私は前回の記事で書いた乗務をまだ続けていて、今週で四週目に突入した。
その乗務中である我々クルーの中で最近ちょっとホットな(笑)トピックが「东海航空(ドンハイ航空)で起きた殴り合い事件」だ。
これは機長とCAのトップであるパーサー(男性)との間で起きた事件で、中国語の航空ニュースでは結構話題になっている。
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东海航空は私の住む深圳をベースにした中規模の航空会社。日本ではほとんど知られていないと思う。というか中国でもあまり知られていない。
事件は先月2月20日、上海近郊の街、南通(ナントン)から西安(シーアン)に向かう便の着陸50分前に起きた。
機長が前方にあるトイレを使用後、出てきたらそのドアの前でファーストクラスの乗客が順番待ちをして立っていた。そのことが安全に問題があると判断した機長は担当のパーサーを呼びそのことをしかりつけたという。
その後、二人は激しい口論となりどちらが先に手を出したかは不明だが、機長は歯が欠けるケガ、パーサーは手を骨折するケガをしたんだそうだ。
西安に到着後、そのパーサーは継続しての乗務があったようだがそれを拒否し、自ら航空券を購入し南通へ帰ってしまった。
この一部始終を同機に乗り合わせていた乗客がネット上に投稿したため公になったわけだ。
もちろん中国の航空局もこの件を無視できないために調査に入っており、近いうちに結論が出されるだろう。
実はこの事件には前振りがある。
それはもともと前方を担当するパーサーは別の人間(女性)だったのだそうだ。その女性パーサーは別の男性パーサーに担当区域の交換をしてもらっていたんだそう。そしてその交換を引き受けた男性パーサーが今回の事件にかかわることになった。
うーむ、どうやらこの女性パーサーは何か問題が起きると察知したのか?もしくは担当機長と顔を合わせるのもいやだったのか?
この機長がわりと有名(悪い意味で)だったのかも??
職場の人間関係の雰囲気、重要だよね~~。
私も気をつけなくっちゃ!
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