはありません。

スポンジで付ければ薄く均一に、

手で伸ばすとしっかり付けられるので、

ブライトニング効果をしっかり出したいときは、

スポンジよりも手で伸ばすのがおすすめ。

私の場合、これにコントロールカラーをプラスして使うようなときは、

やわらかいスポンジに取って顔全体に薄くのばし、

この下地＋パウダリーだけでさっさとお化粧したいときは、

手の平にさっと伸ばしてから、

顔全体になじませて使っています。

これだけで、多少の毛穴ならソフトフォーカス効果が得られるのは優秀。

非常に分かりづらい写真で申し訳ないのですが、

左側が何も塗っていないところ、

右側がサインズコントロールベースを伸ばしたところ。

ぱっと見がピンク色なので、ピンク色っぽくなるかと思いきや、

色味はほとんど付きません。

写真だと明るさもほとんど変わっていないように見えるのですが、

実際に光にかざしてみると、

肌がほんのりと光を帯びたような仕上がりに。

ぎらぎらと夏の日差しが照りつけているような明るさではなく、

白いレフ板でやわらかな光を反射させたような、

とても上品な光り方です。

同じSK-IIのメイクアップベースで、

ややオレンジに寄った色のブライトニングルーセントベースというのもあって、

数年前に一つ買ってみたのですが、

私にはサインズコントロールの方が合っていました。

ブライトニングルーセントベースの方が使用感がさっぱりとしていて、

SPF値も高いので、どちらかというと夏向きの下地なのですが、

サーモンピンク系のカラーが私には合わず、

使うファンデによっては酔っぱらったような顔色になってしまうのです。

夕方までトーン落ちを防いでくれる効果は、

サインズコントロールベースの方が高いように思っています。

最近よく合わせているのは、

SK-IIのセルミネーション・エッセンスイン・ファンデーション（>>過去記事 ）。

このファンデーションは私の素肌より若干トーンが暗いので、

サインズコントロールベースをしっかりめに付けて多少明るさを出すか、

ブルーのコントロールカラーを重ねてから付けると、

首ともトーンが揃ってキレイにつけられます。

ちなみにSK-IIのうずまきファンデはこれで2個目。

ほかのエマルジョンに比べてすごく減りが早いと思っていたのですが、

スポンジではなくブラシで塗るようにしてから、

少し減るスピードが落ちた気がします。

とてもやわらかいエマルジョンなので、

スポンジだとかなりの量が吸い込まれてしまうみたい。

（洗ったとき、ちょっとびっくりするくらいのファンデが流れ出る）

セルミネーションファンデの減り具合におののいている方は、

ブラシ塗りもおすすめです～