本で植物な卓上日記

時を刻む花に囲まれての読書が夢な植物日常日記

白く浮かぶ大の字

2010-05-20 14:50:49 | その他山野草
ダイモンジソウ。
その名前の通り、大の字のような花の形をしています。

開花時期は9~11月。
そう、まだまだ先の開花なはずなのです。
なのにも関わらず、ほかのダイモンジソウは沈黙を続ける中、この子は今5月もまっただ中に咲き誇っておられます。
狂い咲き。
そう評されるのかもしれませんが、実はこのダイモンジソウ、去年もこの時期に咲いておられたのですよ。
もうこうなると、狂い咲きというよりは、このこのペースなのかもしれません。

去年は、花を早々に摘み取って様子をみました。
狂い咲きの場合は、さくさくっと花を摘み取ると、もう一度、本来の季節に咲いてくれるかも…という話を聞いたからです。
けれど、本来の時期には咲いてはくれず…。

今年は、このまま堪能する予定。
咲きたいときに咲いてくれればいいかな、と放任主義でまいろうかと。
時期外れの「大」の字を、楽しんでいます。

紅茶でハーブティ アップルミント編

2010-05-17 20:31:06 | ハーブティー
アップルミントを2枝収穫。
そのままハーブティーにしてもよいのですが、今回は、紅茶に混ぜてティーにしてみました。
紅茶は規定量。
ミントは、通常のハーブティーより少なくても大丈夫です。
今回は、1人分に1枝を入れてみました。

アップルミントは、名前の通り、アップルのほのかな香りがします。
スペアミントやペパーミントほどの清涼感はありませんが、ほんのりとしたアップルの香りで、ハーブティーにしてもとても飲みやすくなります。
好みにもよりますが、ペパーミントなんて、もろ歯磨き粉ですしね。

ハーブティーは、好みがかなり分かれます。
なれない方は、薬草を飲まされている印象のようです。(父親談)
そのため、飲みやすいレモングラスやレモンバーベナ、カモミールなどをブレンドしたり、はちみつや砂糖をいれたりとするのですが、一番飲みやすいのは、紅茶に混ぜるというものだと思います。

今回のアップルミント。
最初の香りはほんのりアップル。
口に含むと、同時に紅茶のよい香り。
そして、最後にミントの清涼感。
すっきりとした後味の紅茶のできあがりです。
好みもありますし、ハーブの種類によっては紅茶と相性の悪いものもありますが、なかなか汎用性のあるハーブティーの楽しみ方ですよ。

ハーブそのものを楽しむハーブティーも私はとても大好きです。
でも、こうやって紅茶とともに楽しむハーブティーも、かなり好きです。
真夏には、アイスティーでも楽しめます。
これから、ハーブは元気に茂る時期。
そして、一年に一番、香りがたつ時期でもあります。
これからハーブティーも毎日楽しめるシーズン到来です。
楽しみですね~。

でも、一番大切なのは、それらを楽しむゆとり。
ゆとりがないと、ハーブティーをいれることすらままならないときがあります。
ゆとりをもった生活、私が目指す生活の一つです。
これが、なかなか難しいのですけれど。


今年初のトケイソウ

2010-05-16 21:49:23 | トケイソウ
今年初のトケイソウ開花です。

また、今年もこの花が見られるなんて、うれしい限りです。
とても好きな花なので、咲いてくれると嬉しさもひとしおですね。
あまりメジャーな花ではないようで、なかなか見かけることが少ないので、もう自力で育てるしか!!という心意気で育てているのですが、報われる一瞬ですね~。

ほかのトケイソウは、まだまだまだまだ開花にはいたりません。
今年は春先ずーっと寒かったので、立ち上がりが遅いですね。
トケイソウを育てるためには、春先暖かいほうが、開花が見込めるのですが…。
今年は少し開花まで時間がかかりそうです。

エビネ祭り その3

2010-05-13 22:32:12 | エビネ

今年のニューフェイスです。
今年もお邪魔したエビネ展の即売会会場で、足を踏み入れた際に一瞬で惚れ込んだエビネです。
優しい黄色。
エビネで黄色というと、キエビネの原色に近い黄色がほとんどなのです。



