岡田彰布監督(64)が15日、主力 5選手に対してリーダーの自覚を持つことを促した。「第4クール」 1日目の練習前に円陣で大山悠輔内野手(27)、佐藤輝明内野手(23)、中野拓夢内野手(26)、伊藤将司投手(26)、西純矢投手(21)の名を呼んだ。秋季キャンプ初日以来の訓示だった。ゲキを受けた 5選手は、直後に 5列に分かれたウオーミングアップの先頭に立ち、声出しを行うなどしてチームメートを鼓舞した。指揮官は、チームリーダー不在の雰囲気を感じ取っていた。坂本、熊谷は大学時代に主将を務めていたことを伝え聞き渋い表情だった。自らの現役時代を回顧した。「リーグ優勝、日本一」に輝いた85年から「3年間選手会長」を務めた経験があり、リーダーとしての役割を発揮していた。現状の物足りなさを感じた模様だ。キャンプも残り約 1週間。指揮官自ら行動に移し、空気をピリッと締め直した。

岡田彰布監督が15日、佐藤輝明内野手に初めて打撃指導を行った。ランチを終え、午後の打撃練習を開始した時だった。ティー打撃でスイングする佐藤輝に、指揮官がジェスチャーを交えアドバイス。主に左手の使い方について助言を送ったとみられ声が飛んだ。佐藤輝は13日の雨天練習で打撃フォームを改造していた。スタンスの幅が広くなり、頭上のラインを越えていたグリップ位置は、顔の横付近まで下がった。この日は新フォームで初となる屋外フリー打撃。この日が合流 3日目。佐藤輝の打撃に、ついに指揮官のメスが入った。岡田監督が拳を握った。安芸のグラウンドで、何度も右ストレートを繰り出した。視線の先には、佐藤輝がいた。午後 1時、ティー打撃を行う若き主砲に歩み寄り、約 4分間の直接指導。高知・安芸での「秋季キャンプ第4クール」初日。打撃時の左手の動きが「猫パンチ」のように弱々しいと指摘。悪い例として、弱々しい「猫パンチ」も実演した。実演指導を交えながら、ボクシングのストレートを繰り出すイメージを助言した。猫が前足の肉球を使ってたたく「猫パンチ」。その打点の高さが今のフォームとダブる。肩の高さから繰り出す左ストレートを意識することで自然とグリップは下がり、レベルスイングに近づく。三振数減、長打力アップにつながると期待する。力強い「パンチ」を放つことで、長打力アップ&三振減を狙う。「侍ジャパン強化試合」に出場するため、10月の「秋季練習」から佐藤輝の打撃については観察するだけだった。キャンプ合流初日の12日も静観。翌13日は直接的な指導は行わず、コーチに託していた。オフを挟み、待ちに待った直接指導のゴングが鳴った。悪癖は見逃さない。佐藤輝は前向きだ。フリー打撃では88スイングで「11本の柵越え打」を放ち、個別練習はロングティーに時間を割いた。リングならぬバッターボックスで大暴れするため、体に「左ストレート」を染みこませた。

板山祐太郎外野手(28=亜細亜大學OB)と北海道日本ハムからトレード移籍の渡辺諒内野手(27)が 1、 3塁の守備練習に着手する。15日はシートノックと特守で岡田監督が見つめる中、 3塁でみっちり練習した。指揮官は複数ポジションの狙いについて説明。大山が 1塁、佐藤輝が 3塁を守るが、アクシデント発生時の備えだ。

及川雅貴投手が15日、高知・安芸での「秋季キャンプ第4クール」初日でフォークを試した。左腕は「1段モーション」からフォークを試すなど65球を投じた。終了後も、トラックマンのデータを安藤優也(44)、久保田智之(41)両投手コーチらとチェックしながら数分間の会話。身ぶり手ぶりをしながら意見をすり合わせていた。秋季キャンプ期間中は「2段モーション」から「1段モーション」へとフォームを試行錯誤中と、さまざまな角度で挑戦している。

岡田彰布監督が「電撃トレード」をぶっちゃけ解説した。打撃強化が課題の中日が内野手の阿部寿樹(32)を放出したことには驚いた様子。報道陣が来季 4年目の石川昂弥内野手(21)の名を挙げると正直な感想を口にした。埼玉西武、千葉ロッテ、東北楽天を経て「154勝」を挙げた涌井秀章投手(36)がライバル球団に加わるが、最後まで遠慮なしの岡田節だった。

