心の在り方と幸せの関係
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昨日は予定通り昼休みに西伊豆のサイクリストカフェでハンバーガーを食べに行ったので、朝のローラートレーニングと合わせて６５kmの自転車トレーニングができました。でも夜は疲れていたのですぐに寝ました。夜中に起きてしばらく寝られなかったのですが、朝方にぐっすり寝てしまったみたいで、アラームもかけ忘れていて今日の朝は寝坊しました。
時間が無かったので、朝のトレーニングは狩野川の堤防を２５km走って切り上げました。今日の朝も気温が２℃で寒かったのですが、昨日の朝のー５℃より７℃も高いので外で走ることにしました。もう少し暖かくなって欲しいですね。春が待ち遠しいです。
でも日本の各地域の寒波の様子を見ていると、私が住んでいる静岡県東部は雪も降らずにとっても恵まれているなと思います。このこと一つとっても「ありがたい」と感謝の念が湧いてきます。この寒波による他の地域の大変さを見るとお気の毒に思います。
さて、私がもし長生きしてしまった時の私の目標は、強靭な心と強靭な身体を持つ老人になることだと以前のブログに書きました。その中で私が思う強靭な心について今日は書きたいと思います。
強靭な心と言うと、何か「硬い意志で貫かれた心」みたいなイメージがありますが、私が思う強靭な心とは自分に起こることは一旦何でも受け入れて適切な対処がいつでも取れる心、またはいくつになっても子供のように何でも吸収できる柔軟で素直な心です。
普通は歳をとるほど、色々な経験により、そして脳の老化により、心は頑固になり、自分の意見や思いに固執して、自分がいつも正しいと思いながら、表面的には世間に合わせていい人を装い、家では少しわがままになって生きて行くことになります。それが普通の老人なのですが、私がやろうとしていることは老人なのに子供のような柔軟な心を持つことです。
これは本当に至難の業です。とりあえず私はアメリカのコロンビア大学の最低一日１時間の有酸素運動で脳の老化が防げるという研究結果を参考にして、毎日自転車で有酸素トレーニングを喜んで１時間以上しています。
そこは良いのですが、自分の心を純粋にそしてもっと素直にしていくところが大変なのですね。純粋で素直な心はその人を無防備にして傷つきやすくします。何故なら世間というのは純粋で素直では無いからです。
普通は自分の心が傷つくのが嫌で、純粋さを失い、素直さを失い、世間一般と同じように心が曇っていって、周りの人も同じだからそれで良いのだと思い、それが世渡りだと思い、また中にはそれが老練になることだと思い、それが楽なのだと思い、一生を過ごすのです。
しかし自分が「８０年、９０年、１００年生きた結果として、そんな程度の心の持ち主の人間になりました。」ではただ生きただけで、私の場合は何のためにそんなに生きて来たのか分からないと思うのです。
社会的にこんな肩書を持ったとか、こんなにお金を稼いだとか、こんなライフスタイルをエンジョイしていますとか、そんなことより「自分の心が自分の一生を過ごしてきた上で、どのような心にでき上がって来たのか？」の方がよほど私にとっては大切なのですね。
私は純粋であり素直な心の持ち主になりたいけれども、柔軟で傷つかない強い心の持ち主にもなりたいです。もちろん人生へこんだり落ち込んだりすることがあると思いますが、「形状記憶型心」になってすぐに元通りになる心にしたいのですね。
明日死んでもこの世に何の未練もありませんが、それが私がもし長生きしてしまった時の私の目標ですね。ちょっと考えただけでもこれは至難の業です。だから私にとっては一生をかける価値があると思うのですね。
何れにしてもノーベル物理学賞をもらっている量子物理学者が「死んでも意識（心）が残る」と言い、私も毎日の仕事を通して「意識だけの生命体（霊）」の存在を嫌というほど見て来て、この世で生きている間はほんのちょっとで、死んでからの方が全然長いことを考えると、この世での自分の意識（心）のあり方をみなさんよくよく考えた方が良いと思うのです。
お釈迦様が説いたように、自分の心の在り方がこの世でもあの世でも自分を幸せにする鍵なのですから。これが分からずに目の前の物（物質）ばかり追いかけ回していると、この世でもあの世でも苦しむことになるのですね。純粋で素直で柔軟で傷つかない心が、この世でもあの世でも幸せをもたらすのです。
もちろん色々やるのが面倒で、何だかんだとその場その場で自分に都合の良い理由をつけながら「そんなこと死んでからでないと分かるかい！やってられないよ！」と思う人はこの世で好きにやっていてもらっていいのですが、少しでも心の在り方と幸せの関係が分かる人は自分の心の在り方を鍛えていった方が良いと思いますよ。それがこの世で生きる意味であり、本当の価値だと私は確信しています。
合掌
仏光
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