物心一如 | 仏光さんの心の相談室

物心一如

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今日の朝は前回の教訓を踏まえて、狩野川の堤防を守山公園まで往復30kmの平地自転車トレーニングをしました。やはり平地を走る方が常にペダリングをしているので、体がそれなりの熱を発して低体温症になることはありませんでした。これから寒い冬の朝は平地トレーニングにします。その代わり昼休みは、いつものヒルクライミングコースを走ることにします。

 

これで一日のトレーニング距離が50km~55kmになるので充分ですね。たぶん来月にはスーパークライミングロードバイクのLook(ルック)が仕上がる予定なので、今からLookで走るヒルクライミングトレーニングが楽しみです。今はコンポーネントと呼ばれている変速機が届くのを待っています。今度の変速機は電動の変速機です。電動の方が機械式よりスムーズに変速できるそうです。

 

私は自分が気に入ったものしか買いません。言い換えれば物は自分の感覚で好きな物しか買わないのです。ちょっと無理してでも好きな物を買います。自分が好きな物を買うと、いつまで使っていても飽きないし大切に使います。私の車はもう12年くらい乗っていて走行距離も約20万キロです。でも大変気に入っている車なので買い替える予定はありません。メンテをしながらこれからも大切に乗って行きます。

 

今ある自転車も私が「好きだな~」と思う自転車を買っています。価格はもちろん考慮に入れますが、自分が買える範囲で最高の物を買います。今度買う自転車もそうです。だから「安物買いの銭失い」にはなりません。お金は使うことによって循環し、一生懸命働いておれば、また自分のところに帰って来るのです。

 

自分の経済的不安からお金を貯め込んで通帳を見てニタ~と笑っている人間も居ますが、あまり頭の良い生き方とは思いませんね。お金は使ってこそ、その価値が発揮されるのです。問題はどう使うかですね。困っている人たちのためのボランティア団体への寄付も賢いお金の使い方の一つだし、自分への投資も賢い使い方ですね。

 

お金を使うとお金が減って自分が損をする。だからできるだけ安く、まあまあのものを買いたがる人間が世の中には結構います。こういう人が「安物買いの銭失い」になるのですが、そういう人が人生において物心共に豊かになることは決してありません。

 

こういう人は脳の中に構築されている世界観が間違っているのです。だからこういう世界観の人は、私のブログを読んでもし高い物を無理をして買うと、その物の価値より支払った金額の方ばかりに気が取られて、自分のお金を損した気分になります。

 

「もっと安いので良かったのではないか」と考えるのですね。こういうことをしているとやっぱり心が貧しくなりますね。でもその人の頭の中に構築されている世界観がそうなので、その思考行動パターンがすぐに変わることはありません。無理をして高い物を買っても、「ああ良いものが買えた」ではなくて、「損した」と思い続けます。

 

何も贅沢をしろと言っているわけではありません。自分が買える可能な範囲で、価値があり、それなりの金額ならばそれを購入すべきです。金額だけに気を取られて安い物を買わない方が良いのですね。心が豊かになるにつれてものに対する世界観も自然に変わっていきます。そして世界観が変わらない人は残念な人ですね。

 

いい物を買うと初期投資はかかりますが、結局長い期間気持ち良く使えて、トータルで見ると長く使う分安くなります。スーツなど良い例です。安物は1年も経たずによれよれになりますが、良いスーツは10年でもパリッとしていて気持ち良く着れます。

 

「安物買い」は結局長い期間を見ると、長持ちしないから何回も買い替えることになります。そしてお金を余計使うことになって、心が豊かになることはありません。無理をしてでも最初にいい物を買うと、毎日気持ち良く永く使えてトータルコストが安くなるのだから、これほど良いことは無いのです。

 

今回もう一台自転車を買うのは、ただ好きだからだけではなくて、今持っている自転車をできるだけ永く使いたいからです。私が1年半前に買ったピナレロのロードバイクの走行距離は1万キロを軽く超えています。この調子で使っていくと後3年で走行距離が地球一周を超えることになります。

 

よく考えてみてください。一人のサイクリストが地球一周の旅に新しい自転車を買って出かけました。約4年かけて地球を一周して出発地点に帰ってきました。出発時に新品だった自転車は、地球一周する間に結構ガタガタになっていることでしょう。それと同じことを私はしているのです。しかももう一台のグストのロードバイクに乗っているのにもかかわらずです。

 

グストの走行距離は7000kmくらいです。だからもう1台の自転車を買うことによって自転車の走行距離が分散されるので、それぞれの自転車に永く乗れることになります。できるならば、私の車のようにずっとこれらの自転車に乗っていたいですね。だから結局は良いものが永く使えて、3~4年で買い替えていることを思うとコストも安くなります。

 

禅では「心身一如」という言葉があります。「心も体も一緒だよ」という意味です。心が病めば身体も病みます。まさしく「心身一如」ですね。ところが弘法大師の真言密教では、「物心一如」とも言っています。「物と心は一緒だ」と言っているのですね。私はその意味が分かりませんでしたが、最近何となく弘法大師が言っていることが分かるような気がします。

 

好きな物を大切に使っていると、そんなに壊れることは無いし、その物の機能も永く損なわれることがありません。私の車がいい例ですね。今でも新車のように走ってくれて、修理工場の社長が「これだけ乗って、こんなに修理の少ない車はあり得ない」と言っていました。だから使う人の心が物にも伝わるのかなと私は思っています。

 

骨とう品などを買って霊障で私のところに来る人も居ますが、以前にその物に使っていた人の心が乗り移るのでしょうね。リサイクルショップの人も物から霊の影響を受けて首や腰が痛くなったりします。もちろん私がお祓いするとその場で痛みは無くなるのですが、これもまた違った意味で「物心一如」ですね。

 

弘法大師は土地を見ていて温泉が出るところが分かったみたいです。だから伊豆の修善寺温泉をはじめ、全国各地に弘法大師がけがや病気で困っている人の湯治のために拓いた温泉があります。これも物心一如ですね。

 

物を大切にする心は大事だと思います。でも物に執着すると苦になります。ここが難しいのですが、物を大切にして、しかも執着しない。そういう心の姿勢が一番いいのだと思いますよ。私は来月に来るであろうLookのロードバイクの事を毎日考えています。

 

そして夜中にトイレに起きて、ふと自転車の事を考えるとしばらく眠れなくなります。全く子供と同じですね。いつ死んでも文句は無いと言っていますが、Lookのロードバイクに乗るまでは死にたくないです。これも執着かな。まだまだ修行が足りませんね。これからも精進頑張ります。でもやっぱり来月が楽しみですね。

 

合掌

 

仏光

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