世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

スラバヤの朝 (2024ジャワ島no19)

2024-03-24 | インドネシア

 朝ご飯はビュフェ。誰もいないレストランで盛り付け配色も楽しい食材を写して回りました。

 

 

 

 

 とにかく食材の並びに何ともいわれぬ品が。こんな楽しげなビュフェ会場は初めての体験でした。

 今日午前中は各自ご自由にどうぞ。の時間でした。レストランを出たところには歴史あるホテルの写真が並んでいました。注目は右上の写真。ホテルの塔のポールに掲げられていたオランダ国旗の青色の部分を切り取ってインドネシア国旗に変えたというのです。その背景はいろいろあるのですが、この青年たちの行動が以後の独立戦争に結びついた歴史的事件として伝えられているとのことです。でも、日本軍が接収していたというホテル。その時は日の丸が掲げられていたのではないだろうか。

 こちらは絵画。白と赤のインドネシア国旗の下で「バンザイ」の市民。次の写真がオランダ国旗。なるほど青色を切り取ると紅白のインドネシアだ。

 

 

 日本軍が使ってた頃のものかどうか分かりませんが、歴史あるこのホテルの写真が並びます。

 インドネシアへの日本侵攻がいつだったのか知りませんが、1942年から終戦までの3年間日本の軍政下にあったとのこと。当初のインドネシア人は、オランダの植民地支配からの解放者として日本軍を歓迎したといいます。そのことが多くの残留日本兵を生んだのかどうか知りませんが、その日本兵がインドネシア人とともに連合国軍との独立戦争を戦ったのだというのです。ジャカルタには「カリバタ英雄墓地」というのがある。独立の英雄としてこの墓地に埋葬されることはインドネシアで最高の栄誉とされてているとのこと。この墓地に28人の元日本兵が埋葬されているという。この墓地の他にも各地にある英雄墓地に日本兵の名前が刻まれているそうです。戦争という事象のなかで、この両国の心はどう通じ合ったのかと思うのですが、こんな過去の流れがあるからか、2023年6月に天皇皇后両陛下が訪れ供花されたというのはごく最近の出来事。なお、上皇上皇后様も天皇皇后時代の平成3年(1991)には訪問されている。

昨夜眺めた高層階建物2棟がこちらだ。ホテル2階から撮影。

 

 この植物なんていうんだろう。葉っぱを切ったあとがある。下を見たらその葉っぱを刻んでた。それが次の写真。

 

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