【DNA】だけでは「人間をつくれない」 | 清水たけし★のブログ

【DNA】だけでは「人間をつくれない」

「DNA」(人間)の情報だけでは「人間」のタンパク質は全部創れない!


ヒトゲノム計画は一旦終了した。

(意外に知られていない事実)ヒトゲノム - Wikipedia  参照


ヒトゲノムの塩基配列 の解読を目的とするヒトゲノム計画 1984年 に最初に提案され、解読作業は1991年 から始まった。2000年 6月26日 ドラフト配列 の解読を終了したのち、2003年 4月14日 に解読完了が宣言され、この時点でのヒトの遺伝子 数の推定値は3万2615個であった。しかし、その後の解析によりこの推定値が誤りであることが判明し、新たな推定値は2万1787個であると2004年 10月21日 付の英科学誌ネイチャー に掲載された。(ただし、遺伝子数は個人差などにより多少の変動が見込まれる)

このように少ない遺伝子からヒトの複雑な体や脳が構築されているという事実は、科学者にさえ驚きと狼狽を与えた。その後、イネ 科の植物の遺伝子がヒトよりずっと多いことや、下等生物と考えられていたウニ の遺伝子の数がヒトとほとんど同じであり、しかも70%がヒトと共通していることなどが判明すると、人間が遺伝子の数で他の生物より優位にあるはずだという予想は、間違いであることが確定的となった。このようにヒトゲノムの解読が終了はしたが、まだまだ全てを理解したとは言えないのである。


現在、わかっていることは「DNA」の情報からわかったことは、

DNAの情報で合成できる必要なタンパク質は「全体」の「20%」程度。


残りの「80%」は「DNA」でなくDNA以外の場所の「核」の中で生み出されていることが、推察されはじめた。


この意味は「DNA」で既にきまっていることは

「20%」程度のことであり、のこり「80%」は、後天的要因「決まる」ということだ。


(たけし)