そのなかで、かなりの異彩をはなっていたのがこのエビネ。
淡い黄色が好みな私は、一目で気に入ってしまいました。
一瞬見ただけで「これだ!」と購入決定。
すかさず手に取り、ゲットしました。
ここまで10秒の早業。
じっと眺めて好みのものを選りすぐることが多い中で、かなりのスピード購入と相成りました。



ちなみに、キエビネの色は、こんな感じです。
この黄色もとても素敵ですね。
ちなみにこのキエビネも今年のニューフェイスです。
キエビネにはキエビネの魅力があり、抗いがたいものがありますね。
とくに、すっとのびた茎にたくさんの花をたたえたキエビネは、葉の緑と相まって、とても綺麗です。



最後にもうひとつニューフェイス。
サルメンエビネが入っているエビネです。
やっぱり素敵。
サルメンはあこがれのエビネです。
でも今は、憧れで留めておかないといけないものです。
気難しいのですね。
我が家ではなかなか育ちません。
もう白旗あげたいくらいですよ。

とりあえず、サルメン系のエビネを育てることから始めます。
この子がうまく育ってくれれば、ささやかな自信になるやも。
頑張ります!
っていうか、エビネ、頑張って!


エビネ祭り その2

2010-05-12 18:43:43 | エビネ

エビネ、第二弾。
ちなみに、あと2~3回連載予定。

赤紫色が綺麗なエビネ。
はっぱもつやつやしていて、元気です。



上の写真よりピンク味が強いエビネです。
色が違うだけで、可愛らしい印象になりますね。
ただ、花芽がのびている間に動かしたため、茎が曲がってしまっているのが残念。
常に正面に!
特に花芽がのびきって花が咲くまでは、絶対に動かさない。
位置を決めて、必ずその位置に戻しておく。
そうしないと、曲がってしまうのですね~。
そうして、曲がってしまったのですね~。

気楽にいっていますが、気楽に言わないといけないくらい、悔しかったりします。
1年に1回の開花時期の数週間のために、あとの1年があるのですから。
気をつけてしかるべきなのですが、これがなかなか難しいのですよ、私にとって。
でも、花をみせてくれただけで十分、とも思ってしまいます。
まだまだ「きれいに咲かせる」段階までいっていません。
とりあえず「毎年咲かせる」という段階でもがいています。
そこがまた楽しい、といえるのが趣味というものなのかもです。



色が少しとんでしまっていますが、ほんのりピンク色のラインがあります。
白っぽいエビネは、我が家では少ないのですが、その数少ない1種です。
真っ白の可憐なエビネもあるのです。
ほかのエビネより咲くタイミングが遅いようですが、花芽がついているので、これもしばらくしたら、咲きそう。
楽しみです。



花が少し見ごろを逃してしまっています。
とくに向かって左側。
花芽がたくさんあって、かなり見ごたえのある1鉢でした。
葉もたくさん茂っていて、かなり元気な1鉢です。
これも茎が曲がっていますが、これもまたご愛敬…ですかね。


エビネ祭り その1

2010-05-10 19:50:57 | エビネ
毎年恒例のエビネ開花シーズンがやってまいりました。

毎年、「一か八か?!」くらいの勢いで、花が咲くのを心待ちにしているので、開花したときには、喜びもひとしお。
すべての株を、すべての開花につなげることは、今のところできていません。
2~3年に1回くらい咲くかな~。
みんな、とりあえず葉っぱはしげっているな~…ほんの一部元気がなさそげなエビネもあるけど……という感じです。

日々是精進ですね。
エビネはとても奥深いです。
デリケートで繊細で、なのに時折大胆で。
先が読めない、どうしたら過ごしやすいのか、リズムがつかめないのですね~。
だからこそ「楽しい」というのが、趣味の醍醐味ですよね。



原色の黄色に近い色合いで、わがやの中ではかなり目立つ存在です。
黄色といっても渋めの色合いが多いので、異彩を放っておられますよ。



私が勝手に「きりん」と名付けているエビです。
色合いの黄色と茶色がキリンを彷彿とさせるのですよ。
写真では色合いが若干変わって見えてしまいますね。
かなり、黄色が明るく映ってます。
本来はこれよりちょっと渋め。
落ち着いた黄色。
この「きりん」さんは、気持ち悪いくらい元気です。
本当にエビネ?!という生命力、繁殖力は他のエビネの追随を許しません。
ほかの子もこれくらい元気なら…と遠い目をしてみたり。



