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ドラマ『必殺仕掛人』
ドラマシリーズ版・1,2話監督:深作欣二!! 新作映画版の余波で久々に鑑賞! やっぱり面白い!カッコイイ! 「仕掛人・藤枝梅安」鑑賞記念に、久々にドラマシリーズ・元祖『必殺仕掛人』を1話から見直しました! やっぱり面白い! 特に1、2話は深作欣二監督作!! ダイナミックな手持ちカメラショットも。 何より、当時の型破り時代劇だけあって、エネルギッシュでパワーがあって、スピーディ。 有名な、平尾昌晃作曲による、時代劇なのに、マカロニ・ウェスタン超音楽がカッコイイ! 最初は、エンドクレジットの音楽も、主題歌じゃなくて、殺しのテーマのインストだったんですね。 クレジットのバックには、毎回の名シーンのスナップ写真を使ってるのが凝ってます。 梅安を演じるのは緒形拳! 読んだことないけど多分原作よりずっとアクティブで軽快です! 自らも手を下す元締め山村聰が、本当にやさしそうで情に厚く包容力がある表の顔と、凄みのある裏が見事! その妻、中村珠緒も地獄のような過去を持つ女を好演。 この後、肥薩シリーズ数作にレギュラー出演することになる野川由美子のちゃきちゃきぶりも楽しい。 最初の第2、3、4話は原作付きのエピソードで、大店の後妻が実は壮絶な過去を持つ悪女だとか、家臣の娘に手をかける旗本?とか、新作「仕掛人・藤枝梅安」(多分原作)に似た話も出てきて、興味深い。 テレビで観てた頃は、原作なんてまったくしりませんでしたね。 第1話 「仕掛けて仕損じなし」 1972年9月2日放送 監督:深作欣二 長い必殺の歴史。全てはここから始まった! 本作でも、最初の方で「表の稼業では命を助けているのに、その裏では命を奪っている」という矛盾についてのセリフがある。 また、鍋かなんかを喰ってるシーンもある。 やたらと暴れるシーンも多く、手持ちカメラもアクティブにダイナミック。 当時の殺陣では珍しかった、県出来られて血しぶきが上がる! ラストの殺しにもまた凄みがあった。 第2話 「暗闘仕掛人殺し」 1972年9月9日放送 監督:深作欣二 過去に追われる梅安。 仕掛人の末路も悲しく。 1話に続き、野川由美子登場!その明るさに救われる。 第3話「仕掛られた仕掛人」 大店に納まった美しき後妻の正体とは? 今回の映画と似たストーリー。 新作映画でも出てくる盗賊の頭「御座松の孫八」(演じるは小池朝雄!)や、梅安の隠れ家、料亭・井筒も出てきます。 第4話「殺しの掟」 音羽の半右衛門がある浪人の殺しを依頼される。その男はある医師の妻を付け狙う悪質な浪人だという。 許せない悪人しか殺さないとする信条を守る元締めだったが・・・。 同業者も信用できないという話。 浪人に、亀石征一郎、奇しくも再開する西村左内のかつての剣術の師を、時代劇スター - 大友柳太朗が好演! 第5話「女の恨みはらします」 後の「寅の会」ではないが、仕掛人元締めが一堂に会することになった。 一方、おくらは、道端で偶然、吟味与力大井与太夫(草薙幸二郎)と再会する。 過去の縁をしつこく付きまとう与太夫だったが・・・。
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Last updated
2023.02.07 01:16:11
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