英語劇場:English Theater"かぐや姫" | みゅうじんな日常(European classic music life)

みゅうじんな日常(European classic music life)

クラッシック音楽(ピアニスト・コースオーガナイズ・イベントプロデュース)に携わる日々

2021年も始まり、<1月15日(その昔)は成人の日でした>1月も半月を過ぎお正月気分もそろそろ終わり。巷では、「恵方巻き」や「雛人形」のシーズンを匂わせる

コンビニのノボリ・・・・。

これからの季節感はコンビニが作る!!を実感する今日この頃です。

 

 

こんにちは

就能美有です。

 

 

昨年から始まった、NHKラジオ講座は、もちろん今年も継続中!

アウトプットもしっかりやっていこうと、地道に頑張りナウです。

本日は、英語劇場で使用された「かぐや姫」

こちらは2020年11月に放送された遠山顕の英会話楽習: The Bamboo Princess です。

 

 

お正月には、「松竹梅」とおめでたい「竹」にちなんで

竹取物語の主人公である「かぐや姫」の物語をご紹介します。

 

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが・・・で始まる典型的おとぎ話は

子供の壮大なる夢を刺激してやみません。

 

特にこのかぐや姫は、

竹から生まれる美しい女の子が

おじいさんとおばあさんの深い愛情の元

美しく成長していくストーリー展開。

 

そして成長があっというまの3ヶ月。

成人して美しい姫となり、5人のそれなりな殿方に求婚されるも無理難題を彼らに課し

最後は、帝にも肘鉄を食らわし

 

私は月からきた「かぐや姫」なの!っと月に召されてさようなら!!

という

壮大な宇宙ロマンを思わせるファンタジーフィクションです。

 

Once upon a time から始まる、英語の表現もお馴染みですね!

この英語劇の冒頭がとても素敵なので、ご紹介します!

 

Once upon a time in a beautiful land called Japan, there lived an old bamboo cutter and his wife.

昔々、美しい日本というところに竹取の翁とその妻が住んでいた。

と始まります。

 

光り輝く竹に翁が吸い寄せられるように見つけたのが

竹から生まれた「かぐや姫」というわけです。

 

ストーリーはみなさんご存知の通りです。

 

最後の8月15日に月に登って行く「かぐや姫」ですが

この日は、全世界的に「天」に関係するイベントが多いですね。

例えば、ヨーロッパでは「マリア天昇祭」など.....

 

この世の者でない「かぐや姫」は、

八つ目の月の十五番目の日、満月が中央にかかる時、彼女は月に戻るのです。

(満月で十五夜)

On fifteenth day of the eighth month,when the full moon is high in the sky, I (she) shall return to the moon...

 

帝は、かぐや姫から不老長寿の霊薬をもらいますが、それを飲まず

国の一番高所に運ばせた- 富士山の頂である

霊薬はそこで、かぐや姫の思い出の捧げ物として燃やされたのです。

 

そして今もなお、山頂から白い煙が上空の雲へと立ち上るのを確かに見たという人々が後を絶たない。。。

 

と物語は締めくくられます。

 

どんなおとぎ話も

不思議なことが起こることが常で、

え!!!こんなのあり得ない!!!!っというストーリー展開なものです。

それは言い伝えでもあり、誰か作者がいたりします。

 

かぐや姫の元は、

 

ですが、

もちろんいつできたのか、誰が作者なのかもわかりません!

語り継がれながら

その時々の世相を反映しながら、必ずそこにはメッセージが込められているものです。

 

これからの時代

どんなおとぎ話が、生まれてくるのでしょうか?

様々な媒体と共にそれは生まれ変わって行くでしょう。

ですが、それはまたそれを生み出す人によって、少しづつ解釈も変わってくるものです。

私たちは、自分自身でその解釈を分析し読み取っていきたいものです!

 

桃から生まれた「桃太郎」というおとぎ話もあります。

生まれてくるものは、

植物だったり、食べ物だったり・・・昔から衣食住にまつわるものは不滅なのでしょう。

 

英語で読んでいると改めて日本の良さを再発見できることが

とてもありがたいです。

 

語学を通して多くの学びを得ている、コロナ禍に感謝しています。

もちろん早く終息してほしい「コロナ!!!」です!

 

どんな時も「ネガテイブ」を「ポジティブ」に変えて、大切な人生を生きてきたいと思っています。

 

くれぐれも皆さまお気をつけてお過ごし下さい!

 

 

1/27生まれのモーツアルト! 

 

モーツアルトの交響曲「ジュピター」

月に帰ったかぐや姫、かぐや姫が日本を象徴する宇宙のお姫様なら

古代ローマ神話のユーピテルを語源とする「ジュピター(木星)は、

どこか似ているような気がする、古のおとぎ話!と思うのは私だけでしょうか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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