雨水、霞初めてたなびく | 天狼月詠の神様ライフ

天狼月詠の神様ライフ

カウルア(Kaulua)=ハワイの言葉でシリウス(天狼星)
月夜見、月詠の命さま=伝え残す神様が名前の由来。
東洋魔法(古神道、陰陽道)で未来を開きます。
福岡発信の寺子屋ブログです。
現在、持病の悪化により療養中。

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雨水、次候。
第五候、
霞始靆 (かすみ はじめて たなびく)。

新暦の2/24-28ころ。

霞がたなびきはじめるころ。

現代では花粉症やらとなりますが。。。

「春の野に霞たなびき
  うら悲し
 この夕かげに
  鶯鳴くも」

 大伴家持 万葉集・巻十九・四二九〇

季節の花は、沈丁花
香木のようないい香りがするのですが、
実は有毒です。

かすみそうもこの時期。

野菜はさやえんどう。

藍染のもとになる藍は、
この時期に種まきをするとか。

また、ねこのいわば「さかり」もこの頃。
季語にも「恋ねこ」などと使う。

他に魚は「鯥(むつ)」
野菜は「チコリー」
チコリーの青い花は西洋で、
魔除けとされ、
漢方では、
肝炎や黄疸の薬にされる。

そしてもっとも目立つのは「菜の花」。
一面の山野に黄色いじゅうたんが