地獄への道は善意で舗装されている

 

最近、気になった、ことわざ
なんでもヨーロッパのことわざだそうです

The road to hell is paved with good intentions.

意味は、
悪事または悪意は善意によって隠されている

分かりますよね
僕は、「偽善」と似た意味に捉えました

いっけん正しい事を言ってそうで
よくよく考えたら、ん?それおかしくね?
って事よくあります

例えば、「太陽光発電」
確かにクリーンエネルギーで
環境への負担は少なそうです

だけど、太陽光パネルを作るのに
どれくらい環境に負荷が掛かってるんでしょう?

しかも、設備の寿命は?

パネルは25年以上もつそうですが
発生した電気をコントロールする部分は
10年くらい

ま、エアコンとかの寿命と同じって
考えたらいいですよね

火力発電よりはエコだと思いますけど・・・

クリーンなの?

定着した感のある「レジ袋有料化」
僕もマイバック持ち歩いてますけど
ほんとにどれだけエコなのかはとっても疑問

マイバックって言っても
一回買ったレジ袋の使い回しです

最近は、ストローまで紙ストローに・・・

趣旨は分かります
良い事ですよね

だけど・・・

この感覚が、
このことわざにピッタリだなって思った訳です

地獄への道は善意で舗装されている


そう言えば昔
割りばしが木の伐採を促進してしまって
環境負荷が大きいって言われた事ありました

最近、聞かないですよね

その時の業界の反論は確か
そもそも木の端材を使ってるから
(丸い木を四角くした切れ端を使う)
逆に割りばしを作ること自体がエコって
ものだったと記憶してます

こんな風に
地獄と表現するのは酷だけど
良い事に見えて、それほんとかな?って事は

世の中にたくさんあるよね

 

 

トニー・ブリゲル