教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、AEDに関する記事です。
学校や幼稚園で亡くなった子供が、16年間で1500人ということですから、毎年100人近くもいるのですね。
実際は年々減少していて、2020年度では58人にまで減っています。
それでも、意外に多くて驚きました。
内訳を見ると、高校生が45%と、半数近くを占めるようです。
続いて中学生、小学生と続くところを見ると、学校の授業や先生が原因で・・・と言うより、先生が見ていないところで・・・というケースのほうが多そうですね。
また、事故が起きた場所も、最も多いのが道路の37%ということで、どうやら通学途中の事故も含まれているようです。
ところで、約3分の1が突然死だったようですが、そのうちの7割でAEDを使っていたかどうか不明だったようです。
責任逃れに熱心な教育委員会や学校の管理職が関わっていたら、使っていれば使ったと申告するでしょうから、おそらく使っていないのでしょう。
たまに「AEDを使って生徒が一命をとりとめた」というようなニュースを見ますが、救われなかった命もたくさんあることには切ない思いです。
ただ、最近は学校でAEDを使った心肺蘇生法の講習なども行われていますから、改善されてきているのではないでしょうか。
ここ数年ではどういう割合になっているのか、ぜひ具体的な数字もほしいところです。
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