フジテレビの親会社のフジメディアホールディングスの株価は、
タレントとアナウンサーのトラブル後、
大きく下落した後、上昇しています。
スポンサーが企業イメージを考慮してCMを差し替える中、
なぜ株価が上がるのか?
フジメディアホールディングスは売り上げの74.5%がメディアコンテンツ事業で
営業利益は売り上げの22%である都市開発・観光事業が65.6%になっています。
メディアコンテンツ事業は利益率が悪いようで
本業では稼げてないようです。
アクティビスト投資家が入り
会社が良くなるという期待があると思いますが、
この会社は株を借りて市場で売却した後、下落後買い戻す
空売りが大きく入っているので、
空売りの買い戻しの可能性があります。
今後の展開によってはスポンサーがつかなくなり
メディアコンテンツ事業が落ち込む可能性があります。
不透明な会社に投資をするのは、
投資ではなく投機的な行為で、
リスクはあると思います。
PBRが0.5%と割安で
数字上は解散した場合、株価の2倍程度のお金がもらえます。
貸借対照表によると
主な資産は有価証券と不動産で
有価証券については株価の時価総額以上保有していて
不動産も株価の時価総額以上保有していて
営業利益から予想して
収益を上げている資産価値が高い不動産が多いと予想できます。
有利子負債を引いてもかなり割安で
不動産は都心の不動産価格上昇を考慮すると
帳簿価格よりも価値はかなり高いと予想でき
有価証券と不動産の譲渡益に対する税金を考慮しても
もしも、解散した場合、株価の2倍程度のお金がもらえると思います。
バリュー投資家の株1000さんの言葉を使い分かりやすく表現を使うと10000円入った5000円の財布が売っているというのと同じです。