今わたしは、改めて基礎を鍛え直しています。
書道でいう「基礎」とは、古典の勉強。
実際に筆を手に持って書く「臨書」のみならず、
古典の法帖をじっくり観察、鑑賞し、味わうことにも、
これまでになく時間を費やしています。
なぜ、と言われるとちょっと困っちゃうのですが、
わたしが長年意識して鍛えてきた「勘」が、
そうしたほうがいいぜよ?と言っているからです。
そしてそういう勉強は、充実感こそあるものの、
疲労感もはんぱないわけで・・・
そんなわたしをヘルプしてくれる「助っ人」を雇ったのです。
五人も。
「見参!!!」
「ネコキャットV(ファイブ)!!!」
どっかーん(爆発音)
「雇い主が、筆を所望しておられるぞ!!」
「いざ!運搬!!!」
「ご所望の品は、こちらでございますね?」
「いいえ私がお持ちしたこちらでございましょう?」
「何をおっしゃるわたしの・・・」「いやわたs・・・」
「いざ!選択!!」
「なんと!?」
「もっと大きなものをお望みか!?」
「おまかせあれ!!」
「我らの結束、今こそお見せするとき!!」
彼らは、
「ネコのペンおき」
イマドキのガチャガチャの景品の一種で、
かわいさのあまりひとつガチャって、
そのまま友人にプレゼント。
後からとても気になって、誘惑に負けて、
ウチにも今回雇用の運びとなったものです。
本当はペンを、その頭上にうやうやしく掲げてくれる、
そんな猫たちなのですが・・・
今回は無理をお願いして、
筆の運搬を手伝ってもらうことにしました。
やっぱり猫は世界を救うのだ、と実感します。
こんなことを真剣にチクチクやってる、
そんな書道おっさん・・・
サビシクナンカナイヨータノシイヨー!
きっと夜中、
わたしが眠ってしまって知らない間に、
彼らがイロイロやっといてくれるはず・・・
とてもカワイイので、
あなたもおうちに、ひと戦隊いかがでしょうか?