●阪神は延長戦で今季初のサヨナラ負けを喫して連敗となった。先発の西勇輝投手(33)が 7回無失点と好投。抜群の制球力で的を絞らせず、スコアボードにゼロを刻んだ。 8回に2番手で岩崎優投手(32)が登板したが、丸佳浩外野手(35)に同点の適時打を許し今季14試合目の登板で初失点。同点に追いつかれた。だが、その後、バントヒットと坂本の失策で広がった一死 1、 3塁のピンチは踏ん張り、虎将も責めなかった。それでも、島本浩也投手(30)が 1- 1で迎えた延長10回一死満塁の大ピンチで吉川尚輝内野手(29)に中前への劇打を許し、岡田虎は力尽きた。今季30試合目で初のサヨナラ負け。チームは今季延長戦 7試合目で初の黒星となった。 4月10、11日の広島戦以来の連敗となった。変わらず首位をキープしているが、2位巨人とは1ゲーム差に迫られた。チームの改善点を冷静に分析し、敗戦を糧にする。 5日は必ずやり返す。
●またも好投が実らなかった。先発した西勇は 7回3安打無失点。今季初勝利の権利を持って降板するも、救援陣が打たれた。憧れの先輩、巨人・菅野智之投手(34)との投げ合いでの〝初勝利〟もお預けとなった。先発した西勇輝投手が 7回無失点と好投した。 1回は一死 1塁から吉川に右中間への安打を浴びるも、本塁を狙った走者を森下翔太外野手(23)―小幡竜平内野手(23)―坂本誠志郎捕手(30)とつないでタッチアウト。岡本和真内野手(27)を空振り三振に斬って、無失点で走り出した。 2回以降は 7回までわずか被安打1。 5回に二死 3塁のピンチを背負ったが、投げあった菅野を 2ゴロで得点を許さず。 7回も二死 1塁から代打・大城卓三捕手(31)に投じたこの日 102球目で中飛に打ち取り、右のこぶしを突き上げた。 7回 3安打に抑え、奪った三振は7つ。中15日で臨んだ登板で、今季初勝利の権利を持って降板した。 8回のマウンドには岩崎が上がった。登板ここ 3試合で23回1失点も、打線の援護は計 2点。岡田監督も同情する。この日も緩急自在の投球で巨人打線を翻弄し、 7回 102球で降板したが、 1- 0の 8回に岩崎が同点に追いつかれた。今季未勝利も 4試合に登板して防御率1.27。これからも安定感抜群の投球を続けていく。
●現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍した漆原大晟投手(27)は4番手で延長10回に登板。一死から代打・萩尾匡也外野手(23)にストレートの四球を与えたところで降板した。その後、島本がサヨナラ打を浴びて移籍後初黒星がなった。リベンジを誓った。
●岩崎は 1― 0の 8回に2番手として登板するも今季14試合目で初失点。同点に追いつかれ、反省した。先頭の門脇誠内野手(23)に中前打で出塁を許し、一死 2塁のピンチから丸佳浩外野手(35)に高めに浮いた球を捉えられて右前適時打を浴びた。これで 7回無失点の好投で降板した先発西勇輝投手の勝ち星が無情にも消えた。その後も内野安打と失策で一死 1、 3塁とされるも、ここは吉川、岡本和を抑えて追加点は与えず。気持ちを切り替えた。先発・西勇の勝利は消えたものの、逆転は許さず 9回の攻撃につないだ。
