●阪神が 1点を追う 9回二死 2塁から同点に追いつき、この試合での開幕からの「広島戦10連敗」はなんとか阻止した。ただ、引き分けで今季の広島戦は「11戦9敗2分け」。「同一カードに開幕から11戦未勝利」は、広島に「10戦10敗」した88年を超え、「球団ワースト」となった。また、「5位」に転落し、「4位DeNAに0.5ゲーム差、3位広島に2.5ゲーム差」。「首位」ヤクルトとのゲーム差は「15」に開き、「プロ野球史における最大差逆転Vの14.5ゲーム差」を超えた。先発のアーロン・ウィルカーソン投手(32=ミルウォーキー・ブルワーズ)は 2点リードの 5回二死 2、 3塁、「1番」上本崇司外野手(31=元阪神上本博紀の弟)に「左中間2点3塁打」を献上。「5回2失点」で降板した。救援陣は同点の 7回裏、「3番手」の岩貞祐太投手(30)が代打堂林翔太外野手(30)に一時は「勝ち越し弾」となる「左中間ソロ」を浴びた。それでも 1点を追う 9回二死 2塁、「3番」近本光司外野手(27)が「守護神」栗林良吏投手(25)から起死回生の右前同点打を放ち、土壇場でゲームを振り出しに戻した。なおも 9回二死 1、 2塁では「5番」大山悠輔内野手(27)の右翼への大飛球を中村健人外野手(25=トヨタ自動車)にスーパーキャッチされるも、なんとか延長戦に持ち込んだ。延長12回裏、この日「1軍復帰」した「守護神」岩崎優投手(31)が二死満塁のピンチを防ぎ、なんとか引き分けで試合を終えた。
●近本光司外野手が、土壇場で試合を振り出しに戻した。 1点ビハインドの 9回二死 2塁、広島栗林良吏投手(25)のフォークを捉え、しぶとく 1、 2塁間を破った。「同点適時打」で「今季8度目の猛打賞」。「広島の守護神」を打ち破り、 2塁ベース上では冷静に何度もうなずいた。初回には中前打で、自己最長をさらに更新する「20試合連続安打」。 5回には右前打を放ち、打率を「3割」に乗せていた。続く「4番」佐藤輝明内野手(23)が死球。二死 1、 2塁となり「5番」大山悠輔内野手が右翼最深部へ特大飛球を放つも、これを広島中村健が背走しながらスーパーキャッチ。試合は 3- 3の同点で「2試合連続の延長戦」に突入した。負けなかったけど…。阪神が広島と引き分け、「5位に後退」した。「6月好調」の近本光司外野手が 2- 3の 9回二死から同点適時打。「2戦連続の猛打賞」で延長に持ち込んだが、11回の勝ち越し機では三振した。チームは12回の好機も生かせず、広島に開幕から「9敗2分け」。開幕から「同一カード11戦未勝利」は「球団ワースト」で、「首位」ヤクルトと「15ゲーム差」となり逆転への「危険水域」を超えた。「2試合連続の延長戦」。チームは開幕から広島に「11戦勝ちなし」となった。同一カードで「開幕から11戦未勝利」は「球団初の屈辱」だ。なんとか引き分けに持ち込んだが「5位に転落」。「首位」ヤクルトとのゲーム差は「15」に開き、「プロ野球史における最大差逆転Vの14.5ゲーム差」を超えた。矢野燿大監督(53)は必死に前を向いた。 4時間52分を無駄にはしない。甲子園に帰って出直しを図る。
●アーロン・ウィルカーソン投手が 5回に追いつかれ、「5勝目」とはならなかった。中13日で登板。 4回まで「0点」で抑えたが、 2点リードの 5回二死 2、 3塁で広島上本に「左中間越え3塁打」を許し、「5回5安打2失点」で降板した。次回登板で「勝利」を狙う。
●湯浅京己投手(22)が、「単独トップキープの19ホールド」をマークした。 3- 3同点の 9回に登板。先頭小園海斗内野手(21)を内角高め直球で 2飛に料理。続く中村健と堂林を直球で押し込み、連続三振に斬った。リリーフ陣は中盤以降、懸命にバトンをつないだ。ウィルカーソンが 5回に追いつかれ、 6回から「2番手」で浜地真澄投手(23)が登板。一死からライアン・マクブルーム外野手(29=カンザスシティ・ロイヤルズ)、坂倉将吾捕手(23)に連打を浴びたが、小園を内角直球で 3邪飛、中村健を外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。ただ、「3番手」岩貞は誤算だった。先頭の代打堂林に高めのスライダーを左中間スタンドに運ばれ、「1点の勝ち越し」を許した。後続を断ったものの、大きな 1点を失った。「広島戦未勝利の悪夢」がよぎる中、 8回はカイル・ケラー投手(28=パイレーツ)が快投で流れを引き寄せた。11回は「7番手」の渡邉雄大投手(30)が「0」で抑えるなど、投手陣が意地を見せた。
