※過去に人気があった記事を再アップしました。
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO（松宮直子）です
今日は、以前から頂いていた「公開相談」の回答をさせていただきますね。
はじめまして。
夫の不倫がわかってからこちらのブログを見つけ読んでいるだけで自分の気持ちに寄り添ってもらっているようで、
更新楽しみにしています。
2ヶ月ほど前に夫の不倫が発覚しました。
仕事がかなり忙しく、それに嘘はないのですが、合間の時間を私達家族ではなく女と会ったりメールしたり、
体の関係はないと言い張りますが実はこれが二度目でとても信じられません。
一度目の時は第一子の産後、私が授乳や育児疲れ、
夫の育児への距離感と悩む私を突き放すような冷たい言動からの夫婦生活を受け入れられなかった後ろめたさもあり、
確実な証拠を掴めなかったのもありなんとか無かったと信じようと蓋をしてしまいました。
その後、第二子も3歳になり多忙ながらもそれなりに仲良く結婚10年目を迎えると思ってた矢先に
どうしてもただの多忙ではないと思わせるような言動が目立ち、携帯を見た事により発覚しました。
今回はナンパをして相手の職場も知らない（真偽は不明）出会ってから2.3ヶ月で体の関係はないと言いますが、
最近見つけたデジカメから前回の女との性行為の動画を見つけてしまい、さらに今の女を出張先の海外へ航空券代まで出して呼び寄せていたりまた旅行に行こうと話していたり到底信じられません。
本気で離婚を考えました。
でもこんな事をされているのに夫を失いたくなくて、また子供達の教育や生活を思うと収入は多いので母子家庭との落差が大きく、離婚には踏み切れませんでした。
私がどんなに苦しんでいるのか、こちらのブログを読むよう言っても読んでくれません。
修復のために沢山伝えずにいる気持ちを耐えきれず少しでも出せばめんどくさそうな態度。
私が気持ちをぶつけさえしなければ、私が不安になるような事をしないように連絡をしたり、
二人での時間を作ったりと彼なりに修復する気持ちは伝わってきます。
でもそれはただ子供達を失いたくないだけで本当はまだ未練もあってまた会う機会や、
何より2回も裏切り平然と嘘をつき今回の事を
「大した事じゃないと思ってた。どこかで止めなきゃとか思ってた」
といいつつ行動はとてもそうは見えなくて、
三度目があるんじゃないのかと信じる根拠が完全になくなり、常に疑心暗鬼の不安定な気持での生活です。
された私が夫に気を使い苦しんでいる気持ちもぶつけず一人でなんとかしようとして、夫はやったもん勝ち。
私の気持ちを大切にされていないのに、この先の人生をこの人といていいのか？という気持ちと
それをぶつけた時の重い空気や私のほうが捨てられるんじゃないかと不安で、気持ちの振り幅が大きくとても苦しいです。
嫌いになったらどんなに楽だろう。
一人で抱えるには辛すぎるのに受け入れてもらえなかったら？とどうしていいのかわかりません。
夫はこんな事をしても離れていかない私に甘えているんじゃないかとも思います。
どうやったら私の気持ちが伝わり受け入れてもらえるんでしょうか。
それが望めないのならやはり離婚が最善なのでしょうか。
わからなくなりました。
（カウンセラーNAOKO 回答）
回答まで大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでしたm(__)m
ご主人のことが発覚したときは、どれほどの衝撃だったでしょうか。
ご主人は、
・妻が大変な状況のとき
・大変な状況を乗り越え、気がゆるんだとき
・自分が逃げたいとき（ストレスなどがあり）
そんなときに、不倫に陥りやすいタイプなのかもしれませんね。。
「逃避型」
と
「刺激追求型」
でもありそうですね。
相手は正直、誰でもいい感じで、愛も恋もそこにはないでしょう。
手っ取り早く、お手軽に・・という印象が強いです。
ご主人が仰る、
「大した事じゃないと思ってた。どこかで止めなきゃとか思ってた」
というのは、本心に近いような気がします。
このようなタイプの男性は、深く考えずに（みんなそうなのですが）、その時の衝動で不倫に走ります。
ただ、全く罪悪感がないといえば、そうではないようです。
罪悪感があるからこそ、責めるだけで「逃げようとする」という態度に表れています。
逆に、ひたすら「謝罪のみをする」「大袈裟に泣く」という方も、「逃げの姿勢」が強く、
相手に「罪の意識」を感じさせることで逃れようとします。
どちらも、自己防衛が真っ先に働いているんですね。
やっかいなのは、罪の意識を全く感じないタイプなのです。
根気よく妻の気持ちを伝えていけば、少しずつ
「こんな風に感じているのだな・・」ということがわかってくるのでしょう。
妻に責められていないときは、
積極的に「妻の不安にならないような行動」を取られていますので、
やはり、そこには「自己防衛」がキーになっているはずです。
・責められると逃げたくなり、冷たくなったり、態度が悪くなったり、うっとしがる態度を取る
これはまさに自己防衛であり、
「これ以上、責められたら自分が持たない」
という意識の表れです。
ストレス耐性レベルとしては、弱いと言えるでしょう。
逆に、妻が責めなければ、「妻の気持ち」を考え、
自らが行動を取られていますから、
ご主人の中ではしっかり妻の意識があり、
なんとかしたいという気持ちはあるはずです。
ただ、ストレスに耐える力が弱く、責められたり、否定されると、
「妻の気持ちを考える前に」
自己防衛に入ってしまうので、
そこでかみ合わなくなってしまうのですね。
反省とは真逆の態度を取ってしまうのです。
このようなタイプの男性に気持ちを伝えていくには、できるだけ面と向かって吐き出すよりも、LINEかメール、手紙等を使って、
・妻がどんな気持ちになっているのか
・どうしてくれると寄り添ってくれるような気持ちになれるのか
・どうして欲しいのか
などを伝えるだけに留めると良いでしょう。
すぐの返答は求めずに。
返答だけが「全て」ではなく、一番大事なことは
「本人がどれだけ妻の気持ちを汲むことができたか」
です。
返答としては、なんとでも言えるでしょう。
なので、返答をあまり求めずに、今は気持ちを伝えることに専念された方が良いかもしれません。
ただ、あまり頻度が多いと、間接的な伝え方でも自己防衛が出てきてしまうので、
できれば期間を空けて伝えることをお勧めします。
発覚して間もないですから、本当は沢山吐き出したいですよね。
今のご主人は、発覚して間もないからこそ、罪悪感も多く、私の記事も読めないのだと思います。
いずれ、読めるときが来るはずです。
離婚をしたくない、納得いかない
こんな気持ちが強いときは、無理に離婚を選択する必要はありませんよ。
経済的なことも重要ですし、できるだけこれ以上大変な思いをしないように、
精神面、経済面のバランスを考えながら、目の前にあることを選択されて下さいね。
ご主人に吐き出しきれていない分は、できるだけ周りの方に吐き出して、受容してもらいましょうね。
そうすることで、心の回復にも繋がりやすいですからね。
自尊心を少しずつ取り戻すことで、沢山ある選択の中から、少しずつ自分が「どうしたいのか」が定まってきます。
定まらないときは、定まらないでもいいんです。
わからないときは、わからないでもいいんです。
どうしていいのかわからないときは、それでもいいんです。
それらの気持ちをも、全て「今はそう感じているんだよね」と受け入れてあげましょうね。
それが自尊心を取り戻すための第一歩に繋がりますからね。
今回、勇気を出して公開相談に応募して下さり、ありがとうございました！
これからも、ブログ共々、宜しくお願いします。
(※現在、公開相談は行っておりません)
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