2020年9月19日の福岡県筑紫野市原田・福岡県八女市・八女福島歴史散策の続き。
「乗場古墳」「善蔵塚古墳」と見学した後は、「丸山塚古墳」に向かいました。
乗場古墳・善蔵塚古墳とのレポ
「善蔵塚古墳」から東に道路を進み、すぐの角を右折すると、左側の奥の方に、こんもりした小山が見えて来ます。こちらが「丸山塚古墳」。
「丸山塚古墳」に近づいて…キレイな円墳ですね~(^^)
「丸山塚古墳」の由緒書き。
直径約30m、高さ5.3mの円墳で、もとは古墳を取り巻く周堤もあったようです。
周辺には大型の古墳が多く、北側200mの所に「善蔵塚古墳」、「茶臼塚古墳」があります。
「丸山塚古墳」の内部構造は、南側に入口がある複室構造の横穴式石室で、石室の全長は8m。玄室奥壁と玄室入口の袖石、前室入口の袖石には装飾文様が描かれています。
古墳の年代は、石室構造などから6世紀後半頃と推定されています。
「丸山塚古墳」も、石室に装飾文様が描かれているんですね♪
「丸山塚古墳」の周りをぐるりと回って…
「丸山塚古墳の装飾文様」
玄室の奥壁上部には鉤型の蕨手文、下部には連続三角文が赤と緑の三色で彩色されていて、玄室入口の両袖石には対角線状に組み合わせた三角文があり、赤、緑、黄色の三色で描かれ、前室入口の両袖石にも刻線によって対角線状に組合せの三角文があり、赤、緑、黄色の三色で描かれています。
「丸山塚古墳」から歩いて来た道を戻り、曲がった角を右折。「善蔵塚古墳」とは反対側に進みます。
途中、白い彼岸花がたくさん咲いていて…
左手に奥に、また小山が見えて来ます。
こちらは、「茶臼塚古墳」。先程の由緒書きにも記載がありましたね。
八女丘陵のほぼ中央に位置する円墳で、盗掘の為、中央部分が陥没していますが、古墳を復元してみると直径約24m、高さ約5.3mの円墳で、周囲から円筒埴輪が出土しており、6世紀頃の古墳と考えられています。
「茶臼塚古墳」に近づいて…
「茶臼塚古墳」の周りもグルリと回ります。
形は崩れてしまっているのが残念ですが…涙
なかなか存在感のある円墳でした♪
「茶臼塚古墳」から更に東に進むと、「八女古墳群自然遊歩道」の案内板を発見。
古墳の位置は記されていまして、これは助かるな~♪次に目指すは、「鶴見山古墳」。
「八女古墳群自然遊歩道」は突き当たるのですが、この擁壁の上に、「鶴見山古墳」があるようです。
坂道を上って、先程見えていた擁壁の上に行くと、植え込みに案内板を発見。
「鶴見山墳」の方に、上の写真の右手に進むと、見えて来ました♪
「鶴見山古墳」の由緒書き。
八女丘陵の中程に位置する前方後円墳で、主軸を東西に取り、全長約85mの二段構造になっていて、周溝を含めると全長110mになります。
前方部は幅約50m、高さは現況で約6m、後円部は直径約40m、現況の高さ約5.5m。
主体部は、後円部に築かれた横穴式石室で、複室構造。
武人埴輪(盾を持つ埴輪)や円筒埴輪が出土しており、6世紀中頃から後半頃の古墳と考えられています。
「鶴見山古墳」に近づいて…二段構造になっているのが、良く分かりますね。
この小山は後円部になるようで…
前方部の形は、ハッキリとは残っていないようです…
この窪みは…盗掘の跡でしょうか…
「鶴見山古墳」から、更に東に「八女古墳群自然遊歩道」に進みます。
この先に、「釘崎1号墳」「釘崎2号墳」「釘崎3号墳」「釘崎4号墳」とあるんですね♪
進んで行ったのですが、案内看板がなく、古墳らしい小山も見つからず…涙
しばらく歩いた右側奥に、やっと見つけたのが、こちら。「釘崎1号墳」のようです。
こちらにも、窪みが…汗
右の方にも、小山があって…
その二つの高まりの間は、繋がっているように見えますね。
「釘崎1号墳」と思われる古墳のすぐ近くには、大きな溜池がありました。
「丸山塚古墳」「茶臼塚古墳」「鶴見山古墳」「釘崎1号墳」と見学した後は、「豊福観音堂」に向かいました。
その様子は、また後日。
丸山塚古墳
福岡県八女市宅間田1004-1付近
茶臼塚古墳
福岡県八女市宅間田
鶴見山古墳
福岡県八女市豊福
釘崎1号墳(釘崎古墳群)
福岡県八女市豊福
岩戸山古墳・八女市岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷
福岡県八女市吉田1562-1
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