●「阪神リリーフ陣」が懸命にバトンをつなぎ、接戦の末に引き分けに持ち込んだ。 3- 3の同点で迎えた延長12回は、「リフレッシュ調整」から帰還した「守護神」岩崎優投手が登板。2死満塁の大ピンチを招いたが、最後は菊池涼介内野手(32)を直球で押し込んだ。左翼フェンス手前まで運ばれるも、島田海吏外野手(26)が捕球し試合終了。「2試合連続のサヨナラ負けを阻止」した。13日の「出場選手登録抹消」から最短で 1軍に戻り、最後を締めた岩崎について矢野監督はたたえた。「8人継投の総力戦」で意地を見せた。
●24日中日戦(甲子園)に先発する青柳晃洋投手(28)が、大野雄大投手(33)との「リベンジマッチ」に挑む。敵地で投げ合った 5月 6日は大野雄が 9回まで「パーフェクト投球」。 1点でも取られれば相手が完全試合だった中、青柳も 9回まで無失点で渡り合い、延長10回の「サヨナラ打」で「今季唯一の黒星」を喫した。エース対決で「両リーグトップの勝ち星」を「9」に伸ばす。
記事をまとめてみました。
<広島3-3阪神=延長12回規定により引き分け>◇11回戦◇阪神 0勝 9敗 2分◇23日◇MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(略称=マツダスタジアム)
阪神が 1点を追う 9回二死 2塁から同点に追いつき、この試合での開幕からの「広島戦10連敗」はなんとか阻止した。ただ、引き分けで今季の広島戦は「11戦9敗2分け」。「同一カードに開幕から11戦未勝利」は、広島に「10戦10敗」した88年を超え、「球団ワースト」となった。また、「5位」に転落し、「4位DeNAに0.5ゲーム差、3位広島に2.5ゲーム差」。「首位」ヤクルトとのゲーム差は「15」に開き、「プロ野球史における最大差逆転Vの14.5ゲーム差」を超えた。
延長12回、約 4時間53分の死闘も 3対 3のドローで終わる=マツダスタジアム
幸先よく先制した。 1回表は「1失策1安打1暴投」で無死 2、 3塁とすると、「3番」近本光司外野手の「中前適時打」で先制。さらに無死 1、 3塁から暴投で 2点目をもらった。ただ、その後は 5回一死満塁から「5番」大山悠輔内野手、「6番」糸原健斗内野手が凡退するなど、好機を生かせなかった。
同点とされた直後の 6回二死 2塁で代打梅野隆太郎捕手が 2塁内野安打を放ったが、 2塁走者の糸井嘉男外野手が 3塁オーバーランでタッチアウト。 7回二死 1、 2塁でも「5番」大山が凡退した。
先発のアーロン・ウィルカーソン投手は 2点リードの 5回二死 2、 3塁、「1番」上本に「左中間2点3塁打」を献上。「5回2失点」で降板した。救援陣は同点の 7回裏、「3番手」の岩貞祐太投手が代打堂林に一時は「勝ち越し弾」となる「左中間ソロ」を浴びた。
10回裏広島二死 1塁、菊池涼介内野手の左前打で 1塁走者代走中村健人外野手は一気に本塁突入も……足がもつれまさかの転倒=マツダスタジアム
それでも 1点を追う 9回二死 2塁、「3番」近本が「守護神」栗林から起死回生の右前同点打を放ち、土壇場でゲームを振り出しに戻した。なおも 9回二死 1、 2塁では「5番」大山の右翼への大飛球を中村健にスーパーキャッチされるも、なんとか延長戦に持ち込んだ。
10回裏にはラウル・アルカンタラ投手が二死 1塁から「2番」菊池涼に「左翼線2塁打」を浴びたが、 1塁走者の中村奨が 3本間で転倒してタッチアウトに。一方で打線は11回、12回ともに一死 2塁の好機を生かせず。延長12回裏、この日「1軍復帰」した「守護神」岩崎優投手が二死満塁のピンチを防ぎ、なんとか引き分けで試合を終えた。
