先週、日本銀行の政策会合で政策金利を17年ぶりの水準となる
0.5%程度引き上げる決定をしました。
住宅ローンの金利に影響はあるのでしょうか?
固定金利は10年国債の金利、変動金利は短期プライムレートの影響を受け
政策金利は短期プライムレートに影響を与えます。
35年ローンは繰り上げ返済する人が多いので、
30年国債ではなく10年国債のようです。
10年国債の金利は上がっているので、
固定金利は上昇傾向、
変動金利も少し上がっているようでが、
大きな上昇はありません。
日本は変動金利で借りる人が多いため
政策金利の引き上げが難しいのですが、
今後、1%程度まで上がると言われています。
1%まで上がると変動金利は1~1.5%程度になると考えられます。
現在、銀行等の金融機関は政策金利が上がったとしても
定期預金の金利が大きく上げてないため
資金を調達するための費用が上がらないことから
変動金利を上げる金融機関は少ないようです。
変動金利を上げると融資の審査が厳しくなったり
住宅ローンの借り入れを控える動きや
住宅ローンが払えなくなる可能性があるため
簡単には上がらないと思います。
私も住宅ローンがあり変動金利で支払っていますが、
金利が上がっても繰上返済しない予定ですが
アメリカのように5%以上になったら繰上げ返済を考えます。