●阪神の森下翔太外野手と小幡竜平内野手が鮮やかな中継プレーで危機を救った。 1回の守備で、先発の西勇は2番・佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)に中前打で出塁を許すと、一死 1塁から吉川に右中間への鋭い当たりを打たれる。強く転がる打球だったが、これを右翼・森下が滑り込みながら処理してすぐさま内野へ返球。これをカットした小幡が、一気に本塁を狙った 1塁走者をストライク送球で封殺した。続く二死 2塁のピンチは西勇が岡本和を空振り三振。森下&小幡の同級生コンビが息の合った中継プレーで先制点を与えなかった。森下翔太外野手は東海大相模高の先輩・菅野から 2本の 2塁打。通算の対戦打率を.556とした。 1回にライナーで左中間を破り、 4回は詰まりながら 1塁後方へ落とした。小幡竜平内野手が好スローで先制点を防いだ。 0- 0の初回一死 1塁。俊足のドラフト3位佐々木を走者に置く中、3番吉川が右中間へのクリーンヒットを放った。佐々木は 2塁、 3塁も回り、一気にホームへ突入。小幡は右翼森下からボールをつながれ、捕手坂本へそのまま送球。タッチのしやすいやや 3塁側へのボールで、タッチアウトに仕留めた。今季 4度目の遊撃スタメン。いきなり、自慢の強肩が光った。
●阪神は 4回、シェルドン・ノイジー外野手(29)の適時打で先制した。前夜の苦しさをバットで晴らした。この回先頭の森下が 1塁手の後ろに落とす 2塁打で出塁し、二死 3塁でノイジーが打席へ。外角のスライダーを流し打ち、打球は 1、 2塁間を破った。 3日の同戦では左翼に上がったライナー性の飛球を捕り損ねる失策で、 4回の守備から途中交代となった背番号7が貴重な先制点を奪った。
● 5日の巨人戦(東京ドーム)に先発する才木浩人投手(25)はキャッチボールなどで調整した。ここまで 5試合に登板して2勝1敗、防御率1.74の成績を残す右腕。巨人との対戦は今季 2度目で、今季初登板だった 3月31日には6回無失点と好投した。 3日のカード初戦では両軍合わせて4本の本塁打が飛び出したこともあり、警戒。チームトップの大竹耕太郎投手(28)に並ぶ3勝目を目指す。
●育成の髙橋遥人投手(28)が先発し、 1回1安打1四球で無失点に抑えた。甲子園での登板は、2021年11月 6日の巨人とのクライマックスシリーズ(CS)で先発して以来、 910日ぶり。左肘の靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)などを乗り越えて聖地のマウンドに立った左腕は、幸せをかみしめた。乾いたミットの音を甲子園に響かせ、スタンドの虎党ファンを喜ばせた。本拠地のマウンドに 910日ぶりに帰ってきた高橋が、感慨深げに心情を吐露した。先頭のB・バスケスを 147キロ直球で空振り三振。仲村は緩い当たりの 1ゴロに仕留めた。宜保にストレートの四球を与えた後、西川には中前に運ばれ二死 1、 2塁を招いたが、Y・バスケスをカウント 0- 2から内角に切れ込むスライダーで空振り三振に斬った。打者 5人を相手に 1安打 1四球。さらに上のレベルを見据えた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 2- 1阪神>◇ 8回戦◇阪神 3勝 4敗 1敗◇ 4日◇東京ドーム
 阪神は延長戦で今季初のサヨナラ負けを喫して連敗となった。
 先発の西勇輝投手が 7回無失点と好投。抜群の制球力で的を絞らせず、スコアボードにゼロを刻んだ。 8回に2番手で岩崎が登板したが、丸に同点の適時打を許し今季14試合目の登板で初失点。同点に追いつかれた。