12回裏広島二死満塁、菊池涼介内野手は左飛を打ち上げ試合終了。投手は岩崎優投手=マツダスタジアム
▼阪神が広島と引き分け、このカードは「開幕から9敗2分け」となった。同一カードに開幕から「11戦未勝利」は、広島に「10戦10敗」した88年を超え「球団ワースト」となった。88年は 6月 9日に「10連敗目」を喫し、 7月 5~ 7日の 3連戦初戦に勝って連敗をストップした。今回も次の対戦は 7月 5~ 7日。次こそ「不名誉な記録」を止めたい。
▼阪神が広島と引き分け、ヤクルトが勝ったため、阪神と首位ヤクルトの差は「今季最大の15ゲーム差」に開いた。63年の西鉄が 7月に南海につけられた「14.5差」をひっくり返したのが「プロ野球最大差逆転V」。阪神はその「デッドライン」を超えてしまった。
1回表阪神無死 2、 3塁、近本光司外野手は中前適時打を放った。投手はアンダーソン投手=マツダスタジアム
近本光司外野手が、土壇場で試合を振り出しに戻した。
1点ビハインドの 9回二死 2塁、広島栗林のフォークを捉え、しぶとく 1、 2塁間を破った。「同点適時打」で「今季8度目の猛打賞」。「広島の守護神」を打ち破り、 2塁ベース上では冷静に何度もうなずいた。
初回には中前打で、自己最長をさらに更新する「20試合連続安打」。 5回には右前打を放ち、打率を「3割」に乗せていた。
続く「4番」佐藤輝が死球。二死 1、 2塁となり「5番」大山が右翼最深部へ特大飛球を放つも、これを広島中村健が背走しながらスーパーキャッチ。試合は 3- 3の同点で「2試合連続の延長戦」に突入した。
9回表阪神二死 2塁、近本光司外野手は右前に同点適時打を放った=マツダスタジアム
負けなかったけど…。阪神が広島と引き分け、「5位に後退」した。「6月好調」の近本光司外野手が 2- 3の 9回二死から同点適時打。「2戦連続の猛打賞」で延長に持ち込んだが、11回の勝ち越し機では三振した。チームは12回の好機も生かせず、広島に開幕から「9敗2分け」。開幕から「同一カード11戦未勝利」は「球団ワースト」で、「首位」ヤクルトと「15ゲーム差」となり逆転への「危険水域」を超えた。
◇ ◇ ◇
何度もうなずいた。土壇場での同点劇。 2塁ベース上で近本は両手を上げ一瞬、白い歯を見せた。試合は続いている-。そう言わんばかりに、すぐさま表情を戻した。
9回表阪神二死 2塁、近本光司外野手は右前に同点適時打を放った=マツダスタジアム
「どうやったら打てるかしかイメージしてなかった」。集中力を研ぎ澄ませた 9回二死 2塁。 1点を追い、マウンドには栗林。カウント 2- 2から低めフォークに食らいつき 1、 2塁間を破った。
「なんとしても1本出さなきゃいけない場面。抜けろと思って走っていましたし、(植田)海がよくホームまで帰ってきてくれた」
前夜は「サヨナラ負け」。「負けることなく終われたんで良かったなと思います」。当然満足はしなかったが、ホッとしたのも事実だ。
初回は「中前へ先制適時打」。自己最長をさらに更新する「20試合連続安打」は、球団では「2リーグ制」後 9人目(11度目)の記録だ。 5回の右前打でシーズン打率を「3割」に乗せた。全試合で「3番」に入る 6月は「月間打率4割5厘」。「打率は変動するもんなんで意識しない」。目の前の試合を戦うだけだ。
9回表阪神二死 2塁、近本光司外野手の「右前同点適時打」で植田海内野手が生還。捕手は會澤翼捕手=マツダスタジアム
「2試合連続の延長戦」。11回二死 2塁ではターリーに見逃し三振に仕留められた。「4本目」は出ず、チームは開幕から広島に「11戦勝ちなし」となった。同一カードで「開幕から11戦未勝利」は「球団初の屈辱」だ。なんとか引き分けに持ち込んだが「5位に転落」。「首位」ヤクルトとのゲーム差は「15」に開き、「プロ野球史における最大差逆転Vの14.5ゲーム差」を超えた。
