一昨日はゴルフクラブの競技にエントリーしていましたが
急遽キャンセルしました。
理由は孫の幼稚園が休園のために
面倒を見るようにって息子から連絡があったからです。
まぁゴルフか孫か？
って言われれば迷う事無く孫ですね。
ゴルフはこれから先も体が元気であれば続けられますが
孫はもうすぐ成長して
今のように私にまとわりつく
なんて事は無くなります。
残された僅かの時間ですからね
どっちが大切かなんて考える余地もありません。
で午前中はホームセンターに買い物に行き
お昼は何が食べたいか？
って聞くと
ラーメン
って言いましたので
近くの家系ラーメンに連れていきました。
孫は迷う事無くお子様ラーメン
私はネギラーメン
価格はネギラーメンは倍ですが
麺の量はお子様ラーメンと
それほど変わりませんでしたね。
で私は
孫は当然残すでしょうから
もったいなので
それも食べるつもりでした。
ところが
本当に驚きました。
孫が全部食べ切ったのです。
ただ
驚いたのはそれではありません。
私がネギラーメンを食べ切れないのです。
途中でお腹がパンパンになりギブアップです。
で
箸を置くと
孫が見下したように
“じーじ残すの？
って言って来ました。
で私は
“ジ～ジーはたくさん食べても背が伸びないからもう食べない”
って言うと
孫は
”バーバは背が伸びなくてもたくさん食べてるよ“
って返してきました。
幼稚園児になるとまあ理屈を言って来ますよね。
反論の余地がありませんが
悔しいので言い返しました
“背が伸びなくなったらたくさん食べると長生きできないよ”
って
するとまた屁理屈で反論します。
“じゃバーバーはもうすぐ死ぬの”
って
まぁこれから延々とやり取りがありましたが
私は幼稚園児だからと言ってデタラメを言ってる訳ではありません
私が子供の頃
沖縄の人は
“くえ～ぶ～”
って言葉を良く使っていました。
これは多分日本語の
食い分
が変化したのだと思います。
年寄りが語ってたくえ～ぶ～
この意味は
人間は生まれた時に
一生の内に食べられる量がひとそれぞれ決まってる
って話です。
そして
その決められた食べ物を食べつくした時に
死ぬ
って訳です。
どんな風に使うかと言うと
例えば私の姉が小学校一年生で死んだ時に
ユタが言ったそうです。
この子はこれだけのくえーぶーしか無かった
と
その言葉で
母親は諦めがついた
って話を良くしていました。
まぁそんな訳です
私のくぇーぶーがどれだけあるか分かりませんが
多分
今のようにたくさん食べられない
って事は
残されたくえーぶーを
無駄に消費する事無く
大切に使いなさい
そう体から命令されてる
私はそんな風に感じるのです。
ですから
ラーメンを残して驚きましたが
別にだからと言って
悲観するとかそんな事はありません。
くえーぶーを散々耳にして育ちましたので
前向きに捉えています。
不動産屋の皆さん
このくえーぶーの話
頭に入れた方が良いですよ。
儲かって高い店に行って
料理をＳＮＳでアップしたりしてますが
私から見れば
くえーぶーの浪費にしか見えませんね。
グルメだと自慢してたら
いつの間にか糖尿になり食事制限
痩せコケて
見る影もなくなります。
そりゃそうですよね。
くえーぶーは僅かになりましたから
死なないためには
そうするしか無いのです。
どうですか？
今日の言葉
心に沁みましたか？
そうです図星です。
アナタに言ってるのです。
残り僅かになったくえーぶー
それをチビチビ使わなければ
すぐに死にますから
だから
病院のベッドで
強制的にくーえぶーの浪費を制限される訳です。
もう手遅れですね。
毎晩ステーキとお酒のあの楽しい時間は
永遠にサヨナラ
って訳です。
