前回までの記事にて「俺のパイロット物語(副操縦士になるまで編)」が終了した。
ここでもう一度この物語の最初からの説明をすることにしよう。
連載を始めたのが9年前(2012年)だった。その序章がこれだ。
序章 香港アプローチ
中国に来て引っ越しの荷物を整理していたら出てきた懐かしい写真が連載を書き始めるきっかけだった。
そして第一章
第一章 パイロットになるということ
大学時代、パイロットという仕事があることを知ってそのための就職活動について書いた。だが不合格で終わる。
第二章では動き出した自分の心の動きを止めることができず、次のチャンスを狙いに行った過程を書いた。
バブル絶頂期のころだ。
そして赤い航空会社に入社後、新入社員として社会人としての第一歩を踏み出したことを書いたのが
第三章 パイロットになるために
パイロットの訓練に入る前にまずは地上業務に配属された時のことを書いた。
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パイロット訓練が始まったのを書いたのが第四章
東京における座学の様子を書いた。
第五章は長編だ。
アメリカでの訓練の様子を書いた。
そしてアメリカから帰国して東京にて大型ジェット機の訓練を書いたのが
ここで副操縦士になるための訓練が終了。独り立ちをするようになるわけだ。
もしよかったら通して読んでいただければと思う。
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第一章から第六章までの話は約7年間に起きた内容を書いている。
このパイロット訓練の過程はいわゆる「自社養成」と呼ばれる制度で行われた。この自社養成制度は今でも日本の大手航空会社がパイロット養成のために行っている制度で、日本国外でも一部の国で行われている。
この制度ではパイロットの知識や経験などが全くない者を一から教えていき一人前のパイロットにする。
訓練費用は会社が負担するため、パイロット志望者にとっては一番経済的に負担が少ない(というか負担がない)。
もう一つ日本でパイロットになる方法として有名なのが航空大学校(航大)へ入学して必要なライセンスを取得後、航空会社に入社する方法だ。
あと比較的新しい航空会社が行っている制度では、アメリカ等で自費でライセンスを取得した者をパイロット要員として採用して必要な訓練を施すという制度もある。私が若いころにはこの制度での門戸は開かれていなかったのであるが、昨今のパイロット不足を補うために始まってきているようだ。
パイロットになる方法も、パイロットになってからの進む方向も時代とともに多様になってきている。
最新の情報をつかみ、ぜひあなたもパイロットになる挑戦をしていただけたらと思う。
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