ホンダ レブル1100T DCT慣らし運転完了インプレッション その1 【エンジン、ミッション、車体編】
私がレブル1100T DCTモデルを納車してもらったのは2023年4月29日です。 ちょこちょこ乗っていたら、あっという間に走行距離1000キロを過ぎました。 簡単ですが、自分なりのレブル1100T DCTのインプレッションを書こうかなと思います。
2023年4月29日(土曜日)納車時の写真
ちなみに私の前の愛車は、2012年型NC700XのMTモデルを乗っていました。 11年弱NC700Xに乗っていたので、その比較という意味が大きくなると思いますのでご了承ください。 後、レビュアーは50歳を過ぎたおっさんライダーで、ほとんどツーリングユースのみの使い方です。 近所の峠道でも、目を三角にしてギンギンに攻めるなんてことはしなく、コーナーの時に回転数をあわせながら、トラクションを掛けてそれなりのスピードでコーナリングするのは好きです。
■エンジン
エンジンですが、やはり1100ccのパラツインエンジンなので、トルク感が分厚いです。 NC700Xも、同じ270度クランクのパラツインでしたが、排気量が669cc。 レブル1100Tでは排気量が1082ccなので、トルク感が圧倒的に違います。
エンジンの鼓動感は90度Vツインと爆発間隔が同じ270度クランクらしい物ですが、振動は程よい感じです。 手足がビリビリ痺れたりはしませんし、雑味がなく鼓動感を楽しめるエンジンです。
スポーツモードでアクセルをガバ開けした時ですが、フロントの接地感がかなり軽くなりました。 恐らくトラクションコントロールを切ったら余裕でウイリーするでしょう。 そのぐらい強烈な加速をします。 私が購入したバイクでは、一番のトルク感と一番の加速感ですね。 アクセル全開には怖くてまだできません。 そのぐらい強烈なパンチ力のあるエンジンです。
ライディングモードも3段階で、スポーツ、スタンダード、レインとあります。 スポーツモードが一番エンジン回転数を回してくるモードで、逆にレインモードが早めにシフトアップしてくれます。 3段階でエンジンの印象がガラッと変わるのも、電子制御の面白さだと思いましたね。 峠道の登りではスポーツモード、普段はスタンダード、ロングツーリングの後半で疲れてきたらまったり乗れるレインモード、等々シチュエーションに合わせて使い分けられます。 まだパラメータ4つを自分で決められるユーザーモードを細かく設定していませんが、そのうちやってみようと思います。
排気音もノーマルマフラーではよく考えて設定されていると思います。 走行中に自分のバイクの排気音も聞こえてきますし、アクセルを戻した時の「ドロドロドロ~」という音は好きですね。 排気音も、小さすぎず、大きすぎず、長距離を乗っても疲れない音量で、味わいもある絶妙な音量設定だと思います。 私は多分スリップオン等は付けず、ノーマルマフラーでずっと満足だと思います。
ちなみに、5ちゃんなどで騒がれている、DCTのエンストは1300キロ走っても一回もありません。 本当にDCTでエンストなんてするのかな?って思ってますね。
■ミッション (デュアルクラッチトランスミッション DCT)+電子制御
DCTのミッションですが、電子制御が洗練されています。 スタンダードモードやスポーツモードでホームコースの峠道を走っても、違和感が殆どありません。 例えば、下りのコーナー途中でシフトアップしてしまうとか、自分だったらやらないだろうなというような操作はほとんど無く、いつもの峠道でも全く問題なくいつも通り走れました。
いつもの峠道をスポーツモードで走り出すと、ブレーキングの時にギア2段落としを自動的にしてくれ、しかもブリッピングで「パン~パアン~」と小気味良い音を出してくれます。 人間がやるよりも正確なブリッピングを自動的にしてくれるのも感心しました。 自分がギヤチェンジするよりも、機械の方が上手い事に衝撃を受けました。
普通にツーリング等で走っている時のDCTの挙動ですが、ちゃんと走っている途中でも自動でカチャカチャシフトアップ+ダウンを繰り返してくれますし、走っている途中でもボタン操作でシフトアップ+ダウンをマニュアル操作で変えることも可能です。 このあたりが、ちゃんとバイクを操る楽しさみたいなものを楽しめる部分もちゃんとあるところですね。
渋滞している時に感心したのが、クラッチを握らなくて良いので、渋滞している道が驚くほど楽になりました。 アクセルを開けるだけで走り出すのがこんなに楽だとは思いませんでした。 考えてみたらスクーターと同じなんですが、かなりイージーに感じます。
電子制御の恩恵ですが、クルーズコントロールが付いてます。 高速道路でクルコンをセットすれば、アクセルを捻らなくても走るのですが、コレがすごく便利! 高速道路+クルコンはロングツーリングではとても良いところです。
■車体+サスペンション
車体に関しては、スチールフレームのダブルクレードルですが、必要かつ十分です。 一昔前のハーレーのスポーツスターやダイナで展開していたローダウンモデルのような、乗り心地の悪さは全くありません。 しかし、リヤサスのストローク量は普通のネイキッドやロードモデルよりも少ないので、大きいギャップでは底づきしてバウンドするときもあります。 このあたりはリンク式のモノサスには敵わないですが、普通のツーリングで乗っている限りでは、かなり乗り心地は良いと思います。
車重はやはり重たく感じますね。 まあそこはあくまでもクルーザーモデルですから、特段ネガティブポイントにも感じていません。 車体が低いので、普段は全く重さを感じないですが、やはり車庫から出し入れする時には、やはり250キロなりの重さを感じます。 シートも低いので、立ちごけするような雰囲気は全くありません。 (しかし重量250キロ未満なので、過信は禁物です)