 サヨナラ負けを喫し、島本浩也投手を迎えた西勇輝投手と漆原大晟投手=東京ドーム
 打線は 4回に先頭の森下が 2塁打で出塁し、二死 3塁でシェルドン・ノイジー外野手(29)が右前適時打。 3日の同戦では左翼に上がったライナー性の飛球を捕り損ねる失策を犯したが、この日は貴重な先制点を奪った。試合は延長10回、一死満塁で5番手・島本が吉川に中前適時打を許してサヨナラ負け。チームは今季延長戦 7試合目で初の黒星となった。


 ベンチで渋い顔を見せる岡田彰布監督=東京ドーム
 阪神が今季初のサヨナラ負けを喫した。
 先発西勇輝投手が 7回3安打無失点の快投。ノイジーの先制打で挙げた 1点リードを守り抜いた。
 しかし 8回に2番手として上がった岩崎が今季初失点を喫し、試合は振り出し。同点のまま延長戦を迎え、逆転負けを許した。
 今季30試合目で初のサヨナラ負け。 4月10、11日の広島戦以来の連敗となった。変わらず首位をキープしているが、2位巨人とは1ゲーム差に迫られた。


 延長10回、ベンチの岡田彰布監督(右)=東京ドーム
 阪神は今季初のサヨナラ負け。延長に突入した試合は2勝4分けで負けなしだったが、 7試合目で初黒星を喫した。約 1カ月ぶりの連敗も、岡田彰布監督は「そんなんで深刻になっとったら 1年間できるかいな」と気にせず。2位巨人に 1ゲーム差に迫られたが、 5日は勝って同一カード3連敗を阻止する。
 延長に入れば、無敗を誇った虎がついに敗れた。今季初のサヨナラ負けを喫し、G党の大歓声にわく東京ドームで黒星も2つ連なった。だが、長く険しい長丁場のシーズンの戦い方を知り尽くす岡田監督は強気を崩さなかった。
 「まあそら、 2つ負けるときもあるよそら。そんなんで深刻になっとったら、 1年間できるかいな。向こうも、相手あるんやから。もうちょっとちゃんとしたら負けを防げたかなということやからな、結局は」


 10回表阪神無死 1塁、代走を告げた岡田彰布監督=東京ドーム
 淡々と振り返ったが、〝まさか〟の場面は試合終盤にやってきた。岩崎が 8回に丸に同点打を浴び、今季初失点で試合は振り出し。だが、その後、バントヒットと坂本の失策で広がった一死 1、 3塁のピンチは踏ん張り、虎将も「丸の時だけ、あれだけ高めにいったけどな。あとは抑えたし」と責めなかった。それでも、島本が 1- 1で迎えた延長10回一死満塁の大ピンチで吉川に中前への劇打を許し、岡田虎は力尽きた。
 指揮官は「だからやっぱりフォアボールよな。フォアボールが絡むよな、点が入るときに。別に右対右で。それが余分になってくるよな」と指摘。この回の先頭からバトンを受けた漆原が一死から代打・萩尾に四球を与え、 1塁走者を置いた場面から島本を投入。先の先を読む起用に
〝誤算〟が生じる四球に加え、延長10回に代走・植田がバルドナードのけん制に飛び出し、アウトになるなど、課題も出た。


 10回裏巨人一死満塁、島本浩也投手は吉川尚輝内野手にサヨナラ中適時打を打たれベンチへ引き揚げる=東京ドーム
 植田の走塁について岡田監督は「そんなん言われへんやんか。作戦は言われへんよ」と多くは語らなかった。百戦錬磨の虎将がチームを率いる上での信条の一つは、同一カード3連敗をしないこと。今季はまだ一度もない。
 「バントのミスも出るし、もっと普通にいけてるところを苦しく、苦しくなるからな。単に 0点に抑えた、 1点に抑えたじゃないよ。打順が進むんやから、一つのああいうミスによって、フォアボールによって。何にもせんと進んでいくんだから、そういうことを考えなアカンわな」
 チームの改善点を冷静に分析し、敗戦を糧にする。 5日は必ずやり返す。

 


 巨人戦に先発した西勇輝投手=東京ドーム
 先発した西勇輝投手が 7回無失点と好投した。 1回は一死 1塁から吉川に右中間への安打を浴びるも、本塁を狙った走者を森下―小幡―坂本とつないでタッチアウト。岡本和を空振り三振に斬って、無失点で走り出した。
  2回以降は 7回までわずか被安打1。 5回に二死 3塁のピンチを背負ったが、投げあった菅野を 2ゴロで得点を許さず。 7回も二死 1塁から代打・大城に投じたこの日 102球目で中飛に打ち取り、右のこぶしを突き上げた。 7回 3安打に抑え、奪った三振は7つ。中15日で臨んだ登板で、今季初勝利の権利を持って降板した。 8回のマウンドには岩崎が上がった。


