ここ最近、ウェルデンツの入れ歯を入れたいという問い合わせが多くあります。

テレビ、新聞などの報道のためでしょうか。

まだまだ新しい入れ歯です。

患者さんの協力を得て、入れてみました。

上顎の入れ歯です。

この患者さんは、他院で歯槽膿漏だから全部抜いて総入れ歯にしましょうと言われ、なんとか入れ歯を入れないように出来ないかと来院されました。

歯周治療を行ったのですが、歯周病も進行して、残った歯は5本でした。

残った歯を利用して、ウェルデンツの内冠を4本に入れました。

この入れ歯は、パチンとスナップの様に入る入れ歯です。

内冠の形態も少し違います。

内冠の上にウェルデンツの歯が入るしくみです。

患者さんの感想は、入れ歯がはじめてですから、比較はできませんが、噛むことはそれほど支障はなく、違和感も少ないとのことでした。

ただ、アワビは噛めないなあ。とおしゃっています。

先ほども書きましたが、まだまだ新しい入れ歯です。

この後もフォローしていきます。

ご報告まで(o^-')b

入れ歯だから、バネが見えてもしょうがないと思っていませんか？

バネが見えない治療法もあります。

よくある入れ歯です。残っている歯にバネをかけることで、入れ歯を安定させています。

この患者さんは、噛み合わせも悪くなっていましたし、何本かは抜かなければならない歯もありました。

まず、どのようなかみ合わせを作っていくかを決めます。

仮の入れ歯の歯に合わせて、バランスよく残っている自分の歯に冠をかぶせていきますが、この時、バネを見えないようにするために、少し細工をした冠を作っていくのです。

次に、作った冠に合わせて、最終的に本物の入れ歯を作っていきます。

完成したところです。

一本バネが見えるところもありますが、かなりきれいになりました。

患者さんにはとても喜んでいただけて、その笑顔がこちらです。

お顔とのバランスもとてもいいと思います。

次回は総入れ歯の審美についてです。

スタッフ募集のお知らせです。

①　歯科医師　　　横浜、　二宮　若干名　　性別、臨床経験は問いません。

　　　　　　　　　　　患者さんの為に本気になれる方を希望します。

　　　　　　　　　　　一緒に勉強しましょう。

　　　　　

　　　　　　　　　　　常勤を希望します。

②受付、事務　　　二宮1名

　　

　　　　　　　　　　　ノーザのレセコンが使える方、エクセル、ワードが出来る方。　　　　　　　

クリスマスローズがたくさん咲きました。

日陰に咲く花なのです。そんなに派手な花ではありません。

ちょっと、うつむき加減に凛としてそっと咲く花です。

大好きな花のひとつです。

病院の前庭の場所がこのクリスマスローズたちにぴったりな場所なのです。

そして、毎年、種がおちて可愛いらしい新芽が顔を出します。

まるで、絨毯のように、一面に新芽がでてきます。

患者さんみなさんこの時期はクリスマスローズを見に来ていただいています。

ちょっと始めたガーデニング。

今は草むしりも楽しくなってきています。(o^-')b

「今までは、歯は、食べるだけのものと思ってました。食べれればそれでいいと思っていました。

でもね、これから、苦しいことや、痛いことや、つらいことがあった時、歯を喰いしばっていかなければならないと思ったんです。

人間、歯を喰いしばればがんばれるでしょ。だから、先生、喰いしばっても入れ歯が痛くないようにしてください。」

90歳をこえるおばあちゃんの言葉です。

今は、お元気に、病院に通院されています。そして、とても、しっかりとしていらしゃいます。

言葉の重さをひしひしと感じました。

人間がストレスを回避するために喰いしばることは、以前から言われ続けています。

喰いしばることによって、歯、歯肉、顎関節などに、支障をきたすことがあります。

ですから、歯がある方には、喰いしばりを予防するために、ナイトガードなどの治療をしてきました。

ただ、それだけではないのですよね。

頑張るおばあちゃんのためにも、また私も入れ歯の治療頑張ります(o^-')b