ウイグル旅行記 23:ツアー(火焔山) | 旅中毒

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2019/8/15

 

ツアーに1人分だけ空席ありとのことで急遽参加させてもらいましたが、1席の空きを埋めるとは、普通のタクシーに客が4人乗る状態でありました。狭くなっちゃって申し訳ない。まあタクシー代は頭割りなので、お金の点では良かったはず…。

 

このツアーでは、火焔山、柏孜克里克(ベゼクリク)石窟、阿斯塔那(アスタナ)古墳、高昌(ガオチャン)遺跡、吐峪溝(トゥヨク)麻扎村を周りました。

 

左上の方にあるのがトルファン市街。火焔山まで42キロ、車で50分くらい。

 

最初に行ったのは火焔山。赤土の山の地肌が浸食でできた起伏のせいで炎のように見える景観で人気です。「西遊記」にも出てくるよ。孫悟空が閉じ込められていた八卦炉から脱出した際に、壊れた八卦炉の破片が地上に落ちてできたのが火焔山だって。

 

私の写真だと全く火焔には見えませんな。陽の当たり方にもよるんだよな、こういうのって。

 

確かに素晴らしい景観なんだけど、天山神秘大渓谷を見た翌日だったせいか、今一つ感慨がありませんでした。

 

施設もありまして、中に入るかどうか他の人は迷ってたけど、私は「せっかくだからちょっとだけ入ってくる」と入場しました。45元。結局、他の人も入場していました。外にいてもやることもないしね。でもこれ、外からでも見れる景色を中から見るだけって感じでしたわ。

 

入場しないと上の写真の場所には近寄れない。でもこれ、遠くから見ないと火焔に見えないしな。

 

歩くのが嫌なら馬や馬車も利用可能。

 

何なんですかねこれ…。

 

あとはわざとらしい彫刻とか。

 

 

間近に見たりドローンで上空から見たりするのかな。

 

あとは飲食店とか土産物屋とかね。45元の価値があるかというと… まあ、好みにもよるだろうけど…。ツアーの他の人たち、この実態を知っていたから渋っていたのかも。付き合わせて悪かったわ。


なおトルファン一帯は中国内陸部で最も気温の高い場所として有名で、巨大な温度計がありました。

 

皆さん記念撮影をしていたけど、日本って2年前でも40℃なんか珍しくなくなってましたしね。それにしても、何でこういちいち彫刻とか絵とかで飾り立てるんだろうねえ。

 
 
なんとなく肩透かしだった火焔山を後にして次の目的地へと向かう途中の、写真ストップ。こっちの方が好きだわ。

 

 

 

火焔山も、近くまで行ったらこういう土の抉れた奇観を楽しめたのかもしれないね。