 阪神先発・西勇輝投手=東京ドーム
 西勇輝投手が快投でバトンをつないだ。 7回3安打無失点。 4月18日の巨人戦以来、中15日での先発マウンドで力を発揮した。 1- 0のまま、勝ち投手の権利を得て、マウンドを降りた。
 初回に 2本の安打を浴びたが、ピンチで4番岡本和を空振り三振に仕留めた。 2回以降は巨人打線を寄せ付けず、抜群のコントロールで制圧した。 2回から 7回二死までは安打を許さなかった。
 相手先発菅野との対決では、過去4度全て勝敗つかず。今回が 5度目の対決だ。19年まで4年連続で自主トレをともにした間柄の 2人が、シビれる投手戦を演じてみせた。スピードゲームで東京ドームのファンを魅了した。


 1回裏巨人二死 塁2、岡本和真内野手を三振に仕留めガッツポーズを見せる西勇輝投手=東京ドーム
 またも好投が実らなかった。先発した西勇は 7回3安打無失点。今季初勝利の権利を持って降板するも、救援陣が打たれた。憧れの先輩、巨人・菅野との投げ合いでの〝初勝利〟もお預けとなった。
 「菅野さんがほんとによかったんで。いい投げ合いができた。早く菅野さんに勝ちたいなという感じですね」
 菅野とは2016年から 4年間、合同自主トレを行った間柄で、今季 2度目、通算 5度目のマッチアップ。これまでは勝ち投手になったことはなかっただけに悔しさもあるが、「別に個人の勝ちじゃないんでね」と悲壮感はなかった。


  5回裏巨人二死 3塁、菅野智之投手を 2ゴロに仕留めグラブをたたく西勇輝投手=東京ドーム
 登板ここ 3試合で23回1失点も、打線の援護は計 2点。岡田監督も「西が投げてるときは、こんなんばっかやもんなあ。なかなかな、援護点がないから」と同情する。この日も緩急自在の投球で巨人打線を翻弄し、 7回 102球で降板したが、 1- 0の 8回に岩崎が同点に追いつかれた。
 「(岩崎)優も、次からまた続けてゼロ(失点)でいければいいと思っているし。自分的にはチームが負けたことが一番悔しい」
 今季未勝利も 4試合に登板して防御率1.27。これからも安定感抜群の投球を続けていく。

 


 延長10回、走者を残して降板する漆原大晟投手=東京ドーム
 現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍した漆原大晟投手は4番手で延長10回に登板。一死から代打・萩尾にストレートの四球を与えたところで降板した。その後、島本がサヨナラ打を浴びて移籍後初黒星がなった。「出したランナーがああいう形になって…。もう一度やるべきことがあると思う。次にしっかり抑えることが大事。抑えられるように頑張ります」とリベンジを誓った。

 

 岩崎は 1― 0の 8回に2番手として登板するも今季14試合目で初失点。同点に追いつかれ、「負けてしまったので自分のせいですね」と反省した。先頭の門脇に中前打で出塁を許し、一死 2塁から丸に高めに浮いた球を捉えられて右前適時打を浴びた。その後も内野安打と失策で一死 1、 3塁とされるも、ここは吉川、岡本和を抑えて追加点は与えず。「同点で粘れたところは明日につなげてまた頑張ります」と気持ちを切り替えた。

  8回 登板した投手岩崎優投手=東京ドーム
 岩崎優投手が、巨人打線に捕まった。 1点リードの 8回に登板。
 一死 2塁のピンチで丸に右前への同点適時打を許した。これで 7回無失点の好投で降板した先発西勇輝投手の勝ち星が無情にも消えた。