レブル1100Tのレビューを書いていたら、なんと5000文字を超えてしまったので、次に続きます。
2023年4月29日(土曜日)納車時の写真
ちなみに私の前の愛車は、2012年型NC700XのMTモデルを乗っていました。 11年弱NC700Xに乗っていたので、その比較という意味が大きくなると思いますのでご了承ください。 後、レビュアーは50歳を過ぎたおっさんライダーで、ほとんどツーリングユースのみの使い方です。 近所の峠道でも、目を三角にしてギンギンに攻めるなんてことはしなく、コーナーの時に回転数をあわせながら、トラクションを掛けてそれなりのスピードでコーナリングするのは好きです。
■エンジン
エンジンですが、やはり1100ccのパラツインエンジンなので、トルク感が分厚いです。 NC700Xも、同じ270度クランクのパラツインでしたが、排気量が669cc。 レブル1100Tでは排気量が1082ccなので、トルク感が圧倒的に違います。
エンジンの鼓動感は90度Vツインと爆発間隔が同じ270度クランクらしい物ですが、振動は程よい感じです。 手足がビリビリ痺れたりはしませんし、雑味がなく鼓動感を楽しめるエンジンです。
スポーツモードでアクセルをガバ開けした時ですが、フロントの接地感がかなり軽くなりました。 恐らくトラクションコントロールを切ったら余裕でウイリーするでしょう。 そのぐらい強烈な加速をします。 私が購入したバイクでは、一番のトルク感と一番の加速感ですね。 アクセル全開には怖くてまだできません。 そのぐらい強烈なパンチ力のあるエンジンです。
ライディングモードも3段階で、スポーツ、スタンダード、レインとあります。 スポーツモードが一番エンジン回転数を回してくるモードで、逆にレインモードが早めにシフトアップしてくれます。 3段階でエンジンの印象がガラッと変わるのも、電子制御の面白さだと思いましたね。 峠道の登りではスポーツモード、普段はスタンダード、ロングツーリングの後半で疲れてきたらまったり乗れるレインモード、等々シチュエーションに合わせて使い分けられます。 まだパラメータ4つを自分で決められるユーザーモードを細かく設定していませんが、そのうちやってみようと思います。
排気音もノーマルマフラーではよく考えて設定されていると思います。 走行中に自分のバイクの排気音も聞こえてきますし、アクセルを戻した時の「ドロドロドロ~」という音は好きですね。 排気音も、小さすぎず、大きすぎず、長距離を乗っても疲れない音量で、味わいもある絶妙な音量設定だと思います。 私は多分スリップオン等は付けず、ノーマルマフラーでずっと満足だと思います。
ちなみに、5ちゃんなどで騒がれている、DCTのエンストは1300キロ走っても一回もありません。 本当にDCTでエンストなんてするのかな?って思ってますね。
■ミッション (デュアルクラッチトランスミッション DCT)+電子制御
DCTのミッションですが、電子制御が洗練されています。 スタンダードモードやスポーツモードでホームコースの峠道を走っても、違和感が殆どありません。 例えば、下りのコーナー途中でシフトアップしてしまうとか、自分だったらやらないだろうなというような操作はほとんど無く、いつもの峠道でも全く問題なくいつも通り走れました。
いつもの峠道をスポーツモードで走り出すと、ブレーキングの時にギア2段落としを自動的にしてくれ、しかもブリッピングで「パン~パアン~」と小気味良い音を出してくれます。 人間がやるよりも正確なブリッピングを自動的にしてくれるのも感心しました。 自分がギヤチェンジするよりも、機械の方が上手い事に衝撃を受けました。
普通にツーリング等で走っている時のDCTの挙動ですが、ちゃんと走っている途中でも自動でカチャカチャシフトアップ+ダウンを繰り返してくれますし、走っている途中でもボタン操作でシフトアップ+ダウンをマニュアル操作で変えることも可能です。 このあたりが、ちゃんとバイクを操る楽しさみたいなものを楽しめる部分もちゃんとあるところですね。
渋滞している時に感心したのが、クラッチを握らなくて良いので、渋滞している道が驚くほど楽になりました。 アクセルを開けるだけで走り出すのがこんなに楽だとは思いませんでした。 考えてみたらスクーターと同じなんですが、かなりイージーに感じます。
電子制御の恩恵ですが、クルーズコントロールが付いてます。 高速道路でクルコンをセットすれば、アクセルを捻らなくても走るのですが、コレがすごく便利! 高速道路+クルコンはロングツーリングではとても良いところです。
■車体+サスペンション
車体に関しては、スチールフレームのダブルクレードルですが、必要かつ十分です。 一昔前のハーレーのスポーツスターやダイナで展開していたローダウンモデルのような、乗り心地の悪さは全くありません。 しかし、リヤサスのストローク量は普通のネイキッドやロードモデルよりも少ないので、大きいギャップでは底づきしてバウンドするときもあります。 このあたりはリンク式のモノサスには敵わないですが、普通のツーリングで乗っている限りでは、かなり乗り心地は良いと思います。
車重はやはり重たく感じますね。 まあそこはあくまでもクルーザーモデルですから、特段ネガティブポイントにも感じていません。 車体が低いので、普段は全く重さを感じないですが、やはり車庫から出し入れする時には、やはり250キロなりの重さを感じます。 シートも低いので、立ちごけするような雰囲気は全くありません。 (しかし重量250キロ未満なので、過信は禁物です)
レブル1100Tのレビューを書いていたら、なんと5000文字を超えてしまったので、次に続きます。
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