〝 NA-KA-MA.ism 〟

僕には夢がある。

それは、いつかふるさとnakanomata(中ノ俣)を拠点としたライフスタイルを築くこと。


幼少期から、初めての場所に極度に弱く、また余裕のなさから、数多くのイタズラで周りの人を困らせてきた僕。

その性格は、中ノ俣を出てからたくさんの窮地を経験することと、決して無関係ではない。


気持ちが折れそうになったとき、自分が道から外れそうになったとき、いつでも胸にあった想いがある。

そして、いつでも温かく支えてくれた場所がある。

それが、僕をいつも救ってくれた。

だから、今がある。

自分が保育士を目指したのも、必然だったのだろう。


中ノ俣が、僕を大人にしてくれた。


いつからだろう、中ノ俣は、限界集落といわれて久しい地域となってしまった。

ムラの皆さんは日々頑張っていらっしゃる。それでも、その根本的解決策はいまだに見えはしない。

大切な故郷が、すこしずつ老いて行くようにも見える。


それを、黙って見ているわけにはいかない…!


感じたら、考えてみればいいんだ。

僕らのような未熟な若造でも、できることを探していくことは、決して悪いことではないはずだ。


僕には中ノ俣での思い出があるから。

そして、中ノ俣の仲間もいるから。


ただの昔回帰ではない、心のなかに染み入る夏の山の清水のような、中ノ俣で小さな頃から感じてきたそんな気持ちを、誰かに贈ることができるような生き方を見つけるんだ。


それが僕らの、ふるさとへの恩返し。


Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

令和最初の年の瀬にあたりまして

何だかんだで、このページにアクセスするのも、ほぼ一年ぶり。
ガラケーで一生懸命記事を打っていたのが、本当に懐かしく感じられます。

このblogページを始めた時の素直な気持ちは、

「誰かともっと話してみたい」
「自分の思いをわかってほしい」

みたいなものだったと思います。

なんだか、たくさんいいことが起きていたのに、スッキリしなくて、仕事でもなんだかぶつかることが多くて。
その戦いこそが「プロであるから仕方のないこと」だととらえていたけど、なんだか心が落ち着かず。
そんな時期でした。

それから何年か仕事をし、少し力を抜いてがんばりきることができるようになり、同時に、新しい仲間にも恵まれて、生き生きと過ごせるようにもなりました。

また、家族も増え、ふるさとへの愛を確認でき、それを形にしていくことで、自分の気持ちも落ち着きました。

落ち着けば、がんばりが続きます。
だから、すべてがうまくいっているはずでした。
でも、何なのか、本当に何なのかわからない気持ちの中のほんのわずかなピースがうまらなかった。

それが、今年うまりました。

一人きりでがんばってきたと思っていた、専門学校の時代に、たくさんのみんながさりげなく支えてくれていたことに気づけたのです。

昨年の11月、一人の大切な専門学校の同級生と二度と会えなくなったことを知り、「心がなくなった」ような気がしました。

喪失感、寂しさ、悲しさ、不安。
いろんなことを一気に感じ、それをなかなか伝えられることもできず。
なかなか、例えば、妻に切々と語ったとしても、話された方は戸惑うでしょう。
そんな気持ちでした。

そんな時、お参りに連れていってくれるという仲間がいました。
そんな時、お参りの前日、僕を盛り上げようとしたのか、10年ぶりくらいに一緒に楽しい時間を過ごしてくれた仲間がいました。

また、僕が、色々提案したとき、快くリアクションしてくれる仲間がいました。

みんな、僕が「ひとりでがんばってきた」と思っていた時期に一緒に過ごした、大切な仲間でした。

大好きな玉置浩二師匠の、「メロディー」を、新潟県民会館で聞けた時、
「ああ、そんなんだ」
と、深くココロに入る瞬間がありました。
涙が止まらなくなったものです(笑)

そして、その事を素直に実感できたのは、恥ずかしながら、仕事を始めて20周年を表彰してもらえた日の、同級生と一緒に乗っていた車の中の会話でした。

もっともっと、気づかなければならないことや、思い返さなければならないことがたくさんあるということだと思います。

だから、

来年は、

「還」

でいきます。

振り返るばかりではなく、大切なことを思い返し、実感しながら、着実に進むこと。

簡単に言えば、感謝、なんだと思います。
でも、待っていて感じるばかりではなく、挑戦を進めながら、その度に大切なことを思い返すような生き方をしていきたいと思います。

仕事、田んぼ、ランニング、料理、歌。

誰かと比べるためではなく、自分と向き合うために、自分でなにかを感じるために、前向きに楽しく取り組みます。

僕の、一番恵まれているところ。

それは、大切な家族がいてくれること。
そして、大切な仲間がいてくれること。

皆さん、今年もお世話になりました。
来年も、よろしくお願いいたします!

平成最後の年末に寄せて


今年は、不思議な年でした。

新しいことに挑戦しようと燃え上がれたスタートだったし、ふるさとのおみこしで娘たちの気配りに感心し、息子の男気を見られた5月。ある意味、今まで生きてきた中での、集大成というと大袈裟だけど、そんな気持ちになれた前半だったと思います。

バレーの大会に、チームのマネージャーとして同行させてもらうことができ、秋田に初めて行けて、みんなに見させてもらえた、東北大会優勝という夢。眠ってからも、試合前のリサーチが夢にでるほど、初めて見る相手チームの皆さんの様子を徹底的に観察し、その場でアナログで分析して、ベンチで話し合いまくりました。
あんなに、相手のチームを研究したことは、現役時代にもなかった(^o^;)

