駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

テクノロジーだけで勝てるほど人間は単純ではありません。

2023年06月09日 | 社内事情
昨年の2月24日以来
毎日ウクライナから流れて来る戦況や映像をチェックしています。
そして
それを見ると
今回の戦争は過去とは全く違う
そんな姿と
逆に
第一次世界大戦から全く変わらない
相反する側面も見えてきます。
進歩したのは武器とテクノロジーですね。
武器はハイマースやらストームシャドウが
ピンポイトでロシアの司令部や弾薬の集積地を破壊していますし
兵士が手に持って発射するジャベリンが
面白い位に戦車を破壊する
そんな映像が流れて来ます
ドローンも多用されて
それによってたくさんの前線の迫力ある戦闘シーンが流れて来ますし
そのドローンから敵に爆弾を落として殺害する動画も無数にあります。
これを見て思いますね。
今後は戦争映画を観る人はいるのだろうか?
って
私自身は本物の戦闘シーンをこれだけ流されたら
もうとてもフィクションの戦争を観ようなんて思いませんね。
第一次世界大戦から変わらないもの
それは
最終的に戦況を決するのは
相変わらず
歩兵同士の接近戦で決まる
って事です。
お互い塹壕に籠って
小銃を撃ち合い
それで陣地を奪った方が前進します。
つまり
長距離砲もドローンも
それだけで最終的に勝敗を決めるだけの力は無い
って事です。
言い方を変えれば
いくら安全で離れた所から最新兵器を浴びせても
泥まみれで命がけで小銃をもって走り回る
この兵士を殲滅する事は出来ない
って事です。
ですから
武器は
自らは安全な所で
敵を倒す
こんな虫の良い発想から進化してきた訳ですが
実際には
どんなにお金を使っても
それだけでは勝てない
自らの命を賭けて勝負を決する
これが戦争だって事です。
この戦争の本質
私たち日本人もしっかり頭に叩き込みたいですよね。
妄想だけで威勢の良い言葉を発する人達
たくさんいますが
まぁ認識不足ですね。
日本の航空戦力は中国を上回ってるとか
あるいは海上自衛隊の能力は高くて
負ける事は無い
とかなんとか言いますが
そんな事はどうでも良いのです
勝負を決するのは
私たちの子供や孫たちが
泥まみれになりながら
どれだけ死んで行くか
この上に成り立つのです。
ですから
その意味でもウクライナの戦争から
私たちはしっかり学んだ方が良い
私はそう思っています。
この話はともかく
戦争がテクノロジーだけでは勝てない
って話
これビジネスでも全く同じですから
頭に叩き込みましょうね。
特に不動産の仕事は
液晶画面だけで通用する
なんて思ったら大間違いです。
いくらホームページでアピールしようが
最先端の動画で物件を流そうが
それだけで契約が成立する訳ではありません。
勝負を決するのは
戦争と同じです
どれだけ泥臭くお客様と直接対話するか
これによって決まるのです。
会話力を伴わない技術依存タイプは
いずれ消え去ります。
そうならないためには
こんな時代でも
いやこんな時代だからこそ
たくさんの人と接する
これが唯一の進歩の道です。
戦争も営業も
勝負を決するのは
人間同士の直接接触
これを理解しましょう。

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