世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

博多へ(2021ぐるり九州no1)

2021-10-27 | 九州

 コロナ過の「禍」の字はホントに取れたといっていいのでしょうか。それにしても感染者はズンズン減少してきた。ワクチン接種が功を奏しているのか。はたまた、働き過ぎたウイルス菌がへたってしまったのか。いづれにしても明るい話であることには間違いない。でも、海外への旅はいつになれば解禁になるのか、まだまだ遠く思えて仕方ない。

 ということで旅に出ることにした。8月の長雨で飯田線の鉄橋に被害が出て、未だに復旧に至らずバスによる代行輸送であることは承知していて、小さな無人駅に向かった。ホームに立っていると「飯田から辰野までの列車は走りません」スピーカーから無情な報が流れてきた。大雨の影響なんですって、そんなに降った感覚は全くなかったのに。大慌てで高速バスに席を確保。お客さんはそんなにいないからこっちは大丈夫だった。

 名古屋駅で払い戻しの証明をもらって新幹線に。

 駅弁だけ買って飛び乗ったのは不覚だった。「ビール販売はありません」ですって。博多までは遠い。でも列車好きな私にとっては楽しいだけ。イヤホーンに音楽を流しながら読書、いや、そんなに格調は高くない読み物に目をやる。私にとっては、自由の利かない狭い座席の飛行機よりもどのくらいいいものか。かって、JR最北端の稚内駅から最南端の鹿児島は西大山駅までを連続乗車したこともあった。

 昨夜は博多駅前の安宿に泊まって、集合場所の博多駅に向かいます。博多発長崎までのツアーへの参加者は14名。私は一番遠い距離をたどってやって来て仲間に加わるのでした。

 ホームに出たらこの春乗車した観光列車「ゆふいんの森」がちょうど入線してくるところでした。

 

 私たちは博多発の「36ぷらす3」鹿児島までを走る列車です。

 「36ぷらす3一日駅長」さんがスタンバイ。ご覧のとおり報道関係者が集まっています。そうなんです、今日からの旅は特別の旅だったのです。

 この列車がこれから関係する市町村のイメージキャラクターが集まってきていました。兜みたいなのを頭にのっけてるのは中津市の「くろかんくん」

 こちらは南関町の「トッパ丸」なんでも関所の町を守る武士だそうです。

 鹿児島県曾於市の公認キャラ。曾於の美しさと食べ物のおいしさに星に帰るのを忘れてしまったとか。

 「36ぷらす3」がやってきた。昨年10月16日の運航開始から1周年の記念の走りになるのです。

 たまたま購入してあった時刻表の表紙をこの列車が飾っていました。


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