  8回裏巨人一死 2塁、丸佳浩外野手は右前適時打を放った。投手岩崎優投手=東京ドーム
 阪神は1―0の八回、この回から登板した岩崎優投手が失点、同点に追いつかれた。
 この試合まで防御率0・00の男は、7回無失点と好投の西勇に代わって2番手で登板。しかし先頭の門脇に中前打を許すと犠打を決められ1死二塁。ここで丸に右前適時打を許し、今季14試合目の登板で初の失点となった。


  8回、丸佳浩外野手に適時打を許し、同点に追いつかれた岩崎優投手=東京ドーム
 なお一死 1塁で続く佐々木が犠打。捕手・坂本は打球を拾い上げたもののボールを握り損ねたか、誰もいないところに悪送球。一死 1、 3塁とピンチが拡大した(記録は内野安打と捕手の失策)。しかし続く吉川を捕邪飛、岡本を 3直に打ち取った。先発・西勇の勝利は消えたものの、逆転は許さず 9回の攻撃につないだ。

 

 阪神の森下翔太外野手と小幡竜平内野手が鮮やかな中継プレーで危機を救った。 1回の守備で、先発の西勇は2番・佐々木に中前打で出塁を許すと、一死 1塁から吉川に右中間への鋭い当たりを打たれる。強く転がる打球だったが、これを右翼・森下が滑り込みながら処理してすぐさま内野へ返球。これをカットした小幡が、一気に本塁を狙った 1塁走者をストライク送球で封殺した。続く二死 2塁のピンチは西勇が岡本和を空振り三振。森下&小幡の同級生コンビが息の合った中継プレーで先制点を与えなかった。

 1回、 2塁打を放った森下翔太外野手=東京ドーム
 森下翔太外野手は東海大相模高の先輩・菅野から 2本の 2塁打。通算の対戦打率を.556とした。「最近良い当たりが出ていなかったので、一本最初に出せてよかった」。 1回にライナーで左中間を破り、 4回は詰まりながら 1塁後方へ落とした。守備でも 1回に一死 1塁から右中間の打球を滑り込みながら処理し、小幡―坂本とつないで失点を阻止。「(小幡)竜平のボールもすごくよかった。練習のことが出たと思う」とうなずいた。

 1回裏巨人一死 1塁、小幡竜平内野手は吉川尚輝内野手の安打を森下翔太外野手から中継し本塁へ返球する=東京ドーム

 小幡竜平内野手が好スローで先制点を防いだ。
  0- 0の初回一死 1塁。俊足のドラフト3位佐々木を走者に置く中、3番吉川が右中間へのクリーンヒットを放った。佐々木は 2塁、 3塁も回り、一気にホームへ突入。小幡は右翼森下からボールをつながれ、捕手坂本へそのまま送球。タッチのしやすいやや 3塁側へのボールで、タッチアウトに仕留めた。
 今季 4度目の遊撃スタメン。いきなり、自慢の強肩が光った。


 1回、吉川尚輝内野手の 2塁打での中継プレーで本塁へ送球する小幡竜平内野手=東京ドーム
 「8番・遊撃」で 4試合ぶりに先発出場した小幡が、失点のピンチを救った。 1回一死 1塁から吉川の右中間への打球を処理した森下から返球を受けると、坂本へストライク送球で本塁を狙った走者をタッチアウト。「自分が取ったときにムーさん(中野)も大山さんも『ホームホーム』と声をかけてくれてくれたのでスムーズにいけました」。自慢の肩を披露した。

 

 阪神は 4回、シェルドン・ノイジー外野手の適時打で先制した。
 前夜の苦しさをバットで晴らした。この回先頭の森下が 1塁手の後ろに落とす 2塁打で出塁し、二死 3塁でノイジーが打席へ。外角のスライダーを流し打ち、打球は 1、 2塁間を破った。 3日の同戦では左翼に上がったライナー性の飛球を捕り損ねる失策で、 4回の守備から途中交代となった背番号7が貴重な先制点を奪った。