阪神電鉄は15日、株式会社スポーツワン(横浜市)との共催で、来年 1月 7日に「甲子園エンジョイラン2023」を開催すると発表した。詳細、応募方法などは甲子園エンジョイラン公式サイトにて。11月16日、午前10時からエントリーを受け付ける。

記事をまとめてみました。

 

 先頭立て! 岡田彰布監督が15日、主力 5選手に対してリーダーの自覚を持つことを促した。「第4クール」 1日目の練習前に円陣で大山悠輔、佐藤輝明、中野拓夢、伊藤将司、西純矢の名を呼んだ。

 「アップからお前らが先頭で引っ張っていけ!」

 秋季キャンプ初日以来の訓示だった。ゲキを受けた 5選手は、直後に 5列に分かれたウオーミングアップの先頭に立ち、声出しを行うなどしてチームメートを鼓舞した。

 岡田彰布監督(左から 2人目)は練習前の円陣でナインに話をする=安芸タイガース球場(安芸市営球場)

 指揮官は、チームリーダー不在の雰囲気を感じ取っていた。「大学、社会人(出身の選手)で、キャプテンやってたやつ誰かおるかと思ったけど、なあ、今来てるメンバーで(ほとんど)いないんやな」。坂本、熊谷は大学時代に主将を務めていたことを伝え聞き「そういう、引っ張っていくというか、なんかそういうのが見えんもんなあ」と渋い表情だった。

 自らの現役時代を回顧した。「俺らでもベーラン(ベースランニング)で先頭走ってたもんな。選手会長の時はな」。「リーグ優勝、日本一」に輝いた85年から「3年間選手会長」を務めた経験があり、リーダーとしての役割を発揮していた。現状の物足りなさを感じた模様だ。

 先頭でウオーミングアップする佐藤輝明内野手(中央)ら阪神ナイン。手前は岡田彰布監督=安芸タイガース球場

 21年シーズンで主将を務めていた大山は「僕はずっとそういう気持ちでやっています。 1軍でやってきたところはあるので、『やっぱり違うな』というのを感じてもらえれば」と背中で引っ張る決意。佐藤輝は「しっかり引っ張っていけるように、まずは自分の成績を出せるように頑張っていきます」。21歳の西純は「『僕かあ』と思って、ビックリしました。そういう気持ちも少しは持ちつつやろうかな思います」と受け止めた。キャンプも残り約 1週間。「もう最後の締めやからな」と指揮官自ら行動に移し、空気をピリッと締め直した。

 

 岡田彰布監督が15日、佐藤輝明内野手に初めて打撃指導を行った。

 高知・安芸の「秋季キャンプ第4クール」初日。ランチを終え、午後の打撃練習を開始した時だった。ティー打撃でスイングする佐藤輝に、指揮官がジェスチャーを交えアドバイス。主に左手の使い方について助言を送ったとみられ「ボクシングのパンチのように」と声が飛んだ。

 岡田彰布監督は練習前の円陣でナインに話をする=安芸タイガース球場

 佐藤輝は侍ジャパンの強化試合から12日にキャンプに合流。かねて佐藤輝の打撃改造を宣言していた岡田監督だったが、合流初日と、雨天により室内練習となった13日は直接的な指導は行わず、コーチに託して動きを観察するだけにとどめていた。

 佐藤輝は13日の雨天練習で打撃フォームを改造していた。スタンスの幅が広くなり、頭上のラインを越えていたグリップ位置は、顔の横付近まで下がった。この日は新フォームで初となる屋外フリー打撃。84スイングで「11本の柵越え」だった。

 この日が合流 3日目。佐藤輝の打撃に、ついに指揮官のメスが入った。

 佐藤輝明内野手を打撃指導する岡田彰布監督=安芸タイガース球場

 「猫パンチ」すな! 岡田彰布監督が15日、佐藤輝明内野手に初めて打撃指導を行った。

 高知・安芸での「秋季キャンプ第4クール」初日。打撃時の左手の動きが「猫パンチ」のように弱々しいと指摘。実演指導を交えながら、ボクシングのストレートを繰り出すイメージを助言した。力強い「パンチ」を放つことで、長打力アップ&三振減を狙う。

