三連休の最終、月曜のランチの様子から。
まずは生ビール
台風接近による風雨が強く、天候は荒れ模様。雨雲レーダーで止み間を狙って駅前のこちらまでランチに。
肴三品
今日は敬老の日ということで客が多いかと思っていたが悪天候のためか店内は空いていた。蕎麦前にはこの三品をオーダー。
鴨の生ハムは赤身が非常に柔らかく、脂身も適度で絶妙。割と塩味が強くビールがぐいぐい入る。長芋の返し漬けは新メニューだと思うが、しゃりしゃりした食感が面白く、優しい返しが浸潤し美味しい。そして定番、出汁巻玉子ハーフはほろほろ・ふわふわの焼き上がり。甘味は抑え気味で大根おろしと共にいただくと優しい味わい。
元祖 鴨せいろ、鴨せいろご飯セット
家内は鴨せいろ単品、私はそのご飯セットをオーダー。一枚目の写真は全景となる。ご飯以外は同じなので家内の方は割愛。
昨今、鴨せいろには「元祖」という接頭辞が付くようになった。鴨せいろは店が
創業した2008年時点で既に存在したことが記されている。従って今年で14年以上の歴史ということになる。しかも、炙り合鴨と鴨つくね、長葱を葛餡でとろみ付けした汁でいただく蒸籠蕎麦というのは、ここ以外では全く見掛けない孤高の逸品だ。
当時の私たちはどうやら温かい蕎麦を好んでいたようで、開店当初から鴨南蛮をよく食べていた。鴨せいろをオーダーした記録は
2009年4月が最初のようだ。この時点で鴨せいろの姿は既に完成されており、現在に至るまで大きな変更はない。今更の詳説はしないが、本枯節や椎茸・昆布などの餡かけ出汁でいただく鴨せいろ蕎麦は最高。
ご飯セット ▶鴨雑炊
蕎麦が終わったら、むろんこれだ。
今はご飯セットと称するが当時は鴨茶漬け、ミニ鴨茶漬けセットという独立メニューだった。後者が今のご飯セットの源流。後に汁は蕎麦の余りから転用し、あられ、海苔、三つ葉が載ったご飯だけ準備するよう簡素化して現在の姿となる。汁を浸してぐずぐず、取り置きしていた鴨とご飯を掬い、わしわしと掻き込む。あぁー・・・。
お店データ
そば香 妙蓮寺本店
横浜市港北区菊名1-3-8 コーポ静河1F電話:045-309-8546
営業:11:00~15:30、17:00~23:00
定休:不定休
最寄:東横線 妙蓮寺1分
クラシック版:今日は何の日?
9月19日は、クルト・ザンデルリンクの生誕の日。
クルト・ザンデルリンク(Kurt Sanderling, 1912年9月19日 - 2011年9月18日)は、ドイツの指揮者。
※MusicArenaではクルトの演奏は未掲載だが、息子のトーマス・ザンデルリンクが指揮した演奏を取り上げている