「負けて帰るのと引き分けでは全然違うんで、引き分けがあって良かったって思えるような、明日からの試合にしていかないとダメだと思う」。矢野監督は必死に前を向いた。 4時間52分を無駄にはしない。甲子園に帰って出直しを図る。
▽カイル・ケラー投手( 8回に登板し、広島中軸を 3三振)
「 1点ビハインドの場面での登板だったけど、 3人で抑えることができてよかった。チームの同点につながるような投球ができてうれしいよ。今日のような投球を続けられるように、しっかり準備していきたいね」
延長12回、 3対 3のドローで試合終了=マツダスタジアム
近本光司外野手が、自己最長をさらに更新する「20試合連続安打」を放った。初回無死 2、 3塁、広島アンダーソンから先制の中前適時打を決めた。
阪神で連続試合安打「20」以上は「2リーグ制」後、 9人11度目となった。球団記録は11年マートンの30試合。プロ野球記録は79年高橋慶彦(広島)の33試合。
近本は球団を通じ「内野が前に来ていたので、強い打球を打つことを心掛けました。 2戦とも先制点を取られていたので、今日は先に点を取ることができてよかったです」とコメントした。
◆阪神の連続試合安打20以上
1位=30試合 マートン(11年)
2位=28試合 桧山進次郎(01年)
3位=26試合 大豊泰昭(99年)
4位=25試合 バース(83年)
5位=24試合 和田豊(97年)
6位=23試合 藤井栄治(68年)
7位=22試合 和田豊(89年)、新井貴浩(11年)
9位=20試合 藤井栄治(64年)、クールボー(95年)、近本光司(22年)
力投する阪神先発のアーロン・ウィルカーソン投手=マツダスタジアム
アーロン・ウィルカーソン投手が 5回に追いつかれ、「5勝目」とはならなかった。中13日で登板。 4回まで「0点」で抑えたが、 2点リードの 5回二死 2、 3塁で広島上本に「左中間越え3塁打」を許し、「5回5安打2失点」で降板した。「早いカウントからゴロを打たせる投球ができたと思うよ。ただ、点を取られた場面は、ボールが甘くなってしまっていた。次回はしっかり粘れるように、また調整していきたいね」と次回登板で「勝利」を狙う。
湯浅京己投手が、「単独トップキープの19ホールド」をマークした。 3- 3同点の 9回に登板。先頭小園を内角高め直球で 2飛に料理。続く中村健と堂林を直球で押し込み、連続三振に斬った。
「同点に追いついた後だったので、自分も『0点』で抑えて、チームにいい流れを持ってきたいと思ってマウンドに上がりました。結果的に 3人で抑えることができてよかったです」
リリーフ陣は中盤以降、懸命にバトンをつないだ。ウィルカーソンが 5回に追いつかれ、 6回から「2番手」で浜地が登板。一死からマクブルーム、坂倉に連打を浴びたが、小園を内角直球で 3邪飛、中村健を外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。
9回裏に登板した湯浅京己投手=マツダスタジアム
ただ、「3番手」岩貞は誤算だった。先頭の代打堂林に高めのスライダーを左中間スタンドに運ばれ、「1点の勝ち越し」を許した。後続を断ったものの、大きな 1点を失った。
「広島戦未勝利の悪夢」がよぎる中、 8回はケラーが快投で流れを引き寄せた。先頭菊池涼を外角高め 151キロ直球で空振り三振。マクブルームは直球で見逃し三振に退け、最後は坂倉を高めの直球で空振り三振。「3者連続三振」で、 9回土壇場での近本の同点劇を呼び込んだ。助っ人右腕は「 3人で抑えることができてよかったし、チームの同点につながるような投球ができてうれしいよ」と喜んだ。
9回に登板した湯浅京己投手は笑顔でベンチに戻る=マツダスタジアム
9回の湯浅の後は、前日22日に「サヨナラ弾を含む2被弾」を喫したアルカンタラが登板。10回二死から代打松山に四球を許した。ここで菊池涼に左翼線への長打を浴び、「サヨナラ負け」かと思われたが、 1塁走者の代走中村奨が 3塁を回ったところでまさかの転倒。ホームタッチアウトで窮地を脱した。11回は「7番手」の渡邉が「0」で抑えるなど、投手陣が意地を見せた。