◇   ◇   ◇

 岡田監督が拳を握った。安芸のグラウンドで、何度も右ストレートを繰り出した。視線の先には、佐藤輝がいた。午後 1時、ティー打撃を行う若き主砲に歩み寄り、約 4分間の直接指導。「ボクシングのパンチや。『猫パンチ』じゃない」。そう声を飛ばした。悪い例として、弱々しい「猫パンチ」も実演した。

 92年 6月、ダリル・ミラー選手(右)にパンチを放つミッキー・ローク選手

 指揮官は以前から、佐藤輝の打撃フォームの課題として、グリップ位置が高すぎることを挙げている。トップが高いことで「大根切りみたいになってまう」。ボールに対しバットが平行に、線で入ることで捉える確率は高まると分析する。現状は「線で打たなあかんところを点で(打っている)。ハマったらいいけど、なかなかのお」と厳しい評価。そこで、左打者の佐藤輝にとっては「左ストレート」が鍵になるという。

 「ボクシングでも一番強いパンチは肩からのストレートやろ。こないしてボクシングするヤツおれへんやろ、『猫パンチ』でな。こんな弱いのんな」

 猫が前足の肉球を使ってたたく「猫パンチ」。その打点の高さが今のフォームとダブる。肩の高さから繰り出す左ストレートを意識することで自然とグリップは下がり、レベルスイングに近づく。「空振りの確率はレベルで打った方が少ななんのは、当たり前やもんな。ポイント、ズレてもファウルで逃げれる。ええバッターって空振り少ないやんか」。三振数減、長打力アップにつながると期待する。

 岡田彰布監督(中央)は先頭でアップをする佐藤輝明内野手(左)と大山悠輔内野手を見守る=安芸タイガース球場

 「侍ジャパン強化試合」に出場するため、10月の「秋季練習」から佐藤輝の打撃については観察するだけだった。キャンプ合流初日の12日も静観。翌13日は直接的な指導は行わず、コーチに託していた。オフを挟み、待ちに待った直接指導のゴングが鳴った。「グリップが高いことは癖ついとんな。打ってる間に知らんうちに上がってる」。悪癖は見逃さない。

 佐藤輝は「イメージ 1つで変わると思うので試して自分のものにできれば」と前向きだ。フリー打撃では88スイングで「11本の柵越え打」を放ち、個別練習はロングティーに時間を割いた。リングならぬバッターボックスで大暴れするため、体に「左ストレート」を染みこませた。

◆猫パンチ

 猫が、前足の裏についている肉球を使い、飼い主や猫同士などを軽くたたくことをいう。非常に愛らしい姿であるため、SNSの写真や動画でよく愛猫家からよくアップされる。相手に対する攻撃のほか、対象への興味や愛情表現の際にも行っているとみられる。なお俳優のミッキー・ロークが92年 6月に東京・両国国技館でプロボクシングの試合を行い、米国人ボクサーのダリル・ミラーに 1回KO勝ち。なでるようなパンチにファンから「まるで猫パンチのようだ」と失笑を買った。

 先頭に立ちウオーミングアップする、左から西純矢投手、伊藤将司投手、中野拓夢内野手、佐藤輝明内野手、大山悠輔内野手。手前は岡田彰布監督=安芸タイガース球場

○…来季プロ14年目の原口が「レギュラー争い」へアピールを強調した。残留組の鳴尾浜球場で左翼守備に再挑戦中の30歳は「春からアピール合戦じゃないけど、そうなると思う。ファーストと外野でいい練習をして準備していきたいなと思う」。「チーム屈指の勝負強さ」で今季終盤にはクリーンアップも務めたが、貪欲に定位置を狙う。

○…和田 2軍監督が来季 2年目を迎える森木の年内ノースローを明かした。兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で取材に応じ、「(感触を)試すくらいのことはするかもしれないけど、本格的にはしない。痛みが取れてからなので年明けから」と語った。森木は10月の「フェニックスリーグ」で首の張りを訴え、「秋季キャンプのメンバー」から外れていた。同球場の残留練習でも別メニュー調整している。

 

