ブックサンタをご存知ですか?

本を読みたくてもなかなか読むことができない子どもさん(ひとり親家庭や貧困家庭、施設)に本をプレゼントする取り組みです。

 

私がこの取り組みを知ったのは、11月27日に開催されたイベントの取材がきっかけ。

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ブックサンタに登録していらっしゃる本屋さんはいくつかありますが、今村翔吾さんがオーナーを務めていらっしゃる 大阪府箕面市のきのしたブックセンターで参加させていただくのが筋であろうと思いまして、本日伺ったのでした。

 

ブックサンタは当初、対象年齢を低く設定していて、贈るのは絵本に限られていたのですが、今では幼いお子さんから中高生まで範囲が広がっているとのこと。

ですので、年代別に三冊選んで購入、きのしたブックセンターさんに託してまいりました。

 

 
 
さて、私が選んだ本について。
 
【小学生のお子さんに届けてほしい】
まずは小学生のお子さんにと選んだのは佐野洋子さん『100万回生きたねこ』。

【中学生に届けてほしい】

山田詠美さん『ぼくは勉強ができない』。

 

 

【高校生に届けてほしい】

今村翔吾さん『幸村を討て』。

 

 

私は高校生に向けて選びましたが、先に引用した取材の時に、今村翔吾さんは意外なことをおっしゃっていました。

なんと『幸村を討て』の読者には小学生が多いんですって!

ですから、高校生に届いてほしいと言いつつ、読みたいと思うならどんな年齢のお子さんに届いても良いんですよ。

 

 

先程の写真は、お会計を済ませた後できのしたブックセンター様の許可とご協力をいただいて撮影させていただきました。たまたまお客様が居られない時間帯だったのでできたことです。

ありがとうございました。



ちなみに、私がこんなにブックサンタに共感するのは、私自身子どものときに本をプレゼントしてもらった思い出があるから。


父の妹(つまりはおば)が結婚することになり、我が家に挨拶がてら遊びに来てくれた時、夫となる人が「千波留ちゃんに」と、本をプレゼントしてくれたんです。

それがこれ。『きつねものがたり』


 

 

とっても賢いきつねの物語。きつねだけど字も書けちゃう。

私はこのお話をとても気に入って、何度も何度も読みました。そして「このおじさん、初めて会ったのにどうして私の好きなものがわかったんだろう」と不思議に思ったりしていたんです。


きっと、私が本と動物が大好きだとリサーチして選んでくれたのでしょうね。

好きなおじさんでしたが、何年も前に亡くなりました。

そんなことも思い出して、ブックサンタに参加させてもらったんですよ。



 

ブックサンタになるといただけるステッカーとフライヤーです。

 

 

 

 
 

もしよろしければ どこかのお子さんに本を送ってみませんか?

1冊から、上限はないそうデス。

お近くに、ブックサンタに加盟している本屋さんがあるかは公式サイトをご参照ください。

オンラインでも贈ることができるそうです。

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