少し黄色みが入っているのですが、上の二つと比べて、渋めの落ち着いたエビネです。
こういう大人な感じの色、エビネにはしっくりあって綺麗ですね。
花数が少なくて少し残念なのですが、葉っぱは綺麗に残っていて、いい感じで育ってくれているエビネです。

エビネ祭り、まだまだ続きますよ~。

紫色のローズマリー

2010-05-06 19:49:38 | ローズマリー
ローズマリーに花が咲きました。

このローズマリー、私がハーブを育て始めたころに買った古株のひとつ。
私にハーブの素晴らしさを教えてくれたハーブの一つです。

ローズマリーは、のびる枝を切ると、それ以上生長しなくなります。
そのため、のびている枝から枝分かれした枝を収穫して、枝数を増やしてあげます。
そんなこともわからなかった、最初のころ。
本にかじりつきながら、恐る恐る枝を切っていたころを思い出します。
このローズマリーからハーブの初歩をいろいろ教わった気がします。
当初は株も小さく、あまり収穫もできませんでした。
でも、今ではとても立派に育ってくれて、1年中必要な分を賄えるくらいの大きさにまでなってくれました。

ローズマリーはキッチンハーブとしても優秀。
我が家では、ローリエ以上に活躍してくれるハーブです。
肉料理、ハーブオイル、ハーブビネガーはもちろん、スコーンやクッキーなどお菓子作りでも大活躍。
ローズマリーとレーズンのクッキーなどは、紅茶によく合い、ちょっとリッチなティータイムを演出してくれますよ。

そばかすなビオラ

2010-05-05 19:06:29 | その他植物

ビオラソロリアフレックルス。
それがこのビオラの名前です。



白地に紫色の「そばかす」が素敵です。
その愛らしい姿に一目ぼれをして、ネットで購入。
冬に買ったので、葉っぱもなにもないポットが送られてきて、春に芽が出るまでハラハラしていたことを思い出します。
最近は、株が充実して、花数も増えて、たくさんの花をみせてくれるようになりました。

このビオラは、かなり繁殖力が強いらしく、只今いろいろな鉢に同居されています。
それぞれ、植え替えを兼ねて、鉢を変えないと…です。
そのままほっておくと、もともとの住人を蹴散らして、自分の鉢にしてしまいそうなので。
でも、元気で増えてくれることは育てている側としては、うれしいもの。
もともとのこの鉢も手狭そうなので、植え替えてあげる予定。
来年も今年以上に花を咲かせてもらうための楽しい作業は、花が終わるまでもうちょっとおあずけです。

プラスチックちっくな椿

2010-05-04 21:40:41 | その他植物
黒椿、ナイトライダーです。
通常のツバキとは違う花びらの質感が、写真で伝わるでしょうか?

ちょっとプラスチックちっくですね。
作り物のように見えますが、きちんとちゃんと本物のツバキです。

黒というほど黒くはないのですが、落ち着いた渋めの赤が好みで、連れてかえりました。
ちなみに、葉も黒っぽい色をしています。
新芽はなんと赤。
かなり一般的なツバキとはかけ離れた色をしていますね。
それも魅力のひとつなのですが。

立派な世話はしていませんが、毎年毎年花を咲かせて、楽しませてくれています。
枝は少しずつ太くなり、少しずつ長くなっています。
しっかりした枝ぶりになるには、まだまだたくさんの時間がいるのでしょう。
でも、その時間も楽しみ。
それはとても贅沢なことだと思うのです。

レモンライムなクレマチス

2010-05-03 16:15:22 | クレマチス
クレマチス・ペトリエイ。

香りを届けられないのは、とても残念。
とてもとてもよい香りがするのです。

レモンライムの透き通るような色は、太陽の光にあたると、きらきらしてとても綺麗。
小振りな花は、その色に香りにとても合います。
まぁるいつぼみも、とても愛らしいです。
さらに、株が小さくても、花はしっかりと咲いてくれて、いうことなしなクレマチスです。