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カテゴリ:映画・ドラマ
寝る前には、松本清張の短編などを読むことが多いが、短編『影』(1963年)※を読んでいて、これは岡山県の鳥取県境近くにある奥津温泉が主な舞台だと気が付いた。 ※新潮文庫「眼の気流」に収録されている。 文学青年志向の作家が生活苦からゴーストライターになった後の人生を描いた小説で面白い。 なお、この奥津温泉をモデルにした映画『秋津温泉』は1962年に公開だから、松本清張はこの映画に影響を受けてる可能性大です。 映画の秋津温泉は、往年の美人女優の岡田茉莉子が主演だったことは覚えていて、これまで少なくとも名作劇場風の再放送で、30年間で3回は見た。 現地(つまり奥津温泉)も他の用事を兼ねて1回通ったことある(苦笑)。映画どおりの静かな中国山脈にある渓流沿いの温泉地です。暇できたら30年以上ぶりに見に行きたいものです。
<秋津温泉(1962年製作の松竹映画)> 上映日:1962年06月15日:上映時間:112分 【公式のあらすじ】 男と女、美しい四季を背景に描かれる妖しい情念の戯れ――― 戦時中生きる気力を無くした青年は、死に場所を求めて秋津温泉にやって来た。 しかし彼は結核に冒され、自殺する事もままならずに温泉宿で倒れてしまう。 そんな彼を看病したのは宿の若い娘だった。 終戦の玉音放送に涙を流す娘の純粋さに青年は心まで癒され、 そして生きる気力を取り戻した青年の姿に、やがて娘の心も惹かれていく。 そして回復した青年は都会へと戻っていくが・・・・・・。 吉田喜重(監督)×岡田茉莉子のコンビのきっかけとなった記念碑的作品。 監督:吉田喜重、脚本:吉田喜重 主演:岡田茉莉子、共演:長門裕之(別名義・沢村アキヲ) ■映画・秋津温泉の宣伝ポスター 映画の秋津温泉(1962年)の詳細はWiki参照のこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月02日 12時09分17秒
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