○…渡邉が 1回をピシャリと抑え、「7ホールド目」を挙げた。 3- 3の延長11回に「7番手」で登板。先頭矢野をスライダー空振り三振に斬ると、坂倉を投ゴロ、最後は小園を直球で空振り三振と 3人でテンポよく料理した。「特に先頭に気をつけて投げました。 3人で抑えることができ、与えられた役割をしっかり果たすことができたと思います」とほっとした様子だった。
「阪神リリーフ陣」が懸命にバトンをつなぎ、接戦の末に引き分けに持ち込んだ。 3- 3の同点で迎えた延長12回は、「リフレッシュ調整」から帰還した「守護神」岩崎優投手が登板。2死満塁の大ピンチを招いたが、最後は菊池涼を直球で押し込んだ。左翼フェンス手前まで運ばれるも、島田が捕球し試合終了。「2試合連続のサヨナラ負けを阻止」した。
13日の「出場選手登録抹消」から最短で 1軍に戻り、最後を締めた岩崎について矢野監督は「まあ、いきなりポジション的にも難しいところだけど、『0』に抑えたところに意味があるんじゃないかな」とたたえた。
12回裏、阪神「8番手」の岩崎優投手=マツダスタジアム
7回には一瞬悪夢もよぎった。ウィルカーソンが 5回に追いつかれ、 6回から「2番手」で浜地が登板。ピンチを背負いながら無失点で切り抜けたが、「3番手」岩貞が誤算だった。 7回先頭の代打堂林に高めのスライダーを左中間席に運ばれ、 1点の勝ち越しを許した。劣勢の中で、 8回のケラーが快投で流れを引き寄せた。中軸を「3者連続三振」と圧倒し、 9回土壇場での近本の同点劇を呼び込んだ。
広島と引き分け、マウンドで笑顔を見せる岩崎優投手(中央)=マツダスタジアム
追いついた直後の 9回裏は「セットアッパー」湯浅が登場。注文通りの「3人斬り」で、「トップキープの19ホールド」をマークした。「チームにいい流れを持ってきたいと思ってマウンドに上がりました。結果的に 3人で抑えることができてよかった」と振り返った。
延長10回は「前日サヨナラ弾」を含む 2発を食らったアルカンタラが登板。二死 1塁から菊池涼に左翼線への長打を浴びたが、 1塁走者の代走中村奨が 3塁を回ったところでまさかの転倒。ホームタッチアウトでからくも窮地を脱した。11回は「7番手」の渡邉が 1回をピシャリ。「8人継投の総力戦」で意地を見せた。
青柳晃洋投手 (2022年 6月17日撮影)=阪神甲子園球場
24日中日戦(甲子園)に先発する青柳晃洋投手が、大野雄との「リベンジマッチ」に挑む。敵地で投げ合った 5月 6日は大野雄が 9回まで「パーフェクト投球」。 1点でも取られれば相手が完全試合だった中、青柳も 9回まで無失点で渡り合い、延長10回の「サヨナラ打」で「今季唯一の黒星」を喫した。当時は「大野さんがいい投球をすれば、僕も乗っていける」と語っており、エース対決で「両リーグトップの勝ち星」を「9」に伸ばす。
※ 6月24日の予告先発は、阪神・青柳晃洋投手(28)―中日・大野雄大投手(33)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
今年は行けるぞ!ファイトだ!タイガース! 夢を掴んで欲しいですね。頑張れ!我らのタイガース!
2022年チームスローガン「イチにカケル!」 1を意識し、1にこだわる、その思いを1に「カケル」という言葉にしました。 また赤い数字の1は、イノチをかけて勝利を目指す執念を、また「カケル!」の「ル!」には「心」という文字も表しています。
ファンの皆さん、このスローガンで共に一番を獲りに行きましょう!
※このスローガン・デザインは2022年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2022年 オープン戦 最終順位表
2022年 交流戦最終順位表
2022年 公式戦 順位表
2022年 公式戦日程表と結果(06月)
2022年 公式戦日程表と結果(07月)