日本でも公立の中高一貫校が増えてきて、私立だけではなく、公立の一貫校も選択肢のひとつになってきているようですね。
ここパースにも中学受験はあって、かあ君も5年生になってから、遅ればせながらも専門の塾に通い始めたというのを前に書きました。
日本と違って、私立校は日本のような受験のシステムはなく、基本的には申し込んで空きがあれば入れるようなシステムです。
奨学金を受け取る特待生枠だと試験があります。
Gifted and Talented test
かあ君が受験を予定しているのは、Gifted and Talented testというもので、各州で呼び方は違いますが、公立校の選抜コースに入る為のもの。
アカデミック、語学系、美術・音楽系とカテゴリーがあるんですが、どのカテゴリーでも基本的に統一テストを受ける必要があります。
最近、このテストの申し込みが始まり、早速、申し込みました。
WA州では、毎年6年生の3月にあります。
WA州には、この選抜コースには2種類あって、
①このテストで選抜された子しか入れない学校が一つ。
②この選抜コースを設けた一般の学校(このコース以外の普通クラスには、学区内にさえ住んでいれば通える。)
①の学校は、受け入れ人数が1番多いのですが、人気も高く、テストの合格点も高い❗️
そこを希望するつもりはないのですが、②の中でうちから通える範囲内の学校を志望校として選びました。志望校は3つまで選べます。
選抜方法
アカデミックのクラスは、この3月に受けるテストの点数によって合否が決まります。
このテストには合格点があり、4教科合計で210点以上ないと基本的には審査対象にはなりません。
*追記 この合格点が適用されるのは、アカデミックコースと語学系コースのみです。
合格点に達する達しないに関わらず、テストの結果は受験者全員に送られてきます。
そこから、各学校が志望者を合計得点数が高い順に選んでいきます。そして、定員数内の順位だった場合、その学校からの合格通知がきます。
志望する学校二つ以上において、定員数内の順位だった場合には、志望順位の高い方の学校から合格通知がきます。
語学系のコースは、このテストの結果80%とその後の面接20%が加味されて順位が割り振られていき、音楽・美術系は、オーディションや作品の提出が60%、面接が20%、残りの20%がテストの結果で評価されます。
なので、当面の目標は合格点である210点を超える事。
試験日まで、あと4ヶ月切りました。
頑張れ、かあ君。