源氏物語イラスト訳【若紫156-1】ともかくも
「ともかくも、ただ今は、聞こえむかたなし。もし、御志あらば、いま四、五年を過ぐしてこそは、ともかくも」とのたまへば、
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【源氏物語イラスト訳】
「ともかくも、ただ今は、聞こえむかたなし。
訳)「とにかく、今すぐには、お返事申し上げるような状況でもない。
もし、御志あらば、
訳)もし、源氏の君にお気持ちがあるならば、
いま四、五年を過ぐしてこそは、ともかくも」とのたまへば、
訳)もう四、五年を過ごしてから、どのようにでも…」とおっしゃるので、
【古文】
「ともかくも、ただ今は、聞こえむかたなし。もし、御志あらば、いま四、五年を過ぐしてこそは、ともかくも」とのたまへば、
【訳】
「とにかく、今すぐには、お返事申し上げるような状況でもない。もし、源氏の君にお気持ちがあるならば、もう四、五年を過ごしてから、どのようにでも…」とおっしゃるので
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■【ともかくも】
■【ただ今】
■【は】
■【聞こえ】
※【聞こえゆ】
■【む】
■【かた】
■【なし】
■【もし】
■【御―】
■【志(こころざし)】
■【あら】
■【ば】
■【いま】
■【を】
■【過ぐし】
※【過ぐす】
■【て】
■【こそ】
■【は】
■【ともかくも】
■【と】
■【のたまへ】
※【のたまふ】
■【ば】
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☆本日の『源氏物語』☆
光源氏の想いを
僧都が最後に尼君に伝えて
確認を促してる場面ですね。
今後の大学入試共通テストでは
このように、ビジュアルにイメージする問題も
頻出すると思われます。
源氏物語で、古文のイメージを
確立していってくださいね♪
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