 適時打を放ったシェルドン・ノイジー外野手=東京ドーム
 シェルドン・ノイジー外野手(29)が先制打を放った。 4回二死 3塁で菅野の外角のスライダーを流し打ち。打球は 1、 2塁間を破った。 3日の同戦では左翼に上がったライナー性の飛球を捕り損ね、 4回の守備から途中交代となったが、この日はバットで結果を出し「打点がついて、得点につながったのでよかった」と振り返った。

  4回、先制の適時打を放ったシェルドン・ノイジー外野手=東京ドーム
 シェルドン・ノイジー外野手が先制打を放った。 4回二死 3塁で菅野の外角のスライダーを流し打ち。打球は 1、 2塁間を破った。 3日の同戦では左翼に上がったライナー性の飛球を捕り損ね、 4回の守備から途中交代となったが、この日はバットで結果を出し「打点がついて、得点につながったのでよかった」と振り返った。

 


 試合前、キャッチボールする才木浩人投手=東京ドーム
  5日の巨人戦(東京ドーム)に先発する才木浩人投手(25)はキャッチボールなどで調整した。ここまで 5試合に登板して2勝1敗、防御率1.74の成績を残す右腕。巨人との対戦は今季 2度目で、今季初登板だった 3月31日には6回無失点と好投した。 3日のカード初戦では両軍合わせて4本の本塁打が飛び出したこともあり、「ドームは狭いので、一発食らっちゃいけないところで食らわないように、しっかり丁寧に行ければ」と警戒。チームトップの大竹に並ぶ3勝目を目指す。


 調整する才木浩人投手=東京ドーム
 才木浩人投手が 1発警戒で 5日巨人戦(東京ドーム)に先発する。
 今季初先発となった 3月30日以来となる伝統の一戦。前日 3日には両軍合わせて4本塁打。改めて注意深く臨む。「 1発を食らってはいけないところで食らわないように。あとは思い切って大胆に行ければ」。
 前回登板では感覚が良かったがゆえに力みにつながった。「もう感覚も(頭に)入っている。問題ないと思う」と万全の状態で向かう。この日はキャッチボールなどで調整を行った。

 

 ウエスタン・リーグ<阪神 8- 0くふうハヤテ>◇ 7回戦◇阪神 2勝 4敗 1分◇ 4日◇阪神甲子園球場
 育成の髙橋遥人投手が先発し、 1回1安打1四球で無失点に抑えた。甲子園での登板は、2021年11月 6日の巨人とのクライマックスシリーズ(CS)で先発して以来、 910日ぶり。左肘の靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)などを乗り越えて聖地のマウンドに立った左腕は、幸せをかみしめた。
 乾いたミットの音を甲子園に響かせ、スタンドの虎党ファンを喜ばせた。本拠地のマウンドに 910日ぶりに帰ってきた高橋が、感慨深げに心情を吐露した。


 阪神先発の髙橋遥人投手=阪神甲子園球場
 「久しぶりの甲子園のマウンドで、歓声もすごく聞こえましたし、ここで投げることができて楽しかったですし、幸せだなと思いました」
 先頭のB・バスケスを 147キロ直球で空振り三振。仲村は緩い当たりの 1ゴロに仕留めた。宜保にストレートの四球を与えた後、西川には中前に運ばれ二死 1、 2塁を招いたが、Y・バスケスをカウント 0- 2から内角に切れ込むスライダーで空振り三振に斬った。打者 5人を相手に 1安打 1四球。「投げているボールもまだまだですし、もっと良くなれるようにやっていきたい思います」とさらに上のレベルを見据えた。

 

※ 5月 5日の予告先発は、巨人・高橋礼投手(28)―阪神・才木浩人投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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