そこからの、仕事場の大イベントと、資格取得への挑戦、その最中の様々な悩み。猪に荒らされた田んぼ。
自分という男が問われた秋。

そして、冬になる前に知った、ずっと会えると思っていた、大切な人と会えなくなったという辛い事実。

その度に、試されている、と感じた年でした。

年末になって思うこと。
やはり、僕は僕であり、僕を支え続けてくれる大切な人や元気をくれる人ががそばにいるというありがたさがあり、また、会えなくてもずっと心のなかで笑ってくれてると感じられるから、そのお陰で、様々な方へのありがたさを感じられるのだという今、ただ、ありがたいです。

感謝を表したくて、「ありがとのぉ」というイベントをやっています。
そして、七年目にしてようやく、その進むべき方向性がはっきり明るく見えました。

「ありがとのぉ」の気持ちを伝えられるのなら、どんどん伝えたいと思います。

でも、今年みたいに、どうしても伝えられなくなる時があります。

かなり思い悩みましたが、その結果、僕の中の結論としては、
「伝えられないなら、空から見てくれる人に向けて、恥ずかしくない生き方をしよう」
ということにたどり着きました。

来年の一文字は

「清」

でいきたいと思います。

来年の僕は、今まで以上に、米作りにも、より本気を出します。
山の清らかな清水を使い、我が家にしか作れない思いのこもった米を、きれいな気持ちで作ります。
そのために、休耕田寸前だった場所に再度命を吹き込みます。

清く、正しく、美しく。玉置浩二さんの歌です。
より、玉置浩二さんが好きになりそうな、そんないちねんになるでしょう。

皆様、お世話になりました。
よいお年をお迎えください!


2016「ありがとのぉ」、ありがとのぉ!

11/6(日)に、ふるさと中ノ俣において、恩返しイベント「ありがとのぉ」を開催させていただきました!

今回は、まさかのスタッフ不足(寸前では、私と子ども達のみの恐れがありました…)も危惧されたり、そしてまさかの、文化会館での有名演歌歌手様のショーが重なってそちらに行くことになっていた方がいたり。

当日の天気も心配だったり。

色々なことがありました。

まず、そのようななか、朝からたくさん動いてくれた、地球環境学校のカンザキさん、そして、中ノ俣のお孫さんであるカズくん、本当にありがとうございました!

お二人がいなければ、今回の「ありがとのぉ」での皆様の笑顔はあり得ませんでした。

そして、今回のゲストで遠路はるばる来てくださった「保倉川太鼓」の皆様。
人数やシチュエーションを考え、楽しくほのぼのとした雰囲気を作りつつ、村の皆さんに元気を贈ってくださり、本当にありがとうございました!

皆様から
「からだ全体に響いた!」
「良すぎて涙が出た」
と、感動の声が届きましたことを、ご報告いたします☆










自分にとっても、子どもたちと一緒に運営できたことはまず嬉しいですが、村の皆さんと子ども達の関わりをいただけたことが、まず嬉しい事です。

中ノ俣の皆様の、優しさ・大きさ・温かさ。
それは、理屈では伝わらないと、常々思っています。

その気持ちが、僕ら「ふるさと恩返しプロジェクトNA-KA-MA」の土台です。

結局、毎回ですが、「ありがとのぉ」を伝えようと企画しつつ、また、「ありがとのぉ」と思える時間をいただいてしまう、そんな私たちです♪

ふるさと中ノ俣が、そこにあること。
皆さんが「やる(いらっしゃる)」こと。

そして、そこに向き合おうとできる家族や仲間がいること。

今年も本当に、「ありがとのぉ」です!

いよいよ明日「ありがとのぉ2016」

本日は、外の車庫をまぁまぁ完成させ、午後は、家族に付き合ってもらい、買い出しへ。

最高の青空!

明日もこんな空で、暖かければ、太鼓の演奏を外で見ることができるのに…。

そう思うくらいの青空♪

買い出したものと、物品を、会場に運び入れました!

明日は、お手伝いが少ない中々のシチュエーション。

ただ、こんな年も凌いでこそ、継続に価値が生まれるのだと思います。

来年またみんなで盛り上げていけるために。

今年は、昨年よりひとつ大きくなった、我が子たちがいます。
そして、もう一人、中ノ俣のお孫さんにもお手伝いいただけることになりました。

そこに今年の、価値があります!

第二部の「なつかしシアター」の選定も終わり、なぜかそれを見て泣きそうになりました(笑)

ふるさとの皆様への「ありがとのぉ」が、とどきますように。

※ちなみに、11:00開始です。中ノ俣の方でなくてもご参加頂けます(第二部込みでお一人様1000円)!中ノ俣の皆様と直にふれあい、その大きさや楽しさを感じてください☆都合のつく方は、お気軽にどうぞ。

「ありがとのぉ」チラシ全戸配布!

いよいよ今週末に控えた、私たちのふるさとへの恩返しイベント
「ありがとのぉ」
です!

今年は、保倉川太鼓様をお迎えし、村の皆様に元気をプレゼントできればという、勇壮な時間を考え中󾭠

「知らなかった」では、申し訳ないし、もったいないので、今日は中ノ俣の全てのお宅に、チラシを配らせていただきました。



ついてすぐは、少し雨が強まり、ドキドキしましたが、配布が始まると、スッキリ青空♪



気比神社の大神様も、村の皆様のために味方をしてくださっているのでしょう、きっと(^_-)♪






今年のスタッフは、色々重なってしまい、僕と、我が子たち。
そこに、もう一人の中ノ俣のお孫さんにもお手伝いいただけることが決まりました!

スクリーンをレンタルさせてくださる地球環境学校さん、会場に運び込んでくださるということで、いつも以上に本当に感謝です。

皆さんの力、思い、優しさが、中ノ俣の皆さんの笑顔につながるよう、一生懸命取り組ませていただきます!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>