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CB1000ホーネットベースのコンセプト車【CB1000Fコンセプト】

2025年の大阪と東京モーターサイクルショーの出展車両ですが、私が絶対に出るとほぼ確信していた車両のコンセプト車が出展されました。 ホンダのCB1000ホーネットベースで制作されている派生車両で、CB1000Fコンセプトです。

下記がホンダ公式のリンク

【大型ロードスポーツバイクのコンセプトモデル「CB1000F コンセプト」を世界初公開】
https://global.honda/jp/news/2025/2250321.html

写真がこちら(写真はヤングマシンさんのサイトから拝借)

CB1000F_02.jpg

エンジンは当然CB1000ホーネットと共通のようです。 CB1000ホーネットですが、元々2019年まで販売していたCBR1000RRのSC77系エンジンを搭載しています。
CB1000F_01.jpg

こちらがCB1000ホーネットの写真
CB1000Hornet_01.jpg
比べてみると、シートレールの角度が違いますが、メインフレーム部分はほぼ共通っぽいです。


こちらがSC77系の最終型CBR1000RR
CBR1000RR_SC77.jpg

現代的なダブルクレードルのフレームの上に、昔のCB-Fの外装をうまく被せていると思います。
CB1000F_03.jpg

こちらが往年のCB750F(FC)
CB750FC_01.jpg
このFCの赤白ですが、私が中学生の時に近所のアパートに住んでいるお兄さんが乗っていた車両で、この姿に憧れていた、とても思い入れがあるFCです。

こちらがヤングマシンさんの即だし動画。 丸山浩さんは長年空冷のCB1100をベースにした、WITH MEのCB-Fプロジェクトに関わってきただけあって、色々細かい部分まで解説しています。


ネット民の意見も見たら、やはりメーターが丸2つの2眼メーターじゃないという意見が多いですね。 たしかにメーターは気になりますが、私も動画の丸山さんと同じく、かなりコストを抑えて販売するのではないか?という風に捉えました。 

上のCB1000Fコンセプトと、昔のCB750Fを見比べても分かりますが、もう水冷のでかいラジエターがついている時点で、もう昔のFじゃないんですよね。 2019年のコロナ禍の時に発表した、CB‐Fコンセプトは、CB1000Rがベースモデルで、片持スイングアームでした。 ホンダの公式では話は出てなかったですが、このCB1000RベースのCB-Fはコストが問題だったとの話を聞きました。

最近のホンダのバイクの傾向として、やはりかなりコストに敏感になっている気がします。 開発して販売しても、売れなかったらハイそれまでよ、ということですよね。 メーカーからしたら、メーター云々なんて言っている奴らは、外からゴチャゴチャ言っているだけの雑音を発している奴らなんですよ(笑)。 

個人的に私はこのCB1000Fは完全に「あり」の肯定派です。 そもそも昔のCB750Fはリヤサスがモノショックではないですし、水冷のでかいラジエターもついていない。 昔のバイクの雰囲気やスタイルを、現代の制約の下で今のバイクにリファインしていくれるだけで良いかなと思います。 実際に自分が購入するのであれば、少しでも価格が安いほうが良いですし、今や完全に大型バイクは個人の趣味としても100万円以上もコストがかかるものとなっていますから、メーターの形のような細かい事よりも、全体のコストの方がかなり重要だと考えます。

以前スズキのカタナを最初に見たとき、私は「セパハンじゃないからこれはカタナじゃない!」と感じました。 ですが、自分が購入するのであればもうセパハンのバイクには乗らないし、私のようなオジサン世代は、ゆったりしたポジションで乗れるバイクを購入する方が多いと思います。 実車を見るたびに、じわじわ「この現代版カタナも、これはこれで(アリ)かもな…」と思えるようになってきました。

CB1000F_02.jpg
細かいことを言うと、私はエンジンの搭載位置が上過ぎるかなと思います。ラジエターから出ている無粋なホースもイマイチですが、そういった細かいアラを探せばいくらでも目につきます。

私は個人的に、CB-F風味の新型バイクを出してくれるだけでも良いですね。 できればこれに保安部品を付けて、今度こそ市販化してほしいです。 細かく見れば、やはり下のCB750Fとは全く違いますしね。 
CB750FC_01.jpg
メーターが丸くないから買わないなんて奴らは、実際メーターが丸くても絶対買わない奴らです(笑)。 私は個人的に思い入れのある、CB-Fのスタイルをリファインして売ってくれるだけでも十分だと、個人的には思います。 スタイリングの肯定的なポイントとして、丸ライトの位置が上の方にあるのも、拘ってデザインしたのかなと思います。 メッキタイプのメガホン型サイレンサーも、当時の雰囲気がしてとても良いポイントだと思います。

価格的な話ですが、CB1000ホーネットが134万、ライバルのZ900RSスタンダードが148万なので、このCB1000Fも150万切りで出てくれたら、レブル1100Tの次はCB1000Fに乗り換えもありかなあなんて、個人的には思います。 このコンセプトモデルですが、CB1300SFも生産中止が決まり、空冷のCB1100もすでに現行車は無くなっているので、ホンダファンとしてはぜひ市販化してほしいですね。
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[ 2025年03月22日 17:00 ] カテゴリ:新型車とスクープ記事 | TB(0) | CM(0)
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