日経平均株価 続伸で153円高 | 自称投資家元シンガーソングライター松山栄一の写真・アニメ・時事ネタ他なんでもアリの超ウルトラ基地

日経平均株価 続伸で153円高

6日の日経平均株価は、続伸。朝方は、売りが先行した。現地5日発表の米雇用指標が堅調で利上げ長期化への警戒感から、米国株式が下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万5719円61銭(前日比101円19銭安)まで軟化した。その後は切り返し、上げに転じた。円安歩調や時間外取引の米株価指数先物高が支えとなり、上げ幅を広げ、後場序盤には2万6034円06銭(前日比213円26銭高)まで上昇した。ただ、買い一巡後は上値の重い動きとなった。  

 

後場終盤に、日銀の関係筋が「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない」と述べたと伝わり、円安進行とともに日経平均も持ち直したが、影響は限定的だった。3連休に22年12月の米雇用統計を控えていることも買い気を鈍らす要因となった。  

 

東証業種別株価指数(全33業種)では、海運、鉱業、非鉄金属など17業種が値上がりした。東証プライム銘柄では全体の57.3%が上昇した。  

 

市場からは「円安や米株先物高がフォローとなったが、米雇用統計を受けた米株動向を見極める必要があり、買い進めにくい。日経平均2万6000円割れでいったん落ち着いた感はあるが、リバウンドが期待される一方で底割れへの不安も残る」(準大手証券)との声が聞かれた。

 

東証業種別株価指数は33業種中17業種が上昇した。騰落銘柄数は値上がり1054銘柄、値下がり696銘柄、変わらず88銘柄だった。

 

1月6日(金)の主な数値    

 

日経平均株価 2万5973円85銭(前日比+153円05銭アップ)      

 

東証1部株価指数(TOPIX) 1875、76(前日比+6、86アップ)        

 

東証1部の出来高 10億7351万株          

 

売買代金 2兆5008億円