2018年10月下旬、仕事で、新富町方面に出かける用事があって、その途中で見かけたものをアップしてみますね。
東京メトロ有楽町線新富町駅のすぐ傍に、中央区役所があります。目立つビルなんですよね~
中央区役所の前、新富町駅の1番出口付近に、史跡案内板「土佐藩築地邸跡」があります。
この地は、江戸時代前期に埋め立てられ、武家地や町人地となり、文政9年(1826)土佐藩山内家が拝領し、中屋敷ないし下屋敷にしていたようで、幕末までこの地にありました。
中央区役所の前には、橋があります。この橋は「三吉橋」。
「三吉橋」は、首都高の上に架けられていて…この辺りの首都高は、川底に造られましたからね…
「三吉橋」を渡ると、モニュメントがあります。
このモニュメントは、「三吉橋」。
この橋は、築地川の屈曲した地点に、楓川と結ぶ水路(楓川・築地川連絡運河)が開削され、川が三叉の形となった所に、関東大震災後の復興計画の一環として、昭和4年12月に三叉の橋が架けられましたが、今は埋立てられ高速道路と化し、陸橋となりました。
モニュメントには、三島由紀夫の「橋づくし」の一節が刻まれています。
「三吉橋」のモニュメントを過ぎてすぐの角を右折。すると、右側に昔ながらのビルが見えて来て…
いいですね~♪歴史を感じさせてくれます♪
そのまま暫く歩いて行くと、左手に、公園が見えて来て…こちらは「京橋公園」。
「京橋公園」の北側には、高層ビルが建てられていて…
このビルや「京橋公園」もある場所は、昔は川だったそうですが…その面影は見られません…
上の写真を撮った場所には、「三つ橋跡」の由緒書きがあって、以前レポしているんですよね。
ここから北方約30mの地点には、明治の末年まで、北東から楓川(もみじがわ)、北西から京橋川、東へ流れる桜川、南西へ流れる三十間堀が交差していて、この交差点に近い楓川に弾正橋、京橋川に白魚橋、三十間堀に真福寺橋が架かり、この三橋を「三つ橋」と称していました。
三つ橋跡のレポ
首都高の高架の下は、「三ツ橋」の一つ、「白魚橋」があった所になるそうです。
そして、また別の日。2018年11月上旬、八丁堀の町中を、というよりオフィスビルの中ですが、「宝橋」の近くを歩いていると、ビルの谷間に鳥居を発見。
鳥居をくぐり境内を進んで、社殿。扁額には「天祖神社」とあります。
「天祖神社」の由緒書きを刻んだ石碑。
鎮座350年、寛永元年(1624)とありますから、江戸時代初期に創建された神社になるんですね。
またまた別の日。2019年1月下旬。
東京メトロ日比谷線小伝馬町駅の4番出口を上がった所に、石碑を発見。
こちらは「三縁史跡碑」。
その横には由緒書きが…「都重寶 石町時の鐘」、「伝馬町牢屋敷跡」、「吉田松陰先生終焉之地」について、記載されています。これらは、近くにある「十思公園」にありますね。
十思公園のレポ
「三縁史跡碑」から、東の方の路地を歩いて行くと、神社を見かけました。
社殿に近づいて…扁額には「千代田神社」とあります。一軒家のように見えるのに、神社。なかなか面白いです。
「三縁史跡碑」を見学し、「千代田神社」をお参りした後は、「十思スクエア」に向かいました。
その様子は、まだ後日。
土佐藩築地邸跡
東京都中央区築地1-1-1付近
三吉橋の碑
東京都中央区銀座1-28-11付近
天祖神社
中央区八丁堀3-6
三縁史跡碑
東京都中央区日本橋小伝馬町3-8付近
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