今週の米ドル円FX為替相場は129.04-131.12のレンジ。


前回予想の、
「130円台とお別れ」予想レンジ125.50-130.50は、
予想レンジ上限はイメージ通りでしたが、
予想レンジ下限は大きく外れてしまいました。
予想レンジの誤差は、下限4円54銭、上限62銭でした。


<想定通りの出来事やサプライズ>

・FOMCを控えたポジション調整。様子見。



<想定外の出来事やサプライズ>(言い訳ではありません・・・WW)
・日銀による5年物の「共通担保資金供給オペ(公開市場操作)」実施

・米経済指標が好調
米PMI速報値、GDP速報値が事前予想を上回る結果



来週のFX為相場予想のポイントは以下の通りです。
 


 
(1)FOMC
0.25%の追加利上げが事前のコンセンサスとなっております。
問題は、その後のパウエルFRB議長の会見です。
利上げ停止が間近である事を示唆する内容となれば、
米ドル金利低下、日米金利差縮小となり、
FX為替相場は、米ドル安円高が進むでしょう。


(2)米雇用統計
米国経済指標の結果が事前予想を下回る事が増えてきていますが。
米雇用統計だけは比較的好調を維持しており、
労働需給のひっ迫が懸念されています。
FRBが利上げ停止に踏み切れない要因の一つでした。
ところが、事前予想は前回実績をやや下回る水準であり、
FRBの利上げ停止を後押しする内容になりそうです。
となれば、米ドル安円高要因となるでしょう。

(3)ECB定例理事会
ECB当局者によるタカ派発言や欧州経済指標の好調を受けて
0.50%の利上げが確実なようです。
ユーロ買米ドル売に拍車がかかるでしょう。
米ドル円相場にも影響が出て、米ドル高円安が抑制されるでしょう。














日米金利差縮小の流れがある限り、米ドル高円安は限定的です。
今週は、FOMC、ECB定例理事会があり、米ドル金利水準が頭打ちである事を
再認識する事になりそうです。

基本的には米ドル安円高が続きそうです。





シカゴIMMポジションの動向
円売りポジションが3週連続で減少しています。
2022年以降で、円売りポジションは最も少なくなりました。
過去最高は、2007年6月26日の▲188,077

▲46,864(1/03)⇒▲35,377(1/10)⇒▲22,961(1/17)⇒▲21,635(1/24)





来週の米FX為替相場は、「130円台とお別れ」予想レンジは、125.50-130.50

主な経済指標・イベント
1/30:
1/31:FOMC
2/01:ADP雇用統計、FOMC、FRB議長会見
2/02:ECB定例理事会、総裁会見
2/03:米雇用統計


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