陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

あれからの神無月の巫女、これからの姫神の巫女(八)

2020-11-23 | 感想・二次創作──神無月の巫女・京四郎と永遠の空・姫神の巫女
このおねだり顔で、
都内の殺人事件を未然に防ぎました。
媛子さん、さすがです(違)



ちょっと、皆さん、聞きまして。
『ガラスの仮面』最新刊が出なくて、読者の大半が子や孫まで待っているんですって。ひ孫の代まで忘れない百合のレジェンドといいましても、続編、スピンオフ、とにかく関連作は、自分の目の黒いうちに見ておきたいものですわ。ねえ。…はい、古参読者の切実な願いです。まあ、この作品、原作者の介錯先生は原稿を落としたことなさそうで、かならず完結させるでしょうから、安心ですね。どんな形であれ、無事完結してほしい。最終巻が出るまで、応援しましょう。

さて、漫画版「姫神の巫女」第四話の続きです。
ひめちか成分摂取のため、神無月の巫女アニメからの引用画像を多くばらまいています。冒頭頁で心が荒みかけた方へのサービスです。いにしえのヲタクは、古き良き想い出をすこしずつ移植しないとエンジンがかからないので、よろしくお願いします。

なお、この記事は雑誌発売直後に書いたものです。最新号の進展とは異なる場合があります。
あらかじめご了承ください。

余談が過ぎましたが、媛子のマンションにお呼ばれしてしまった千華音ちゃん。
誤解も解けたので、もうすっかり舞い上がっています。そうか、千華音ちゃんも15歳の女の子なんだね。乙女チックルームに興味津々。たぶん平安時代のひとが、現代ライフに直面して驚くレベル。スマホを持ってんのにプリントアウトすら知らんかったという。スマホを小さいテレビかなんかだと思ってそうだな、この分だと。



本作では、スマホ画像というか、写真はキーアイテムになるんでしょうかね。
姫子は現像したら千歌音ちゃんにも渡していた気がするけれど。千華音が知らなかったってことは、媛子は独りだけのものにしてたのかな、あのツーショットもろもろ。1話ではスマホに前置きもなく転送はしていますけど、画像で送られるのっていかにもデータです、って感じがしますね。原案ノベルではプリクラだったので、千華音ちゃんがかなり熱心に見入っていたのが印象的でしたよね。千華音ちゃんへ全部渡さなくていいと思っているあたり、媛子の思惑が見えそうな…。

さて、お約束通りのシャワーシーンです。
三話連続で脱いでます、この人ら。とりあえず、アニメ京四郎みたいに九頭蛇とかメンズのシャワーは要らないです。お姉さんたちが喜ぶかもしれませんが、ひめちか成分を増やしていただけましたら。

千華音ちゃん、媛子のプライベートを覗いて、はしゃぎまくる。
友だちの家、行ったことがないんだろうな。顔がもうすっかり和んでます。あんた、仕事はどうした! つうか、「ふわキラ」とか意外にJKじみた用語使い出す千華音ちゃんがなかなか新鮮というか、可愛いですね。この人、他人にすぐ感化されちゃうんじゃないかな。いやいや、媛子だからか。



こちらのコマで確認する限り、千華音に転送していない画像はかなりあるみたいですね。
媛子の実家か御観留め役への報告用の写真に見えるんですが…。あの皇月家の御神巫女を瓔珞しましたよという証拠として? 浮き浮き千華音ちゃん、うっかり媛子の日記に手を伸ばそうとしますが…、あああ、それは!!! それを読んだら、少年少女輪になって~♪ 世界線が変わっちゃう!!(番組が違います ※輪るピングドラムネタ) そこでタイミングよく媛子からお願いをされます。なんともねっとりしたまなざしで。

さぁて、皆さん、ここで三択です。媛子の頼んだこととは…?

・背中を流してね♪で、流れるままに一緒にお風呂に入る
・残り湯で洗濯をしておいてほしい
・お湯が出ないので、急ぎ水道業者を呼んでくれ

答えは、たぶん原案ノベルのままでしょうか。この続きは第五話で! 待て、次号!





記事冒頭画像のあの媛子のお願いスマイルが、どうみても、アニメ九話で枕を抱えてお誘いしている姫子のおねだり目です、ありがとうございます。おいしいです。もっとギブミー、陽だまりスマイル。




理想はこれなんですが、ノベルだとなんかいかにも男子中学生の青春ラブコメにありがちな夜になってます(爆)。
次回はどうするのかな~。どうなるのかな~。
今回のラストだけ御霊鎮めの儀までのカウントダウンが省略。雰囲気盛り下げないためでしょうかね。

そういえば、昔、原作者先生のブログに、「ソウマ子」の落書きなるものがあって。
今回のお話、それを思い出しました。双磨だからふた●り設定とか、実は異性の双子でしたよとか、そんな設定でももう驚きません。百合ファンに忖度した結果なのでしょうか。前回の「今の君ときたらまるで女だ」って台詞、そおくり自分のブーメランになってませんか。こいつが監視役をやる理由ってなんだろう、むしろ、そこが気がかりですよね。

この雑誌、あんがい百合っぽい話が多くてびっくりです。
姫神以外は、探偵か仮面ライダーかのお話か読んでないですけどね。毎月後半が楽しみですね。




単行本待ちのひとは、ひめちかに逢えるのが年明けになりそうです。
発売日は2021年1月27日。
タペストリー付き有償特典付きの限定版の予約もはじまっているようです。



*漫画「絶対少女聖域アムネシアン」&ウェブノベル「姫神の巫女」、そのほか関連作レヴュー一覧*
漫画「絶対少女聖域アムネシアン」および、ウェブノベル「姫神の巫女」、そのほかの漫画などに関する記事です。

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「神無月の巫女」と「京四郎と永遠の空」に関するレビュー記事の入口です。媒体ごとにジャンル分けしています。妄言多し。

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