  3塁でシートノックを受ける佐藤輝明内野手。後方は渡辺諒内野手(左)と板山祐太郎外野手=安芸タイガース球場

 板山祐太郎と日本ハムからトレード移籍の渡辺諒が 1、 3塁の守備練習に着手する。

 15日はシートノックと特守で岡田監督が見つめる中、 3塁でみっちり練習した。指揮官は複数ポジションの狙いについて、「 1年間、同じ位置でフル出場できるのは 1人か 2人。なんかあった時の準備だけしとかんとあかん。 1塁もやらさなあかんかもわからん」と説明。大山が 1塁、佐藤輝が 3塁を守るが、アクシデント発生時の備えだ。板山は「自分にとってはチャンス。前向きにやっています」と話せば、渡辺諒も「どっちもできるに越したことはないので、どっちもレベルアップして幅を広げたい」と受け止めた。

 

 及川雅貴投手が15日、高知・安芸での「秋季キャンプ第4クール」初日でフォークを試した。以前から「もう少し奥行きを使えるように、変化球が欲しい」と話しており、左腕は「1段モーション」からフォークを試すなど65球を投じた。

 及川雅貴投手(2022年 5月14日撮影)

 終了後も、トラックマンのデータを安藤、久保田両投手コーチらとチェックしながら数分間の会話。身ぶり手ぶりをしながら意見をすり合わせていた。

 中継ぎから先発に挑戦する左腕は、主にツーシーム、スライダーを武器としていた。秋季キャンプ期間中は「2段モーション」から「1段モーション」へとフォームを試行錯誤中と、さまざまな角度で挑戦している。

 

 岡田彰布監督が「電撃トレード」をぶっちゃけ解説した。

 報道陣から聞かされると「へぇ~」と反応。「いつも楽天はドラフトで右バッター取らへんもんな。生え抜きの右バッターおらんやろ。楽天の試合を解説しとったから。いつも言うとったわ」と、解説者時代から気になっていたポイントだったという。

 岡田彰布監督から打撃指導を受ける佐藤輝明内野手=安芸タイガース球場

 ただ、打撃強化が課題の中日が内野手の阿部を放出したことには驚いた様子で「中日もな、しかし、点取らなあかんのに。どっちか言うと阿部いない方がな(痛い)。誰、使うんやろ?」。報道陣が来季 4年目の石川昂の名を挙げると「でもそんなに、いきなりの戦力アップはないやろ」と正直な感想を口にした。

 佐藤輝明内野手を打撃指導する岡田彰布監督=安芸タイガース球場

 西武、ロッテ、楽天を経て「154勝」を挙げた涌井がライバル球団に加わるが、「まぁ別に。何勝してるからって、若い時に積み重ねてやからな。すごいなあ、涌井もチョロチョロするなあ。初めてセ・リーグか」と最後まで遠慮なしの岡田節だった。

 

 阪神電鉄は15日、株式会社スポーツワン(横浜市)との共催で、来年 1月 7日に「甲子園エンジョイラン2023」を開催すると発表した。

 阪神甲子園球場

 甲子園球場をグラウンドレベルで走り、記念撮影などを楽しめる企画。今回は昨年まで「新型コロナウイルスの感染状況」を踏まえて開催を見送っていたチーム参加型のリレーラン部門が復活する。家族で楽しめるファミリーラン部門や個人で参加できるカジュアルラン部門といった、さまざまな部門も用意されている。

 詳細、応募方法などは甲子園エンジョイラン公式サイトにて。11月16日、午前10時からエントリーを受け付ける。

 

  「三文字」は、残炎ながら手が届かなかったが、よくここまで頑張ってきた!来年に向かって前進だ!ファイトだ!タイガース!来年こそ 夢を掴んで欲しいですね。頑張れ!我らのタイガース!      

 2022年チームスローガン「イチにカケル!」 1を意識し、1にこだわる、その思いを1に「カケル」という言葉にしました。 また赤い数字の1は、イノチをかけて勝利を目指す執念を、また「カケル!」の「ル!」には「心」という文字も表しています。

 ファンの皆さん、このスローガンで共に一番を獲りに行きましょう! 

※このスローガン・デザインは2022年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2022年 オープン戦 最終順位表

 

 2022年 交流戦最終順位表

 

 2022年 公式戦 順位表

 

 2022年 公式戦日程表と結果(09月)

 

 2022年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

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